⑫勝てる農家になる２１個のスキル

こんにちは脳を耕す農業講演家の山下弘幸（やましたひろゆき）です。

今回の、農テラスブログのテーマは

今回は⑫自分を分析してみる。周りを分析してみる

いわゆる「swat分析・3c分析」ってやつです。

前回は顧客の創造についてお話しました。

顧客の創造ってなんだか難しそうですが、簡単に言えば「お客様が誰か？」を知るってことです。

そのお客様（顧客）が喜ぶことは何かを知ればモノは買っていただける。ということ。

簡単なようですが、これがなかなかできない。

 

お客さんを分析しよう。お客さんを知ろうってことでしたよね。

 

お客様をイメージできない、お客様が誰かわからない業界って

かなり珍しいんです。

すべての業界にお客様がいるんです。

車、洋服、家、レストラン、病院、学校、ミュージシャン。

 

でも、近所の農家さんにあなたのお客様は誰ですか？って聞いてみてください。

そんなやつおらん！ってどなられます(笑)

 

お客様のいない業界でお客様を見つけてお客様とつながる・・・

こんなブルーオーシャンなビジネスチャンス他にはないですよ。

って話なんです。

 

そこで今度は自分を知ろう。自分を分析してみようって話です。

その時分を知る方法がSWOT分析といわれるものです。

SWOT分析とは現状分析のために使われるフレームワークです。これにより

より明確にビジネスチャンスを見つけることができます。

 

さあ、ちょっとだけ考えてみて下さい。

あなたの強みは何ですか

あなたの弱みは何ですか

あなたの機会は何ですか

あなたの脅威は何ですか

例えば

あなたの強みは品質の良さだとします

あなたの弱みは営業力

そしてあなたがチャンス（機会）だと思っているのは知人がある取引先と

繋がったっていう情報だとします

そしてあなたは今後市場価格はもっと不安定になると感じています。

 

であるとしたならば

迷わずその知人に頼んで自社の商品も一緒に取引先に取り扱ってくれないか

って頼むでしょう。

 

これがswat分析による戦略の立て方です

 

次に3C分析をやりましょう。

これは「顧客（市場）」「競合」「自社」の3つの要素を分析することで

業界全体を俯瞰的に見ることができます

 

さあ、また考えてみてください

あなたの市場はどこですか

あなたの競合はどこですか

あなたの自社が勝てるところはどこですか？

 

例えばあなたの市場は青果業だとします

そしてあなたの競合は他の産地の同じ農産物だとします

さあ、あなたがその青果業者さんから

 

選んでもらうにはどうすれば良いですか？

そこでまず、ライバル（競合）がなぜ選ばれているのかを知る必要があります

競合の産地、生産者は

１，数量を多く持っているからなのか（数量）

２，品質・栽培技術が自社より優れているからなのか（品質・技術）

３，自社より安い値段で取引しているからなのか（価格）

４，有機やgapなど認証をうけているからなのか（認証）

５，親の代からの昔からの付き合いが長いからなのか（歴史）

６，欲しい時期に欲しい分だけだしてくれるからななのか（ロス回避）

７，売り手の都合に合わせてくれるからなのか（ビジネス）

８，人当たり、人柄がよいからなのか（人柄）

９，箱やパッケージが優れているからなのか（デザイン）

１０，物流費がかからないからなのか（物流）

１１，こまめに連絡してくれるからなのか（コミケ）

１２，書類、決裁などきっちりしているからなのか（事務）

１３，電話するとすぐに出てくれて対応が早いからなのか（レスポンス）

１４，農場に行けばきれいに整理整頓されて気持ちがいいからなのか（５ｓ）

１５，その人、その産地と付き合うことで儲かるからなのか（利益）

１６，その農場の従業員教育が行き届いているからのか（人材）

１７，その会社の理念が立派だからなのか（理念）

１８，その農園の社長に頼めばなんでも対応してくれる頼りになる人なのか（メンター）

１９，そこから仕入れたって言うだけで末端のお客様に悦ばれるからなのか（権威）

２０、そこの農産物ができた理由、物語が素敵だからなのか（物語）

２１，そこにしかない、希少性があるからなのか（希少）

 

次回は4p戦略って何？についてです

 

 

山下弘幸（やましたひろゆき）プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1Oa6FE0L4Ub6VyUMznSUZItocqbXEUtt6/view?usp=sharing

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