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ブログ 2026.11.03
学校では教えてくれない「稼ぐ仕組み」の正体 農業を始める前に知っておきたいこと
お給料は「誰かが作った仕組み」から届く
毎月、決まった日に
お給料が振り込まれる。
当たり前のようでいて、
それは誰かが作った
「稼ぐ仕組み」の中に
身を置いているから。
会社という組織が
お金の流れを作り、
私たちはその一部として働く。
学校で教わるのも、
基本的にはこの道です。
大人になったら組織に入り、
お給料の範囲で暮らしていく。
テストが苦手だった私の、素朴な疑問
お給料は高いほうがいい。
多くの人がそう考えます。
高いお給料をもらうには、
条件の良い会社に入る。
条件の良い会社に入るには、
良い大学に入る。
良い大学に入るには、
テストで点を取る。
こうして、毎月の中間テスト、
期末テストという
「訓練」が始まります。
正直に言うと、
私はこのテストが苦手でした。
そして、同じように
テストが苦手な人は
世の中にたくさんいると思います。
では、その人たちは
お給料の少ない場所で
働くしかないのか。
そんなことはありません。
もう一つの道があります。
自分で「稼ぐ仕組み」を作ること。
ただ、ここで気づくことがあります。
この「稼ぐ仕組み」の作り方は、
学校では一度も習っていない、
ということです。
【図解1】稼ぎ方には、2つのルートがある

「俺がラーメン屋をやれば繁盛する」
会社勤めをしている人の中には、
人間関係や通勤ラッシュ、
限られたお給料に
モヤモヤを抱えている人もいます。
「このままでいいのか」
そう考えて、
独立を思い描く人も出てきます。
たとえば、ラーメンが大好きな人。
「あらゆる店を食べ歩いてきた。
俺が店を出せば、きっと繁盛する」
その気持ち、よくわかります。
好きなことで勝負したい。
その思いはとても大切です。
ただ、独立した瞬間に
起きることがあります。
独立した瞬間に手放す、2つのもの
一つ目は、毎月のお給料。
これは誰でも想像がつきます。
見落とされやすいのは、
二つ目です。
それは、与信。
会社に勤めていると、
住宅ローンは通りやすい。
会社という大きな信用に
守られているからです。
ところが独立した途端、
銀行の見る目が変わります。
仕組みを作るには
元手が必要なのに、
その元手を借りることが
難しくなる。
「そりゃそうだろう」と
思われるかもしれません。
でも、これに気づかないまま
一歩を踏み出す人は
意外と多いのです。
農業は「入りやすい」からこそ
これが特に起こりやすいのが、
農業の世界です。
農業を始めるのに、
免許はいりません。
国家試験も、入社試験もない。
参入のハードルが低い仕事です。
だからこそ、
「仕組みを作ろう」と意気込んで
農業を始める人は、
ほとんど見かけません。
多くの方が考えるのは、
「良い作物を作ろう」です。
もちろん、それは間違いではありません。
農業の世界には、
良いモノを作ることを
大切にする文化があります。
それは農業のキホンであり、
土台です。
ただ、相談を受けてきて
見えてきたことがあります。
土台だけでは、
暮らしが安定しにくい
ということです。
誰に売るのか。
いくらで売るのか。
お金をどう回すのか。
土台の上に
この「仕組み」が乗って、
はじめて「稼げる農業」になる。
【図解2】「良いモノ」の上に「仕組み」を積む

三代目の私も、仕組みに悩んだ
私は農家の三代目です。
1989年に農大を卒業し、
親元で就農しました。
脱サラで農業を始める人から見れば、
親が作った「稼ぐ仕組み」を
受け継げる、恵まれた立場です。
それでも私は、
親の仕組みをそのまま
受け継ぐことができませんでした。
自分のやり方で一度壊し、
ゼロから組み直した。
親とぶつかりながら、
形になるまで10年かかりました。
受け継ぐ側でさえ、
仕組みづくりには
これだけの時間がかかる。
だからこそ、
ゼロから始める方の大変さは
身にしみてわかります。
「作る」の前に「仕組み」を考える
農業を始めたい方を
止めたいわけではありません。
むしろ、日本の農業の
担い手として
活躍してほしいと願っています。
だからこそ、
少しおせっかいな話を
書かせていただきました。
親が残した農地があるから。
今の会社がしんどいから。
きっかけは何でもいいと思います。
ただ、その一歩の前に、
「何を作るか」だけでなく
「どうやって稼ぐか」にも
頭を使ってみる。
それだけで、
見える景色が変わってくるはずです。
もし「自分の場合はどうだろう」と
感じた方がいれば、
無料相談や、農業経営者が集まる
「農ビジ会」もご活用ください。
農業界を明るく照らす農テラス。
今日も一緒にこちらの脳を耕しましょう。