新着情報
What’s new
ブログ 2026.07.22
仕事に追われる農家と追い越す農家を分ける3つの習慣
仕事に追われる農家と、仕事を追い越す農家の違い
農ビジ会を運営している農テラスの山下弘幸です。
梅雨時期や猛暑が続く夏。作業時間が限られてくると、どうしても仕事に追われるようになります。
「あの作業、まだやってない」 「あの連絡、返してない」
そんな状態が積み重なって、気づいたら仕事に押しつぶされそうになる。これ、農家なら誰でも経験があるはずです。
一方で、涼しい顔で仕事をさばいている農家さんもいます。「暇だな、なんか手伝うことある?」なんて言えてしまう人。
同じ農業をやっていて、なぜこんなに差が出るのか。今日はその違いと、仕事を追い越す農家になるための3つのコツをお伝えします。
うまくいく農家の共通点は「現場が綺麗」
うまくいっている農家さんに共通しているのは、現場や倉庫が綺麗だということです。
昔使わなくなった機械が邪魔をしている。何年前の肥料か分からない袋が破れて散らばっている。倉庫の2階に、10年前のダンボールが埃をかぶって置いてある。
こういう現場では、何かを取り出すたびに時間がかかります。これでは、いつまでも仕事に追いつけません。
つまり、仕事に追われない農家さんは「追われない仕組み」を作っているということです。倉庫が綺麗というのは、その仕組みの一つの表れにすぎません。

仕事を追い越すための3つのコツ
現場を綺麗にするのと同時に、頭の中の整理整頓も欠かせません。私自身が長年やってきて効果を感じている3つのコツを紹介します。
①ボールはすぐ返す
サッカーで自分がボールを持ち続けると、相手からどんどんプレッシャーをかけられます。仕事も同じです。
頼まれごとがあったら「分かりました」とすぐ返す。これだけで、ボールは常に相手の手元にあり、自分は判断待ちの状態を作れます。
私も、収穫作業中に問い合わせやクレーム、注文の連絡が来たときは、一旦作業を止めて事務所に戻り、その場で片付けてから作業に戻るようにしていました。これを徹底したほうが、結果的に仕事全体がすっと流れていきます。
逆に仕事に追われる人は、「めんどくさいから後にしよう」「仕事が終わってからやろう」と、何でも溜め込んでしまいます。これが、仕事がどんどん重くなる原因です。
②タスクを書き出す
色々な作業が重なってくると、「あれ、俺なんか1個忘れてる」という状態になります。仕事が増えるほど頭の中が煩雑になり、今日やるべきことの優先順位すら分からなくなってしまうのです。
そこで大事なのが、タスクを書き出すこと。いわゆる「やることリスト」です。
スマホがなかった時代、私は農作業現場に出るときも、必ずポケットにメモ帳とペンを入れていました。何か思いついたらすぐに書く。これだけで、頭の中の整理整頓が格段にやりやすくなります。

③面倒なことから片付ける
苦手な人への連絡、気が重い交渉ごと。「あの人に何て言えばいいかな」と考えるだけで、後回しにしたくなるものです。
でも、こういう面倒なことこそ先にやるべきです。
タスクを書き出して、「これめんどくさいな」と思うものが見えたら、そこから先に手をつける。面倒なことを最後まで残してしまうと、それが常に心にひっかかったまま他の作業をすることになり、結果的に効率が落ちます。
頭の中の整理整頓が、仕事を追い越す第一歩
仕事に追われるか、追い越すか。その差は、現場の状態と、頭の中の整理整頓の仕方で決まります。
実際、農作業が1日2日遅れただけでも、取り戻すのに2週間かかることがあります。さらに追い越すところまでいくには、よほどのパフォーマンスが必要です。
だからこそ、日々の小さな習慣が大きな差を生みます。
-
ボールはすぐ返す
-
タスクを書き出す
-
面倒なことから片付ける
この3つを、まずは今週から意識してみてください。
農業経営で「仕事に追われている」「何から手をつければいいか分からない」と感じている方は、無料相談も受け付けています。これまで約600件の相談実績があります。まずはお気軽にご相談ください。
より実践的な経営ノウハウを継続的に学びたい方は、農ビジ会への参加もおすすめです。同じ課題を持つ仲間と一緒に、仕事を追い越す農家を目指しましょう。