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ブログ 2026.07.09

農家から見透かされている農業を甘く見ている人

 

これからの農業戦略

農ビジセミナー『メール講座』第361号”

脳を耕す農業者”のコミュニティ

「農ビジ会」を運営している農テラスの

山下弘幸(やましたひろゆき)です。

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【お知らせ】

7月の農ビジセミナー

いよいよ明日開催です!

開催日:7月10日(金)19:00~

 

テーマは「農業のファンビジネス」

bloom代表の菅原薫さん

(元農業普及員)に

ご登壇いただきますよ。

たくさんのご参加お待ちしています。

 

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本日のテーマは

「農家から見透かされている農業を甘く見ている人」

 

農業の本当の難しさは、

何だと思いますか?

 

栽培?販売?経営?雇用?

 

答えは

 

「お金を稼ぐこと」です。

 

これを聞いて

「わかってますよ」と

思った方、ちょっと待ってください。

 

それが、本当にわかっているかどうか

 

実は

農家から見透かされているんです。

 

今回は日本の農業が衰退する要因を

山下なりに深堀していきたいと思います。

 

例えば新農業者が

農業を始める前、こんなことを考えます。

 

「栽培が難しそうだ」

「いいものを作るのが大変なんだろうな」と

 

一方で、「販売が苦手な農家が多いと聞くけど、

自分は営業をずっとやってきたから、

そこは得意だ」と思う人もいます。

 

他の事業で経営をやってきた人なら、

「農業の経営なんて、自分ならできる」と

感じる方もいる。

 

データ管理や業務改善、DXといった分野が

まだ農業界に浸透していないと知って、

「それは自分の強みが活かせる場所だ」と

意気揚々と農業に踏み込む人もいます。

 

気持ちはよくわかります。

それぞれの分野で積み上げてきたものがある。

 

農業に持ち込めば、

きっと差別化できると思うのは

自然なことです。

 

ただ、私は

農業を始めようとしている人に対して、

そう簡単に「やってみましょう」とは言えません。

 

なぜかというと、

農業の本当の苦悩を知っているからです。

 

国も行政も、農業をやる人を応援しています。

補助金を出して、研修制度を整えて、

就農支援もある。

 

それだけ力を入れているということは、

裏を返せば「農業は誰でも始められる」という

前提で動いているとも言えます。

 

だから支援の手を伸ばせる。

 

でも私は、そう思っていません。

 

 

農業は誰でもできる仕事ではない

 

 

と思っています。

 

少なくとも

 

「誰でも食っていける仕事」ではありません。

 

では、何が難しいのか。

 

答えはシンプルです。

 

「お金を稼ぐこと」が難しい。

 

 

「そのくらい知ってます」という声が

聞こえてきそうです。

 

でも、もう少し聞いてください。

 

毎月25日に

固定給が振り込まれる生活をしてきた人が

「お金を稼ぐのが難しい」という言葉を

 

どれほどリアルに受け取れるでしょうか。

 

農業には、

定期的に入ってくるお金がありません。

 

毎月決まった日に

口座に振り込まれるものが、ない。

 

それだけではありません。

 

会社員であれば、

病気で動けなくなっても傷病手当があります。

 

仕事を失っても失業保険がある。

 

長年勤めれば退職金もある。

会社によってはボーナスだってある。

 

年金も社会保険も、自分で計算しなくても

給料から天引きされて、

使っていい分だけが手元に残る。

 

この仕組みが、農業には一切ありません。

全部、自分で考えて、

自分で捻出して、

自分で動かさなければいけない。

 

これをどれだけリアルに想像できているか、

ということです。

 

ちょっと別の話をします。

 

親元を離れて、初めて一人暮らしをした経験の

ある人は多いと思います。

 

自炊したことがなかった人が、

初めて台所に立つ。

 

そのとき、「親がごはんを作ってくれていたことが、

こんなにありがたいことだったのか」と

気づく瞬間があります。

 

