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ブログ 2026.07.23
農家が減り、農地が余る時代に生き残る農業とは?
次の10年で伸びる3つの分野
これからの農業「最先端」は、今までの真逆だった
農ビジ会を運営している、 農テラスの山下弘幸です。
今日は少し大きなテーマで お話しさせてください。
「これからの農業の最先端って、 何だと思いますか?」
私は全国で講演やセミナーをしたり、 農ビジ会で仲間たちと交流する中で、 ある「共通点」に気づきました。
それは、これからの農業トレンドが、 これまでとは真逆の方向に 進んでいるということです。
これまでの農業、3つの当たり前
私が37年前、 親元就農でスイカや野菜を 作っていた頃の農業は、
・鮮度優先 ・職人農業優先 ・国内優先
この3つが、 ある意味「正解」でした。
品質を上げれば、 価格に反映される。
技術を磨けば、 評価される。
そう信じて、 一生懸命やってきました。
でも今、時代は その真逆に向かっています。
【図解1】

なぜ、真逆になるのか
理由は3つあります。
①災害・有事が増えている
熊本地震で被災した私自身、 物はあっても物流が止まり、 結局ロスになった経験があります。
ホルムズ海峡の話もありました。
海外に依存している以上、 「蓄える力」が必要になります。
②農家がどんどん減っている
農家が増えることは、 物理的にもう考えられません。
70代以上の世代が引退したら、 今の半分くらいになるかもしれない。
そうなれば、 管理されない農地が増えます。
畑は3年放置すると、 元に戻すのに3〜4年かかります。
③国内の需要が減っている
人口が減れば、 胃袋の数も減ります。
今のペースで20年後には、 約2000万人減る計算です。
一方、世界人口は 80億人から90億人へ拡大していく。
国内で3倍、5倍作ろうとしても、 需要が追いつかない時代が来ます。
これからの3つのトレンド
そこで私が考える、 これからの農業の最先端は この3つです。
【図解2】

1. 保存・ストック農業
「今すぐ出す」から 「蓄える」への転換です。
加工品も含めた、 備蓄型の農業。
災害時にも強く、 海外依存のリスクも減らせます。
2. 誰でもできる簡易農業
技術を極める職人農業から、 誰でも管理できる農業へ。
管理者が減っていく中で、 農地を守るための必須条件です。
3. 輸出・海外展開
国内マーケットが縮小する分、 海外に目を向ける。
今のうちにルートを 作っておいた人が、 これから強くなります。
おわりに
私が37年前に教わったのは、 鮮度優先、職人農業、国内優先。
でも、これからは真逆。
備蓄、誰でもできる仕組み、 そして輸出。
今の農業が「このままでいいのか」 「少し修正すべきか」を考える きっかけになれば嬉しいです。
これはあくまで、 山下の独断と偏見です。
ですが、全国の農業経営者と 向き合ってきた中で 確信していることでもあります。
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