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ブログ 2022.02.10
貴方が農業の未来をダメにしている！？
こんにちは。脳を耕す農業講演家の山下弘幸（やましたひろゆき）です。
今回の、農テラスブログのテーマは
さて、今回は「貴方が農業の未来をダメにしている！？」というお話です。
先日、事業承継問題について講演させていただく機会がありました。
事業承継問題は若手農業者にとっても事業を次世代に引き継ぐ事業主世代にとっても
大きな課題です。
結論、「事業承継は1秒でも早くすべき。」というのが私の持論です。
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【経営上達法】
理由は2つあります。
一つ目はシンプルで経営というのはやらないとわからないからです。
そして、経営は何年かやっていくうちに上手になるモノだからです。
例えばいくら水泳が上達する本を読んでもプールに行って水に入らなければ
泳げるようにもなりませんし、泳ぎは上達しませんよね。
同じようにいくら経営を学んでも、実際にやらないと上達しないのです。
現在、私が知る限り、農業で成功されているほとんどの方が20代、30代前半で経営権を持たれた方ばかりです。
2つ目は
農業はこれまで営農ができていればよかったのですが、今や経営感覚のない農家は
どんどん淘汰されています。
親の代までは調子のよかった農家さんも息子の代になったとたんうまくいかなくなったなんて事例は山ほどあります。
私は農大を卒業して35年が経ちますが当時100名の同級生の中で70名が就農しましたが
そして今ちゃんと農業経営ができているのは30名ほどです。
営農と経営の違いは明確です
営農はモノを作ることを追求し、経営は利益を追求します。
いやいや、みんな利益を追求している。だってみんな稼ぎたいって思っているし・・・
いや、私はそうは思いません。
本当に稼ぎたいって思っている人はかなり少ないと思います。
本気で稼ぎたいのなら
もっとおカネや数字にコミットメントするはずです。
でも、経費も自分が働いた時間も売り上げもどんぶり勘定の方は
相変わらず多いのではないでしょうか？
私は27歳で経営移譲してもらいました。
そこから私は25年間ずっと自分でおカネと時間を稼いできました。
これまでずっと家族のみならず、従業員も養ってきました。
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【コックピット】
経営するって経営をやったことのない人には決してわからない見えない
プレッシャーってのがあるんです。
例えるなら家族、従業員を乗せた航空機を操縦するパイロットのようなものです
フライト中は常に気を抜くことはできません。
なぜなら、自分がコックピットに座り舵を取らなければいけないからです。
フライト中は常に状況が変化します。
風向きや気圧が変わったり、天候はめまぐるしく変化したりします
パイロットはその瞬間その瞬間を自分で判断して、決断して、実行しなければいけないんです。
自分が判断ミスすれば乗客である、従業員、家族とともにその航空機は墜落してしまいます
その航空機に乗っている乗客はのんびりと寝てたり映画を見てたりしていても
パイロットは寝るわけにはいきません。
なぜなら
無事にその家族、従業員を目的地まで連れて行かなければいけないからです。
しかし、その航空機のパイロットは長いフライトしているうちに高齢化していきます。
そうなると、判断を間違えたり、決断が遅れたり、実行ができなかったりします。
そうならないようにとなりに座っている副操縦士にメイン操縦を任せようとする。
これが一般的な企業の事業承継のやり方です。
メイン操縦士は父親そしてサブ操縦士は息子
父親の操縦を隣で見ている息子は俺にも操縦をやらせて欲しいって思い始めます
しかし、父親はダメだ、操縦は簡単そうに見えるが、難しんだぞって
なかなかメイン操縦を譲ってくれないのです。
しかし、父親にしても、後ろに乗っている家族従業員を乗せたこの航空機を墜落させるわけにはいかない。
いくら息子が隣で操縦の仕方を見ていたからといってそう簡単ではないから任せるわけにはいかない。
これが今起きている事業承継問題なのです。
続きは本日配信されるメルマガにて
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第4日：2022年３月26日（土）人を上手に使うことこそコスパを良くする武器になる
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山下弘幸（やましたひろゆき）プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1vbuRs5qxIMIVu6itJZCOuWV1ATibXRi2/view?usp=sharing
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