ゴミも自分でまとめて出す。

お風呂も自分で掃除する。

トイレットペーパーだって、

当たり前のようにトイレにあったけど、

あれは自分が知らないうちに母が買ってきて、

補充してくれていたものだった。

そういうことに、初めて気がつく。

 

農業の世界に踏み出すということは、

それに近い感覚だと私は思っています。

 

これまで

会社という仕組みの中で守られていたものが、

 

全部なくなる。

 

自分で稼いで、

社会保険料を自分で計算して支払って、

パートやアルバイトに給与を払って、

税金を払って、

 

その残りで自分の生活を成り立たせる。

 

それだけではありません。

 

家族を養う。子どもを育てる。

 

老後の備えまで、

 

その中からつくっていかなければいけない。

 

これが農業の現実です。

 

栽培技術を磨いて、

いいものを作れるようになったとしても、

 

それだけでは食えません。

 

販売ルートを確保して、

経営を回して、

数字を見て、

人を動かして、

その全部を自分でやりながら、

 

 

毎年、毎月、お金を生み出し

続けなければいけない。

 

しかも農業は、

天候ひとつで収量が変わります。

価格は市場に左右されます。

何年も丹精込めて育てた果樹が、

一度の大雪で全滅することだってある。

 

そのリスクを全部、

自分で抱えていくのが農業です。

 

 

私は元農家です。

農業をやってきました。

そのころから自分で稼いで

家族を養ってきました。

 

だから今、

農業以外の仕事でも

 

稼げるようになっています。

 

そしてやっと

 

こう言えるようになりました。

 

「これで、農業に戻れる」と。

 

農業以外でも稼げる手段を持った上で、

 

改めて農業をやろうとしています。

 

お金の心配をせずに

農業ができる状態になったから、

 

今度こそ

 

本当に楽しみながらできると思っています。

 

農業を楽しむためには、

農業だけに依存しない

 

経済的な基盤がいる。

 

これが、

私が農業を通じて学んだ

一番大切なことです。

 

新規農業者が増えることは良いことです。

しかし、すべての生活基盤である

経済的な収入をすべてゼロにして

農業を始めるって・・・

 

無謀すぎると思います。

だから、

 

農業苦悩の本質をちゃんと

伝えた上で、

 

それでも農業をやりたいという人に、

 

しっかり

「経済観念」を教える。

 

それが私の役割だと思っています。

 

もし今、農業を始めることを

考えていて、何から手をつければいいか

 

わからないという方がいれば、

一度話を聞かせてください。

 

無料で相談をお受けしています。

経験の有無は関係ありません。

 

農業で生きる、

農業で生活を成り立たせるとは

どういうことか。

 

一緒に頭と心を整理するところから

始めましょう。

 

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【お知らせ②】

第71回農ビジセミナー

テーマ:農業のファンビジネス

開催日:7月10日(金)19:00~

 

今回は農ビジ会のメンバー菅原薫さんに

ご登壇いただきます

元県職員(経営指導普及員)という

キャリアを生かして

農業者サポート会社bloomを立上げ

ご活躍中です。

 

 

今回は、今、ホットなファンビジネスを

農業に取り入れている事例を

ご紹介いただきます。

 

たくさんのご参加お待ちしております。

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【お知らせ③】

最強農家になるための農業AI教室第8弾!

AIリテラシーの高い農家を目指そう!

2026年7月18日(土)13:00~

 

農ビジ会会員の皆様には

AIを使いこなせる農家になってもらいたい。

そういう思いで

私が毎週学んでいるAIの先生に

ご協力いただき、

月1回、AI勉強会を開催しています。

参加費は無料です。

 

農ビジVIP会員の方はいつものIDで

ご参加いただけます。

無料会員の方はメールフォームからの

お申込みが必要となります。

 

農ビジオンラインより

「AI教室参加希望」と明記して下さい

参加IDをお送りさせていただきます。

 

たくさんのご参加お待ちしております。

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