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コラム 2024.05.17

空前絶後、野菜の高騰がヤバイ

こんにちは。農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。

農業歴35年の農業コンサルタントです。現在、講演、講座、研修、セミナーなどで

新規農業者、若手農業者、企業農業参入などをサポートさせていただいていております。

また、”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ

農業ビジネススクール(農ビジ会)やyoutube(農テラスチャンネル)などで

全国農業者へ農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。

 

さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは「野菜の高騰」について

空前絶後の野菜の高騰が続いています。

日本農業新聞の日農indexによると

野菜の平均単価が208円!

これは大手14卸売市場での取引された野菜の平均を示したもので

昨年同時期の148円に比べると60円も高くなっている。

牽引しているのは

キャベツブ、ロッコリーなど重量葉物野菜。

https://www.agrinews.co.jp/news/index/232447

これに至っては前年比2.5倍だとか。

 

農テラス会員のメンバーも

キャベツの店頭価格を380円/玉にしましたと連絡がきた。

さすがにこれは高すぎかも・・・って

ドキドキしながら値段を付けたら

お客さんから

 

あら、個々のキャベツは安いわね~って言われたそうだ。

 

この背景には3月末から4月上中旬の天候不良が影響している

平地から高冷地に産地リレーする時期に本来なら荷がダボつくのが

今年はその逆のようだ。

 

また、近年、野菜供給が不足した場合

即座に輸入農産物で手当てされ相場は乱れないことがセオリーのはず。

しかし、円安が影響しているのか値段は高騰しているということは

輸入で物量調整が効いていないのか?

 

4月上旬には白菜が高騰して

1玉1000円なんてこともあった。

産地でちょうどその頃出荷の時期だった農家は

2週間でウン千万の売上があったとか。

 

ついに農家の時代がやってきた。

そう喜びたいところだが、

この反動がどのようなカタチで降りかかってくるのか

この心配が杞憂であることを願うばかりである。

 

 

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悩んでいる農家の皆さんに是非読んでいただきたい物語です

 

山下弘幸ヒストリー① 卑屈な幼少時代

https://notera.co.jp/news/3158/

 

山下弘幸ヒストリー② 親との確執

https://notera.co.jp/news/3160

 

山下弘幸ヒストリー③ 人を育てる農家になる

https://notera.co.jp/news/3164

 

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