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未来を担う農業高校教育に進言させていただきました(レポート)

2020.01.19 お知らせ

2019年度 熊本県立拓心高等学校 文部科学省指定

地域との協働による高等学校教育改革推進事業

プロフェッショナル型

第2回「運営指導委員会」に運営委員として参加させていただきました。

この事業は

木ノ内農園取締役会長の木ノ内氏ほか

熊本大学教育学部准教授高崎氏などの有識者、

またladybug代表の豊田氏、阿蘇オーガニックトスカーナ代表の佐伯氏など

商品加工に精通している企業、

また、観光農園を営む高司農園代表の高司氏らが

運営指導委員となり

教育委員会、学校関係者、

コンソーシアム企業、行政、大学などと連携して

地域リーダー育成を目的としたカリキュラムを構築し、

グローバルな視点、企業、地域連携

大学との連携による高度な技術を身に着けることができる

教育の在り方を検討、実施する事業です。

 

カリキュラムの主な特徴としては

・体系的かつ継続的に学ぶ

・主体的に課題解決人財の育成

・職業観の育成

・学科の枠を超えて取り組む総合的プロジェクト

 

また、これらを元に具体的なプロジェクトの内容は以下をテーマに

14のプロジェクトを生徒自ら開始した。

・天草を見直す

・課題に気付く、解決策を模索する (探求心)

 

今回はポスターセッションを14ブースで実施。

我々運営委員が4分間のプロジェクトの経過報告を受け

助言を行った。

テーマは様々で耕作放棄地の利用についてといったソーシャル的な課題から

地元天草産のかんきつ類のブランド化といったマーケティングプロジェクト、

地域食文化であるちゃんぽんの継承及びオリジナルちゃんぽん開発など地域活性化商材開発など

これまでの学習の成果を発表。

この事業が2030年を見据えた将来の天草を担う人材の育成ということで

1年生が主体。

であるため、まだ発表や内容に関しては粗削りではあるが、

実際に企業を訪問し、取材を重ね、問題意識、課題の探求に取り組む姿勢は

頼もしく未来を期待させるもであると感じた。

一方、その後の運営委員会ではいくつかの課題も出された。

以下まとめ

・郷土愛強い

・キャリアアップのための目標が持てない

・ステージにあった学習環境(生徒間の意識格差が顕著)

・PDCA⇒DCAでスタート(やむを得ない)

・プロジェクト発表が目的(ゴール)になってはいけない

・プロジェクトテーマ=先生が考えた:本質的な課題(テーマ)か?

・生徒が問題意識を持っているか?

 

最後に本事業の運営員としての私の見解だが

地域の課題、農家の課題、社会の課題、行政の課題は違うという点。

どうしても学校主体、教育員主体で物事を進めると

掘り下げるテーマが大きくなってしまう。

実際に具現化できる事業というのはより具体的でなければならない。

これは企業的な視点で物事を見れば容易なことであるが、

いかんせん、教育現場は社会、経済の世界と距離があるため

どうしても教育のための教育になりがちである。

そこで進言させていただいたのが

「学校自体が企業的な視点を持つべき」では?ということ

今回の生徒が行うプロジェクトは将来ビジネスにつながらなければ

独りよがりになってしまいます。

ということはすでにビジネス的要素が必要であり、いわゆるおカネになるか?

利益が出る事業につながるのか?ということです。

生徒が社会とより接点を持つ機会を作るという取り組みは

画期的で、おそらくこの事業に携わった生徒は他の一般的な時間を過ごした

生徒と比較すれば卒業後かなり差がついているでしょう。

それは知識、体験、スキルが備わるからです。

しかし、子供たちはそれをわかってやっているわけではありません。

あくまで学校の授業としてやっています。

もちろん、それでよいのです。学生は学校という組織の中で

ミッションをクリアするということにフォーカスしており、

そのミッションを課せるのが学校です。

ですから、そのミッションを課せる先生が企業的視点を持たなければ

生徒へ課せる内容もずれてしまうからです。

具体的な提案として

生徒のモチベーションupのために

1、目標設定の数値化させる

2、名刺を持たせる

などを提案させていただきました。

 

これは、まさに企業が新入社員を新人研修させる時と同じことです。

つまり、生徒に若いうちから社会人としての模擬体験をさせることができるのです。

 

このような社会と接点を持った生徒が郷土愛をもって

課題解決に取り組むとしたならば・・・・

 

おそらく天草は近い将来大きく飛躍するのではないでしょうか。

【まとめ】

今後の取り組みとして 生徒の商業的視点の強化

都会の高校生と同様の価値観をもたせる

自由な発想、自由な発言、自由なプレゼン力を強化すべき

商品開発、特産づくりは俯瞰的に社会を見る目がなければうまくいかない

ことを気づかせることが重要である。

 

【運営委員長木ノ内氏まとめ】

目を養う

若いうちから天草 だ か ら できる 小さな成功体験の積み重ね

ポイント:継続

ポイント:少しでもう良いから黒字

 

 

【気になるポイント】

教員間の温度差

指定校として 事務的な取り組み?になっていないか?

持続させるための取り組みになっているか?

生徒のためになる取り組み → 地域のためになる取り組み につながっているか?

 

以上、

 

1月19日

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