新着情報
What’s new
ブログ 2021.08.14
スマート農業よりDX
こんにちは。脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは「スマート農業よりDX」
私がベンチャー企業農業に携わってから一番驚いたのは
「標準化」でした。
わかりやすい表現でいうと
「誰でもできる農業をやる」ということ
これまでの私がやってきた農業は匠の技を磨くのが農業だと思い込んでいただけに
この考え方は衝撃だった。
ベンチャー企業が「標準化」を目指したのには訳がある。
その訳とは「日本一」
日本一になるには技術を標準化して誰でもどこでも栽培ができるようにしなければならないからである。
更に、この地域ではできて、あの地域ではできないでは全国展開できない。
だから、標準化にこだわったのです。
最近、持続継続型農業が重要って言われていますが、あれって有機栽培や循環型農業のことではないって思っている方がいらっしゃいますが、
農業は数値化、データー化、標準化しなければ持続継続できないんです。
だって、すべて自然由来の条件だけでは再現性が乏しくなるからです。
天気や温度や光や水をコントロールできなければマニュアルも作れないし、
技術も継承できない。
だから今急ピッチで進んでいるのが農業のデジタル化なんです。
デジタル化を簡単にいうと「視える化」するってことです。
今まで農家の頭にあったモノをすべて開示するってこと。例えば生産工程から作業手順、
栽培管理技術に技能。これらを誰でもできるように視える化することが必要とされているのです。
これを最近の言葉でいうとDX(デジタルトランスフォーメーション)って言います。
デジタル化することでこれまでの農業から脱皮して新しい形態に移行しようって言う動きのことです。
私はこの動きこそがスマート農業だと思っていますが、世間ではやドローンを飛ばしたり
自動で働くロボットを導入することって思われているようです。
自動化の動きは30年も前から始まっていて、当時は省力化って言われていました。
いかに作業を楽にするかがテーマだったのです。例えば私が30年前にいち早く導入したのが自動開閉装置です。
それまで、雨が降り出すとご飯を食べている途中でも、夜寝ているときでも圃場に行ってビニールハウスの天窓、側窓を閉めに行っていました。もちろん栽培期間中は1泊での旅行なんていける訳がありません。
しかし、このテクノロジーを導入することで時間的な余裕が生まれたのです。
まだ、スマート農業(便利な道具を導入する動き)は入口の段階ですのであまり過敏に反応しない方がいいと思いますが、確実にそっちの方へ向かいます。
今私たち農業者がやるべきことはスマートな農業をやるために
「標準化」することだと私は思っています。
農業ビジネススクール農業マーケティング講座の内容の一部は
アグリジャーナル(agrijournal)にも掲載されています
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1Oa6FE0L4Ub6VyUMznSUZItocqbXEUtt6/view?usp=sharing
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現在、若手農家や農業関係者に「稼げる農業」をテーマにした講演、
セミナーを全国各地で行っています。
最新の講演、セミナー情報はコチラ
https://notera.co.jp/seminar/
農テラス主催の
農業ビジネススクールではzoomを活用したオンライン形式で
農家もできる
「ネット販売のやり方がわかる講座」や「新しい農業経営のやり方講座」
を実施しています。
詳しい講座の内容や開催日時はコチラ
私のテーマは
農業界を明るく照らす!
実践しているのは
「農を耕す」だけでなく、「脳を耕す」です
具体的には
経営感覚、ビジネス感覚に優れた農業者を全国各地に作ります。
そうすることで全国1718の市町村に
新たな農業者が生まれ、地域、農村は活性化します!
そして日本が活性化します!
ということで、
新しい農業者、新し思考を持った農業先駆者のために
毎週メルマガ(無料)も発行しています。
ご興味ある方はこちらからご登録のほどお願いいたします。
一緒に脳を耕しましょう!
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
メルマガ登録フォーム
https://notera-seminar.com/mz.html
もう、ご購読いただけましたか?
新しい農業をリードする若手農家、新規農業者におススメの1冊です
山下弘幸著
稼げる!新農業ビジネスの始め方(すばる社)
本を読んでのコメントをお聞かせください。
農テラスは行動するあなたを応援します
info@notera.co.jp
お求めはコチラからどうぞ