新着情報

What’s new

ブログ 2020.05.21

【農業マーケティング】なんていらない!?

皆さんこんにちは。

農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回は農業マーケティングについて

 

何それ?マーケティング?なんだか難しいそう!って

そう思われたかもしれません。

 

実は私もマーケティングなんて知りませんでした。

なぜなら、農業をやっているときにそんなもの必要なかったからなんです。

 

私が就農した平成元年。そのころはまだ景気が良くて

就農した時も我が家の経営は絶好調でした。

※当時スイカ農家でしくまもとのスイカは作れば売れるバブル絶頂期

 

出荷は全量農協の共販。

できたスイカを朝から収穫して

出荷場に持ち込む。

1玉1玉ていねいに外側の皮を拭いて並べるんです。

そうすると農協の係員が1玉1玉品質をチェックして

箱詰めされていきます。

そして

農協の職員から仕切り書をもらいスイカの出荷は終わりです。

後はいくらで売れたか翌々日の市況を農協に見に行くと

2Ⅼサイズ秀4000円

Lサイズ秀3000円とか掲示されていて

1週間後には自分が出荷した分の代金が

自分の通帳に振り込まれているです。

 

その後場バブルの崩壊とともにスイカは売れなくなり

私はナスの栽培に切り替えたんですが、

 

それも又価格が低迷し、

いよいよ私の経営は困難になってきました。

 

このままではダメだということで

どうにかしたい。でもどうにもならない。

 

なぜか、販売価格は自分の力では

どうにもならない。

 

農協の職員はいいモノ作れば売れるの一点張り。

 

そんなわけないじゃん。

だっていいモノ出来ても価格は上がらず

 

どうなっってんだーって言っても

 

いやー、他の産地からもいいのが出ていたんで

市場の荷がダボついちゃって

 

競り値が下がったようですね。

 

だと。

 

 

農協の職員を責めるつもりはない。

 

なぜなら、卸売市場で行われる

競りは

 

その時々で価格が乱高下するのが当たり前。

 

それを農協の職員に行ったところで

 

その職員が、市場相場をコントロールできるはずがない

 

つまり、農協や卸売市場への出荷では

 

価格はコントロールできないのだ。

 

わかっちゃいるけど、じゃ、どうすればいいのか・・・

 

結論は

 

農協を辞めて

自分で青果業者さん、仲卸業者さん、小売量販店と

直接交渉して

 

自分で自分の農産物の値段を決めるしかない。って

 

しかし、もう一人の自分が言うんです。

 

まてまて、今農協を辞めたら

自分で販路を開拓して、自ら営業して、自ら代金回収までやんなくちゃいけないんだぞ

 

それってかなりリスクじゃないか?

 

もう一人の俺が言う。

 

馬鹿か?自分でやんなくてどうする。いつまでも販売を委託していたって

一生自分お思い通りの農業なんてできないぞ。

 

これってむしろチャンスなんだ。リスクなんて気にするな!

 

こうやって自分の中で葛藤している若手農家さんは

たくさんいると思います。

 

サラリーマンの方でも

このまま一生サラリーマンとして今の会社にいるべきか

転職すべきか?

 

はたまた独立しようか・・・

 

独立すれば

これまでの会社というバックがなくなり、信用も自分で作らなければいけない

頑張ったら頑張った分だけ自分の給料になるから天井はない

でもしっぱすれば奈落の底に落ちるから底もない。

 

どうする俺。

 

 

農業って自由になんでもできるイメージですが

農協という組織に属していればその組織のルールに従うことが大事です

 

だからその組織が息苦しいのであれば

自分で全部やる。

 

これをチャンスととらえるかリスクととらえるかは

あなた次第です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

YoutubeLIVE配信いたします!

5月23日(土)19:00~

テーマ

稼げる!農業マーケティング講座

 

いろんなご質問にもお答えします。

是非遊びに来てくださいね(^^♪

 

今回の内容を動画ご覧になりたい方は

こちら

【お知らせ】

更にもっと学びたいって方のために

農業ビジネスオンラインスクール

農業マーケティング講座を

6月20日から開講します

農業マーケティングコース

また、

農業マネジメント講座を

7月25日から開講します

農業マネジメントコース

現在受講生募集中です。

オンライン講座ですので

全国どちらからでもご参加いただけます。

オンラインはzoomを使う予定です。

 

詳しくはコチラをご覧ください

農業ビジネススクール

【プロフィール】

CONTACT US

お問い合わせ

只今、無料経営相談を承っております。
お気軽にご相談ください。