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コラム 2021.02.26

くまもと農業アカデミーにてオンライン講義させていただきました

こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回の、農テラスコラムのテーマは「くまもと農業アカデミー」にて講義した内容です

 

農業を始めて5年。事業継承したばかりです。

経営を学びたいので受講しました。

これから事業継承をするので経営を学ぼうと思って受講しました。

 

受講者の受講動機を聞いたらこう答えてくれた。

 

先日、県が主催する農業アカデミーでオンライン講義を行った。

10年前から実施されている。農業の専門的な分野を40ほどのカリキュラムの中から自由に学ぶことができる講座である。

私は農業ビジネス、農業流通、農業経営、事業継承などの分野で

講師をさせていただいてる。

 

今回の講義のテーマは「これからの農業経営について」

  • コロナ禍における農業情勢
  • これからどのような農業をやるべきか

 

講義内容をざっくりとお話すると

これからの農業はお客様との距離が近い農業が勝てる。ということ。

 

理由は

社会、環境、価値観が大きく変わる中でこれまでの流通体系だけでない

新たな流通体系へシフトするから

例えば道の駅などの直売所もしかり。この流通体系は20年前にはまだ珍しかったが今では定着している。

また、ECサイトで販売するのも10年前はなかった流通です。でも数年後にはしっかりと

定着してるでしょう。

このように

これら新しい流通チャンネルを使って既存の流通以外の販路を作るのが重要です。

 

これが今回の講義の内容です。

 

このように講義といっても特別な話をしているわけではありません。

 

言われてみればその通りだな。って受講者が普段感じていることを

言語化してあげているだけです。

 

この講義の目的は受講生に新たな1歩を踏みだしてもらうこと。

 

なぜなら

親の事業を継承する場合師匠は親父。しかし親から学べるのは生産技術。

この技術を継ぐのを農業後継者と呼ぶ。

しかし、

その生産技術だけを継承して経営に苦しむ農業後継者が山ほどいる。

 

親がやってきた生産技術は素晴らしいが、販売や経営の感覚や価値観が古いので

今の時代にマッチしないからだ。

 

中堅・若手農業者ここで悩む。

 

受講生に質問した。

なぜその野菜を生産しているんですか?

 

事業継承した受講生はこう答えた

親が作っていたから。

 

あなたはその野菜を作りたいのですか?

 

いや、別に。

 

ではなぜ?それを作り続けるのでしょうか?

 

親が持つ技術を継承したいから。

 

農業を始める動機が目の前にある環境を維持したいから

おそらく実家が農家でなければ農業なんてやらないのだろう。

 

見ているのは我が家の経営。生産のことばかり。

 

マーケットの動向。社会変化、流通、物流。政治、経済、気象など

考えなければいけないこと、見えていなければいけないことがたくさんあるのにも

関わらず。

 

特にお客様のことを全く意識できていない。

なぜなら出荷はJA。または卸売市場だから。

 

これまでは盲目な農家でもなんとかなってきた。しかしこれからは

ちゃんと目を見開いて今の社会で起きていることを凝視して

自分がどのような経営をやっていくべきかを見極める必要がある。

 

理由は

時代の変化に合わせることができない産業が発展するわけがないからである。

 

しかし、

農村地域にはそのような危機感は薄い。

 

今までの農業のやり方に違和感を抱いている人が私の講座を受けに来る。

 

そして、やっぱりそうか。

自分の考えは間違っていなかったんだと再認識する。

 

しかし、地域戻ればまたその地域、親の凝り固まった価値観に引きづられる。

 

実は今の中堅・若手農業者の葛藤はここにある。

新たなことに挑戦すればイノベーター(流行りモノ好き)、もしくはアーリーアダプター(新しいことに挑戦する)といって少数派になる。ここに入る人材こそが時代をけん引する農業界のリーダーとなれる。

 

しかし大半の若手農家は「様子を見ながら行けそうだったら自分もやろう」って考える

アーリーマジョリティの人たちだ。

 

このようなアーリーマジョリティに分類される若手農業者の

背中を押すのが私の仕事である。

 

どの業界にもいる決して変えようとはしない、変わろうとしない

34%レイトマジョリティの人たちや頑なに自分を変えようとはしない

16%のレガードの人たちは最初から対象外だ。

 

 

 

私はこのように葛藤している中堅・若手農業者の背中を押し続ける。

私の信念である「農業界を明るくテラス」には農業界にイノベーションを起こさねばならない。イノベーションを起こすことができるのは

「若者・よそ者・馬鹿者」だという。

 

さあ、若者よ

成功できる農業は理屈ではない。あなたが行動できるかどうかだ。

山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/14fXAndWHIsvojJLG_lhzU9ET_l8jAibR/view?usp=sharing

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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