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ブログ 2022.02.18
野菜を高く売りたい
こんにちは。脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは
「野菜を高く売りたい」についてです
農テラスが主催する農業ビジネススクールでは2つの講座を行っています。
ひとつは農業webマーケティング講座
もう一つは農業マネジメント講座
農業webマーケティング講座の目的は
農家が自分の農産物を高く売るコト。
とうことで今回は自分の農産物を高く売る方法をお教えします。
よく、山下さん。野菜を高く売る方法を教えてください!って聞かれます。
おそらくこの方は野菜が高く売れるって思っているのでしょう。
しかし、残念ながら野菜は高くは売れません。
なぜなら、消費者が高い野菜を買わないから。
こんなことを言うと
「え~、野菜が高く売れないんだったらやる気なくす~」って
声が聞こえそうですが、
そもそもビジネスの世界ではモノを高く売ろうとはしていません。
車だって、冷蔵庫だって、パソコン、スマホだって
適正価格で売られています。
勿論、この商品高いから買えない!なんていうのもありますが、
基本的に消費者(世間の一般の人々)の人がこれは高いって思ったら、それは売れません。
しかし、マイケルジョーダンが使用したスニーカーだったら100万円でも買う人がいます。
つまり、それには価値があるっていうある一定の人々にだけ刺さる満足品であれば
高く売れるのです。
しかし、マイケルジョーダンを知らない人にはどこにそんな価値があるの?って
むしろ人が履いた中古の靴でしょ?逆にその靴って1000円くらいじゃない?って思っちゃうんです。
このように、値段って買う人が決めているってことを
私たち売り手は知っておかなければいけないのです。
じゃ、私たちが丹精込めて育てあげた野菜を高く売るにはどうすればいいか?
答えは
自分がマイケルジョーダンになればいいのです。
??それって、どういうこと?
私が有名になれってこと?
いや、そうではありません。
山下さんが作った野菜なら高くても欲しい!って思ってもらうようになるってことです
フツーの人は何かを買うとき、できれば知り合いから買いたいって思います。
お店を選ぶときも知り合いのお店に行こうとします。
じゃ、2次会は俺の知っている店に行こうぜ!って感じです。
つまり、全く知らない人が全く知らない人に野菜を高く売れる訳がありません。
だから友達(自分のファン)をたくさん作るってことになります。
ご商売されている方はみんな知っている商売の仕方を農家は意外と知りません。
ご商売をされている方は毎日何をやっているのかといえば
そのお店、その商品、その売るヒトのファンをどうやって増やすか?って
ことを毎日頑張っているんです。
人は知り合い、好きな人から買いたい。
人はそれに価値があるって思うから買う
この商売の理屈を知らないで、
山下さん。自分の野菜を高く売りたいんです!ってのは無理なのです。
ちなみに
契約栽培(相対取引)で高く売りたいんです!って方もいらっしゃいますが、
何度も言いますが、消費者が高く買ってくれない以上、それを仕入れる青果業者さんや
小売り量販店さんも私たち農家から高い価格で仕入れてくれません。
だって、野菜が高いと消費者は買ってくれない。そうなると
自分のお店に来ないで、隣のお店にお客様は取られてしまう。
だからスーパーでは高く売りたくても売れないんです。
でも、今、市場での野菜の価格が上がっているじゃないか!
スーパーでは高い野菜が売れているじゃないか!
ってそう思われるかもしれませんが、
それは消費者がしかたなく高い野菜を買っているだけです。
そして、やがてその価格は下がります。
なぜなら、今野菜の値段がこうとうしているのは全国的な寒波によって
市場に出回る農産物の数が減っているからであって、
あと1週間もすれば天気が回復してすぐに野菜の値段は安くなります。
つまり、今消費者は仕方なく高い野菜を買っているから、安くなったら
安心してまたいつもの安い値段で野菜を買い始めるのです。
もし、今の値段のままでいい!ってそう思う人ばかりなら
野菜の値段が下がる必要がないですからね。
ということで今回は野菜を高く売りたいについてのお話でした
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山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
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