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ブログ 2026.07.11
農業で「生活」していくために、まず知っておきたいこと
農家のお悩みシリーズ、本日のテーマです。
「会社を辞めて、田舎で農業を始めたい」 「農業という仕事で、生活を成り立たせたい」
こうしたご相談を、本当に多くいただきます。
今日は、これから新規で農業を始めたい方に向けて、 「農業で生活するとはどういうことか」 について、正直にお話しします。
まず、現実を知ってほしい
農業者が増えることは、本来とても良いことです。 私自身、全国に農業者を増やすことをミッションにしています。
ですが、正直に言います。
猫も杓子も農家になればいい、というものではありません。
農業も事業であり、経営であり、ビジネスです。 うまくいく人と、うまくいかない人がいます。
シビアな話ですが、成功するのは2割ほど。 これは、どの業界でも同じことです。
農業は「養殖」だと考えてみる
新規で農業を始める方の多くは、農業のイメージがまだ湧いていません。
そこで私がよくお話しするのが、 「農業は養殖と同じ」 というイメージです。
最近、廃校になった校舎を再活用して、陸上で魚を養殖する取り組みが増えていますよね。
養殖を始めるには、
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水を貯める水槽が必要
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水を引くポンプが必要
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稚魚を買ってくる必要がある
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餌をやって、大きくして、ようやく販売する
農業もまったく同じ構造です。
【図解1:農業=「養殖」と考えると分かりやすい】

畑を用意して、苗や種を仕入れて、肥料や資材を投入して、育てて、ようやく販売する。
お金になる前に、準備コストと手間がかかる。
これが、農業を事業として見たときの現実です。
「実家が農家だから大丈夫」も要注意
「うちは実家が農家だったので、設備は整っています」という方もいらっしゃいます。
ですが、今度はそのメンテナンスが必要になります。
そして、いくら魚を仕入れても、全部売れるとは限りません。 100匹仕入れて、100匹売れなかったらどうするか。
ここも、しっかり押さえておくべきポイントです。
それでも、農業は面白い
厳しい話をしましたが、農業そのものはとても面白い仕事です。
養殖をするのも面白いのと同じです。
ただ、「面白い」と「それで生活する」の間には、2段階、3段階の違いがあります。
農業以外の収入源を持つという選択
だからこそ、可能であれば、農業以外で生活できる収入源を持つことをお勧めしています。
今すぐ会社を辞めて、ゼロベースで全振りするのは、正直かなりハードルが高いです。
一方で、
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退職金がまとまってあり、それを運用しながら配当をもらう
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年金をもらいながら農業をする
といった、別の収入源がある状態なら、話は大きく変わります。
【図解2:農業「全振り」と「収入の複線化」の違い】

ゼロベースで全て自己資金で用意し、収入も農業のみに頼る場合、収入がゼロの期間がそのまま生活を直撃します。
一方、農業以外の収入の土台がある場合、同じ準備期間でも、生活が崩れにくくなります。
最後に
農業で成功していくためのノウハウは、この動画以外にもたくさん出ています。 そちらもぜひチェックしてみてください。
そのうえで、今日お伝えしたことを踏まえて、 改めて「農業と生活」について考えていただければと思います。
農ビジ会では、こうした個別相談を無料で受け付けています。 気になる方はお気軽にご相談ください。