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ブログ 2026.06.30

人と違う農業をやりたい心理

同じことをやるのが嫌だ、という気持ちの正体

「山下先生、人とは違う農業がやりたいんです」

私はこの相談を、
これまで何百人もの農業者から受けてきました。

理由は大きく2つに分かれます。

1つ目は、
「今から頑張っても、あの大きい農業法人には勝てない」
という先行者への対抗心。

2つ目は、
「親がやってきたものをそのまま続けても、
いつまでも比較される」という焦りです。

私自身も後者でした。
親はスイカ農家でした。
私はそのスイカ農業を、ある時期にナス、
ホウレンソウへと切り替えています。

理由は単純です。
30数年前、高度経済成長が終わり、
スイカやメロン、イチゴのような嗜好品が
売れなくなっていく時代が来たからです。

このままでは立ち行かない。
そう感じて、周りより早く動きました。

ゴーヤで体験した

「先行者利益」と「早くやめる」の重要性

ナス農家だった頃、
まだゴーヤがほとんど流通していなかった時期に、
先輩と2人で栽培を始めたことがあります。

周りからは「そんなのうまくいくわけがない」と
笑われました。

結果は、大成功でした。

その後、ゴーヤを始める農家が増え、
価格は一気に下がっていきます。

私たちは、誰よりも先にその市場から退きました。

このとき学んだのは、
「思ったらすぐやる、
ダメだと思ったらすぐやめる」
 という、

ただそれだけのことです。

うまくいかない人の特徴は逆です。

始めるまでに時間がかかりすぎる。
そして、
うまくいっていないと分かってからも、

なかなかやめられない。

ウダウダと先延ばしにした結果、
泥舟のまま沈んでいく。

これが一番もったいないパターンです。

【図解:先行者利益のタイミング】

早く始める人 → 大きな利益 → 早くやめる → 次の挑戦へ

遅れて始める人 → 価格下落で薄利 → なかなかやめられない → そのまま沈む
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違うことを始める前に、確認しておきたい2つの条件

人と違う農業をやる前に、
最低限確認しておきたいことが2つあります。

1つ目は、「売れる見込みがあるかどうか」。

どれだけ人と違っていても、
需要がまったく見えないものに
手を出すのは危険です。

例えば、今から折り紙の生産で稼ごうと思っても、
10年後も20年後も、

お金にはならないかもしれません。

2つ目は、「誰に相談するか」です。

ここが、今日一番伝えたいポイントです。

相談相手は「挑戦したことがある人」に決めてください

新しいことを始めようとするとき、

相談相手を間違えると、
せっかくのチャンスを潰してしまいます。

ずっと同じことだけを続けてきて、
挑戦した経験のない人に相談すると、

答えはだいたい決まっています。

「やめておいたほうがいいよ」

それは、
その人自身が挑戦したことがないからです。

失敗の痛みも、成功の喜びも知らない人の

「やめとけ」には、根拠がありません。

だからこそ、相談する相手は

「他と違うことにチャレンジしたことがある人」 を
選んでください。

失敗も成功も経験している人だからこそ、
あなたの背中を押す言葉にも、
止める言葉にも、重みが出てきます。

【図解:相談相手の選び方】

【挑戦経験ゼロの人】              【挑戦経験ありの人】
        │                                │
   「やめとけ」               「こうすればうまくいく」
   (根拠なし)                (失敗と成功の経験あり)
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まとめ|遅い決断より、早い決断と早い撤退を

人と違う農業をやりたいと思ったら、

まずは「売れる見込み」を確認すること。

そして、相談するなら必ず
「挑戦したことがある人」を選ぶこと。

私自身、スイカからナス、ホウレンソウへの転換も、
ゴーヤでの挑戦も、

すべて「早く始めて、ダメだと思ったら早くやめる」の

繰り返しでした。

迷っている時間が一番のリスクです。

あなたの一歩を、後押しできる相談相手と出会ってください。

https://youtu.be/ftrKHV5hmug

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