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ブログ 2024.04.02
リアルにヤバイ!これから厳しくなる農家の特徴
こんにちは。農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
農業歴35年の農業コンサルタントです。現在、講演、講座、研修、セミナーなどで
新規農業者、若手農業者、企業農業参入などをサポートさせていただいていております。
また、”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ
農業ビジネス研究会(農ビジ会)やyoutube(農テラスチャンネル)などで
全国農業者へ農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。
さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは「これから厳しくなる農家の特徴」について
本編は動画でもご覧いただけます。
さて、リアルにヤバイ、これeから厳しくなる農家の特徴についてですが、
結論は
「交渉できない」農家です。
戦時の記者会見で岸田総理が2030年までに最低賃金平均を1500円まで引き上げたいとの
発言をされていました。物価高をけん引するチャンスだということで
健全なインフレ経済を目指すのが目的ですが、
景気が良くなり、企業が儲かり、給料が上がれば、消費が増える。
そうなると農産物の価格が上がっても買ってくれる。
これが私たちの農業者が求める世界です。
ただ、既述したように、私たち農産物の価格が上がるのは
一番最後だということを知っておかねばなりません。
つまり、景気が良くなってもすぐに農産物の価格が上がるというわけではないのです。
ところが、コストは先に上がります。
例えば資材費、肥料代、飼料代、燃料代に農薬代・・・
他にも段ボールやらPP園芸資材など。
これに追随して人件費も・・・となれば
農業経営を圧迫します。
理想を言えば、販売単価にコスト上昇分を転嫁した上で
資材(コスト)が上がればよいのですが、
現状はその逆。
つまり、販売価格(卸価格)が上がる前に
コストプッシュとなるのです。
そこで、そうならないために
取引先、卸先に価格転嫁の「交渉」をやらなければいけません。
しかし、多くの農家は
取引先と繋がっていないの実情。
販売代理店や農協、市場など中間業者が顧客と繋がっているため
直接価格交渉ができないのです。
直接価格交渉ができない農家はリアルにヤバイ。
なぜなら、生活がかかっている販売価格交渉権を
委託、依存しているから。
今さらこの実情を嘆いてもどうしようにもなりませんが、
これまで
「作るだけ」の農業に甘んじていた農業者は
ここにきてその
しわ寄せがきているのです。
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山下弘幸(やましたひろゆき)の自己紹介です
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悩んでいる農家の皆さんに是非読んでいただきたい物語です
山下弘幸ヒストリー① 卑屈な幼少時代
https://notera.co.jp/news/3158/
山下弘幸ヒストリー② 親との確執
https://notera.co.jp/news/3160
山下弘幸ヒストリー③ 人を育てる農家になる
https://notera.co.jp/news/3164
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