新着情報

What’s new

ブログ 2026.07.27

従業員に裏切られた時、経営者はどう考えるべきか。3つの視点

せっかく育てた農場長が辞めてしまった時に、経営者が持つべき3つの考え方

「あなたがいて助かるよ」

そう思って頼りにしていた農場長や社員が、ある日突然「辞めさせてください」と言ってくる。

これは農業に限った話ではありません。建設業界でも、中古車販売業界でも、よく聞く話です。ノウハウを全部教え込んだ人材が、そのまま独立して顧客まで持っていってしまう。中には、社員をまとめて引き抜いて、別の会社を立ち上げるというケースもあります。

正直、心を大きく削られる、本当に辛い出来事です。

今日は、そんな時にどう考えればいいのか。あくまで山下自身の考え方ですが、3つのポイントに整理してお伝えします。

① 人材を送り出すと「ポイント」が増える

まず最初に考えてほしいのは、これまであなたが何をしてきたか、ということです。

あなたはその人を、ゼロから一人前まで育て上げました。つまり、あなたにはすでに「人材を育てた実績」があるということです。これは誰にも奪えない、あなた自身の力です。

次に新しい人が来ても、同じように育てる力はすでにあなたの中に備わっています。もちろん面倒だし、時間もかかります。それでも、一度そのレベルまで自分自身が引き上がったという事実は消えません。

だから、次の人が来た時も「よし、また俺が育てればいい」としか考えようがないんです。落ち込んでいる時間があるなら、その時間を次の育成に使った方がいい。実際、優れた経営者ほど「また一人育てればいいだけ」とサラッと切り替えています。

② 次に来た人材が弱くても、それはあなたのせいではない

「うちはあの人が良かっただけで、あとはダメなやつばかり」

こういう悩みをよく耳にしますが、実はこれ、会社の「波長」の話なんです。

会社が成長する、社長自身が成長する。すると、その波長に合った人材が自然と集まってくるようになります。逆に言えば、こちらのレベルが上がったからこそ、それに合わずに出ていってしまう、ということも起こり得るということです。

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、周りをよく見渡すと、大体そういう原理で人材というのは動いています。だから「次に来る人が弱い」と嘆く前に、「会社が一段成長した証拠だ」と捉え直してみてください。

③ 理不尽なことが重なるのは「ハンディキャップ」がついている証拠

まとめて退職、仲間を引き抜かれて独立される——これはもう裏切りとしか言いようがない出来事です。

でも、こんな理不尽なことが立て続けに起きる人は、実はめったにいません。あなたにそれが起きたということは、あなたはそれを乗り越えられるだけのレベルにあるということでもあります。

ボウリングやゴルフにハンディキャップがあるように、実力のある人にはハンディがつきます。「もうあなたは上手いんだから、マイナス3点からスタートしてください」「足が速いんだから、少し後ろからスタートしてください」というのと同じです。

理不尽なことが起きるのは、あなたのレベルが高いからハンディがついたんだ、と考えるしかありません。世の中には、何の苦労もなく順風満帆にやっている人もいます。でもそれは、実力が試されるほどの場所にまだ立っていない、ということでもあるんですね。

まとめ:試練は実力の証明

世の中は不公平で、理不尽です。

だからこそ、実力ある経営者であればあるほど、大きな試練がやってきます。そして、その試練は必ず乗り越えられるようになっている。

せっかく育てた従業員が出ていく。社員が集団で辞めていく。それでも、それはあなたが乗り越えられる、あなたに実力があるから起きていることなんだ——そう考えていくのはいかがでしょうか。

同じような経験をされた経営者の方は、決して一人ではありません。農ビジ会でも、こうした人材の悩みは頻繁に相談として上がってきます。一人で抱え込まず、まずは今の状況を整理してみることから始めてみてください。

CONTACT US

お問い合わせ

只今、無料経営相談を承っております。
お気軽にご相談ください。