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コラム 2024.04.11

地域財政を立て直す「新・庄屋」思考とは?

こんにちは。農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。

農業歴35年の農業コンサルタントです。現在、講演、講座、研修、セミナーなどで

新規農業者、若手農業者、企業農業参入などをサポートさせていただいていております。

また、”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ

農業ビジネススクール(農ビジ会)やyoutube(農テラスチャンネル)などで

全国農業者へ農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。

 

さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは

地域財政を立て直す(山下理論)

私の地域創生とそのビジョンについて7回シリーズでお届けしております。

今回は第4回。

 

前回までのあらすじは

地域財政を立て直す答えは「新・産業クラスターの構築」。

その上で最大の壁となるのが「世襲制度」そして

地域課題を委託するターゲットが農家農民だということ。

これこそが地域財政を不安にさせる本質ではないか?という警鐘です。

 

今回はいよいよ対策案についてです。

その方策とは「新・庄屋」を作るということ。

財政確保の役割である庄屋をつくるという内容です。

 

さて、

とは言え、地域財政はまたなし、このまま地域の「ヒト」が減っていくのでは

自由に使える地方税が減っています。地方税が減ればインフラ整備の資金が足りなくなります。

資金不足財政難に陥れば、最初に予算を削られるのは・・・

そう、農村です。

 

地方歳入は自由に使える地方税と国から支給される各種交付金。

国からの交付金は地方でハンドリングできるモノではありません。

なぜなら無理にそれを実行しようとすれば地元政治家と癒着するしかないからです。

 

地域創生、ビジョンを語る上でマストなのが「財政確保」

つまりおカネを生むシステムが必要なのです。

実は昔はその役割が地方に存在していました。

 

それが「庄屋」です。

庄屋は地域や農民をとりまとめ、出来た成果物を換金してくれるプラットホームの役割。

今こそ、そのシステムの必要性が見直されています。

庄屋機能は言わずと知れた「資本(お金:財源)」を稼ぐチカラ、原動力。

 

このように昔の良き仕組みはある一定期間を経てスパイラル上で戻ってくるのです。

ただ、昔の時代とは違って「材料」で稼ぐだけでは非効率的です。

これからの時代、効率的に稼ぐには材料より「製品」、製品より「商品」です。

具体的に言えば材料生産から食品生産への転換です。

更にマーケットは国内にとどまらずグローバルに展開しなければなりません。

具体的に言えば国内流通より海外輸出へシフトするということです。

これが新・庄屋の役割です。

ですから、地方を活性化させるにはこの庄屋の役割を担う「ヒト」が必須となるのです。

 

次回は「それでも憚る原住民の壁」についてです。

 

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山下弘幸ヒストリー① 卑屈な幼少時代

https://notera.co.jp/news/3158/

 

山下弘幸ヒストリー② 親との確執

https://notera.co.jp/news/3160

 

山下弘幸ヒストリー③ 人を育てる農家になる

https://notera.co.jp/news/3164

 

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