こんにちは。農業講演家の山下弘幸（やましたひろゆき）です。

農業歴35年の農業コンサルタントです。現在、講演、講座、研修、セミナーなどで

新規農業者、若手農業者、企業農業参入などをサポートさせていただいていております。

また、”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ

農業ビジネススクール（農ビジ会）やyoutube（農テラスチャンネル）などで

全国農業者へ農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。

さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは農業の現状と未来について

【農業の現状】

 

農業の現状の話になると農家や農業関係者は口を揃えて

 

「厳しい、厳しい」としか言わない。

 

私はこれにうんざりしている。なぜならば私が20歳になり

 

親元就農した時から35年間ずーっと言われ続けてきたからだ。

 

そこで今回は実際に何が起きているのか次の３つで考えてみた

 

・ヒトの問題

 

これは後継者や担い手がいないとか農家が高齢化しているとか、そういうことが

 

取りざたされているが、それよりもパワーバランス問題ではないかと思います。

 

例えば昭和型、平成型、令和型人間が混在していることだ。

 

特に農業界では昭和型の人間の割合が7割以上を占めている。

 

結論、昭和型の古い考えの方多い業界なのでイノベーションが起きにくい体質なのだ。

 

プレイヤーも変わらない、しかし農業ゲームやルールは変わる。

これこそが農業の現状であり、課題なのです。

 

 

・カネの問題

 

次にお金の問題について。これは資材費高騰だの農産物の価格が上がらないだの

 

農業所得が減っただのがクローズアップされがちだが、本質的なことは

 

格差の問題です。つまり農業所得の差が開いているということです。

例えば農業所得1000万の農家もいれば赤字の農家も混在する。

これが情報化社会において視える化され始めてきたため、お金で苦しむ農家が増えてきたのです。

 

・モノの問題

 

最後にモノの問題について。これは温暖化が生産量に影響している問題です。

温暖化の問題は大きく2つ

冬、暖かいこと、夏、夜温が下がらないコト

 

 

これが私なりの農業の現状解説です。

 

次回は【農業の未来】について書きたいと思います。

 

 

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山下弘幸ヒストリー①　卑屈な幼少時代

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山下弘幸ヒストリー②　親との確執

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