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ブログ 2024.06.22
農業で使えるChatGPT
こんにちは。農業パーソナルトレナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
現在、農業講演家として全国の各農業団体で講演、セミナー研修など行っています。
農業歴35年。親もと就農から農業コンサルタントに転身し、
新規農業者、若手農業者、企業農業参入などサポートするために
”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ
農業ビジネススクール(農ビジ会)を主催。
また、定期的に更新しているyoutube(農テラスチャンネル)では
全国の農業者へ「農業経営・農業ビジネス」の最新情報をお届けしています。
さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは
「農業で使えるChatGPT」についてです。
昨年、4月にこのメルマガでAIについて取り上げましたが今回は2回目です。
先週の農ビジセミナーのテーマは「最新テクノロジー!DX、AI活用法」
農業業界はこのテクノロジーでどう変わるのか?
DXって何?AIってどうなるの?
などにお話しさせていただきました。
ところでchatGPT使っています?
今、凄いですよね。特にGPT4oになってから。
つい最近までは、AIなんかめんどくさいって思っていましたが、
5月に発表されたGPT4oを使ってみたら
驚き!
なんと回答スピードは速いし、音声で話しかけたら音声で答えるんです!
まだ、体験したことがない方も5時間あたり10回まで無料なので
是非使ってみてください。
さて、生成AIと呼ばれるものは今後飛躍的に進化すると言われています。
中には、AIを規制すべきだ!
AIに頼るようになったら人間は頭を使わなくなるから
AIは悪だ!って声もよく聞きます。
世界でもEUが世界で初めて包括的にAIを規制することを目指して手続きを進めてきた
AI法案は21日、加盟国に承認され、成立しました。
とは言え、
これからAIは私たちの社会にもっと身近なモノになることは間違いないと思います。
さて、今回は農業で使えるchatGPTについて
3つお話しします
- 紙資料をデータ化する
- 分析したい事を表にする
- 入力したい事を簡単にする
【紙資料をデータ化する】
例えば納品書や出荷伝票。自分はデータでやり取りしたいのに先方がまだ紙かFAXの場合
いちいち紙資料の内容をエクセルに記入するのは面倒ですよね。
そこで、GPT4oに読みこませると簡単に入力できちゃいます。
やり方は紙資料をスマホで撮影。その後GPT4oを開いてクリップマークに張り付けて
この資料を読みこんでエクセルの○○シートに記入して。と指示するだけでOK。
【分析したい事を表にする】
例えばパートさんのシフト表を作りたい場合、GPT4oに
「常時2名農場で働いてくれる人がいるシフト表を作って」と指示をします。
この時、パートさん情報も入力してください。
例えば佐藤さんは8時から15時まで火曜と水曜が休み。鈴木さんは9時から16時まで水曜と土曜が休み・・・みたいにスタッフの条件を伝えてください。
【入力したい事を簡単にする】
今回このAIが凄いのが「音声入力」つまり上記のやつも声で指示ができるってこと。
私たち農業者にとって
仕事が終わってPCに入力とか、作業中にスマホに入力とか
手を取る行程はとにかく「わずらわしい」
しかし、GPT4oは「音声」で指示ができるから
とにかく便利なんです。
だらから、いつもの作業をその都度、声で入力するんです。
まず8時からA―2ハウスでトマトを20ケース収穫。作業時間は11時まで
11時から田んぼの水を確認。水位は20㎝。天気は午後から雨。気温は25度。
13時から出荷場へ持ち込み13時半からB棟の1から4まで摘芽摘葉作業。
作業は17時に終了。
そして最後に「今日の作業記録をエクセル○○シートに記録して」といえば
勝手に記録してくれるんです。
いかがです。凄いでしょう?
他にもいろんな使い方があると思いますので
メルマガ読者の方も「AIの農業活用法」をどんどん送ってください。
みんなで農業をもっと便利にもっと簡単にしていきましょう!
農ビジ会会員の皆さんは次回のオンラインLIVE懇親会の時に
上手なchatGPTの使い方についてシェアしましょう!
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