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ブログ 2020.05.20

脱・農教のススメ

こんにちは農業パーソナルトレーナ山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回は脱・農教のススメというテーマでお届けいたします

 

農教というの「農業の教え」を略したモノで

私が作った造語です。

 

前回はこれまでの農教とこれからの農教について解説しましたが、

今回はズバリ、脱・農教について

つまり、

 

これまでの農業の教えを脱しましょう

 

って話です。

 

動画でご覧になりたい方はコチラ

農業はコントロールできないことが多すぎる仕事です

例えば天気

天気は誰にもコントロールできませんよね。

 

でも、農産物を栽培する上で天気に振り回されていてばかりでは

農家生きていけません。

そこでこれまで先輩方は

いかに天気をコントロールするかを考えてきました。

 

そして行きついた結論は

天気をコントロールするのではなく

その天気に影響されてないように

栽培環境をコントロールする。です。

 

つまり栽培に不可欠な

水、空気(温度)をコントロールすることで

栽培を人間の都合でできるようにしたのです。

これが施設園芸などで発達した環境制御型農業です

 

そしてついに光までも。

これが完全閉鎖型植物工場ですよね。

このように人の力で何とかしようとすることw

技術の進化として賞賛されてきました。

 

しかし、農業は生産だけでは経営は成り立ちませんよね

販売やらなければいけません。

 

でも、これまでの農教では

販売は市場に「委託する」のが主流でした。

それを共同で出荷することで運送、出荷資材を抑え

統一規格品を出荷することで有利な市場価格を得ようとしてきたのが

農協ですよね

 

ところが昨今、この販売を市場と通さずに

直接青果業者さんと取引したいって農家が増えてきたんです。

そうすることで

これまでコントロールすることができなかった

卸価格、取引価格を交渉することが可能になったのです。

 

農家は自分で自分で作ったものに自分で値段を付けられないって言いますが、

販売を委託していたんではそもそも無理ですよね

 

だから、これまでの農教ではなく

これからの農教では

販売も自分でコントロールしましょうって教えているのです。

 

これが脱・農教のススメです。

 

しかし、自分で自由にコントロールできることができるのに

これをやろうとする農家はごくごくわずかです。

 

どうしてでしょう?

 

それは

自分で自由にコントロールできることよりも

自分で自由にコントロールしなければいけないって考える人が多いからなんです。

 

つまり、あーしたいこーしたいより

あれやんなきゃ、これもやんなきゃって

面倒くさいって思う人が多いようなんです。


で、自分で自由にコントロールしたいんだけど、

めんどくさいことはやりたくない。

 

これが心理ですね。

 

これまではこれまで農教で

成り立っていた農業だったから

これからも

それで続いて欲しいって

誰もが思う、これまでの素晴らしき農業の世界。

 

この神話が通用しなくなるって

割り切って

次の農教にシフトするもよし、

まだまだこれまでの過去の栄光にすがり

まだ、何とかなるかもって今の現状を維持するもよし。

 

今農業は大きく二通りの道を歩む人たちで分かれ始めているのです


 

ということで

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