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ブログ 2021.05.27
⑬4p戦略って何
こんにちは脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは
さて、今回は⑬4p戦略って何?についてです
- 商品戦略(プロダクト:製品)
- 価格戦略(プライス:価格)
- 流通戦略(プレイス:流通)
- 販促戦略(プロモーション:販売促進)
買っていただくための4つのステップです。
前回は3C分析をやりましたよね
おさらいすると
・お客様は誰ですか?狙う市場はどこですか
・自社・自分の強み、弱み、機会、脅威は何ですか
そして、競合ライバルは誰ですか?
そのライバルと自社では何が違うから選ばれていますか?
もしくは何が違うから選ばれていないのですか?
21の視点から見てきましたよね。前回のブログを見ていない方はコチラ
https://notera.co.jp/news/1953
そこで今回の4p戦略になります。
お客様が誰かがわかり、自社、自分の強み弱み機会、脅威がわかり
ライバル産地、ライバル生産者と自社との差がわかったところで、
まず、商品戦略(プロダクト:製品)から考えていきましょう
私たちが作っているのは商品ではなく製品だったり、材料だったりします。
まずこれを決めるのです。
私たち農業者ができる商品戦略は3つです
- 末端の商品を作って勝負する
- 製品で勝負する
- 材料を供給する
- 最終的に店頭に並ぶ商品まで作る戦略か、②最終商品になる手前のまだラベルが張ってない状態まで作る製品までを作る戦略か、③原材料としてコンテナ出荷、箱出荷のように材料をまとめて供給する材料を作る戦略です。
次に価格戦略(プライス:価格)
- 末端価格(店頭価格)
- 製品価格(卸価格)
- 材料価格(卸価格)
これも同様に商品であれば店頭価格です。店頭で売られる時は他の類似商品と比較されるのでここで価値とか価格を見比べらます。
次に製品であれば卸価格です。この場合は仕入れる業者の売値から逆算して
価格交渉が始まります。つまり仕入れてくれる業者が次に売る際の価格によって
価格は決まります。
例えば仕入れ先が次に販社に1000円で卸したい場合は自社の利益30%が欲しいので
700円で供給してほしいと商談されるのです。
そして次は材料価格。仕入れ業者は基本的に材料は安い方がいい。と思っています。
なぜなら材料がたかっくなればなるほど末端価格は上がります。そうなれば
消費者に買ってもらいにくくなるからです。
このように
私たち農業者はこれらを考慮して価格を決めなければなりません。
次に、流通戦略(プレイス:流通)についてです
これも大きく3つの戦略があります
- 自社店舗・自社サイト
- 青果流通業者・小売り・直売所
- 市場・JA・出荷組合
- 自社で直接売るダイレクト販売戦略なのか、中間業者を入れる②青果業、小売り、直売所に売ってもらう委託戦略なのか、③の市場に出荷してセリにかけてもらうオークション委託なのかを決めなければいけません。
最近では直接販売したい方が増えてきました。
自社でサイトを作り自社で販売するダイレクト型です。
楽天や食べチョクなどecサイトを使うやり方も増えてきましたがこれは②の委託戦略に属します。
最後に販促戦略(プロモーション:販売促進)についてです。
ここではどの流通戦略をとったとしても必要な考え方について3つ説明します
- 選べれる「ウリ」を作る
- コスパ優先
- 他産地との差別化
- 買ってくれる相手がどこであれ選ばれる理由は必要です。
つまり「その商品のウリ」または「あなたの会社の商品が選ばれる理由」が必要となります。
このウリを作る、理由をつくることを「マーケティング」と呼びます。
例えばいくらおいしいモノを作っても手に取ってもらわないと意味がない、購入してもらわないと意味がない。つまり
問題はおいしいかどうかではなく
食べてみたいって思ってもらえるかどうか、買いたいって思ってもらえるかどうかです。
次に②のコスパ戦略について。これはコロナ禍において消費様式が大きく変化しました。
結論を言えば心が豊かになる満足品か、なくてはならない必需品しか売れないようになったのです。
そこで私たち農業者はどちらを生産供給しているかを知らなければいけません。
農産物の大半は生活必需品に分類されます。
中途半端に高く売ろうとするとお客様から見向きもされなくなること知っておかなければいけません。
つまり必需品を供給するのであればコスパを良くするしかないのです。
コスパとはお金、時間、労力など投資した分よりリターンが上回っているかってことです。
いくら100円の商品でも、これって80円分しか価値がないよね~って思われたら
その商品は二度と選んでもらえなくなるのです。
このように4つの視点から自分はどういう戦略なのかを導きだしましょう。
1) 商品戦略(プロダクト:製品)
2) 価格戦略(プライス:価格)
3) 流通戦略(プレイス:流通)
4) 販促戦略(プロモーション:販売促進)
次回は販売戦略を掘り下げます
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山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
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