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ブログ 2026.05.14

「肥料を使わない農業は可能なのか?」進化した先に、昔の農業があった。

農業コンサルなら農テラス|代表 山下弘幸

「農業は稼げるビジネスだ」

全国で多数の成功事例を輩出する農業コンサルタント山下弘幸が、

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実践的な研修・講座を通じて、次世代を担う農家の成長を強力にバックアップします。

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「肥料を使わない農業は可能なのか?」進化した先に、昔の農業があった。

5月14日付の日経新聞によると肥料価格、11月に大幅高見込みという記事が

掲載されていた。中東情勢を背景に原料価格が大きく伸びるためだ。

国内肥料メーカーは6月と11月に価格改定する。

 

このように農家を苦しめる肥料代。

背景は

原料のほとんどを海外に依存してるから。

 

そもそも日本は、資源やエネルギーを海外から輸入し、

それを加工して経済を回してきた国です。

エネルギーしかり。

鉱物資源しかり。

部品しかり。

 

ここに来て、日本の「資源を持たない国」という現実が、

改めて浮き彫りになっているようにも感じます。

 

そんな中、先日開催した農ビジセミナーでは、

岡山県で無肥料・無農薬でお米を栽培されている川原さんに

お話をしていただきました。

 

非常に反響の大きな回になりました。

 

やはり皆さん、

「肥料なしで本当に作物は育つのか?」

ということに関心が高いのだと思います。

 

確かに考えてみれば、森の木々も、山の植物も、

道端の雑草も、誰かが肥料を与えているわけではありません。

 

自然の中で植物は育っています。

 

これが、いわゆる自然農法や自然栽培の根底にある考え方です。

 

ただ、私はここで

「自然農法が正しい」

とか、

「化学資材を使った農業が悪い」

という話をしたいわけではありません。

 

むしろ逆です。

 

今回の肥料高騰問題を通して、

 

「我々は、どれだけ何かに依存して生きてきたのか」

 

それを考え直すタイミングに来ているのではないか。

そんなことを感じています。

 

例えば最近では、

カルビーがポテトチップスの袋を白黒化するというニュースもありました。

 

色を減らす。

インクを減らす。

包装を見直す。

 

そこからさらに考えると、

「そもそも過剰包装ではなかったか?」

という議論にもつながります。

 

ホルムズ海峡の問題から、原油、ナフサ不足など、

資源の問題が現実味を帯びる中で、

社会全体がこれまでの“当たり前”を

 

見直す時代に入っているのかもしれません。

 

そんな中で、今回改めて考えたのが、

 

「植物は、そもそもどうやって育っているのか?」

 

ということです。

 

植物は、水・光・CO2によって光合成を行います。

 

そして澱粉を作り、それを根へ送り、根から栄養を吸収して成長します。

 

では、その栄養はどこにあるのか。

 

ここから土づくりの話になります。

 

土の中の栄養には、大きく二つあります。

 

一つは、空気中の窒素。

 

豆科植物の根粒菌が窒素固定をすることは有名ですよね。

 

つまり、本来自然界には、空気中の窒素を土に取り込む

仕組みが存在しています。

 

そしてもう一つが、有機物です。

 

落ち葉などの植物残渣。

動物、昆虫などの死骸。

 

それらを微生物が分解し、腐食させる。

その循環の中で、植物の栄養が生まれています。

 

つまり自然界には、もともと植物が生きていく仕組みが存在している。

これが、自然農法的な考え方のベースにあります。

 

考えてみれば、昔はこれが当たり前でした。

戦前。いや、江戸時代。

 

化学肥料も農薬もない時代。

私の祖父母の時代もそうでした。

 

大正生まれの祖父母がやっていた農業は、

まさに自然の循環を利用した農業でした。

 

そう考えると、今起きている流れは、

ある意味「原点回帰」なのかもしれません。

 

ヘーゲル哲学に「事物の螺旋的発展の法則」という考え方があります。

 

時代は進歩しながら、また原点へ戻る。

 

ただし、同じ場所へ戻るのではなく、一段上の視点で戻る。

 

今、再び「化学肥料に頼りすぎない農業」が注目されるのも、

そういう流れなのかもしれません。

 

一方で、現実論もあります。

 

これは原発問題とも少し似ています。

 

理想だけでは社会は回りません。

 

これだけ人口が増えた世界で、すべてを自然任せで食料生産するのは

非現実的だ、という意見も理解できます。

 

私自身も、全面的に自然農法へ移行すべきだとは思っていません。

 

だからこそ大事なのは、

 

「情報に振り回されないこと」

だと思っています。

 

今、世界では「リジェネラティブ農業(再生型農業)」が注目されています。

 

土壌を再生し、環境を守りながら持続可能な農業を目指す流れです。

 

これは単なる流行ではなく、

「土を壊し続けてきたことへの反省」

という側面もあるのかもしれません。

 

だからこそ私たちは、極端になってはいけない。

 

突然、肥料をゼロにする。

急に自然農法へ転換する。

 

そういう極端な行動は、経営を壊します。

 

微生物が活発に働く土づくりには時間がかかります。

自然の循環を取り戻すには、年単位の積み重ねが必要です。

 

家族を守り、従業員を守り、出荷責任を負う経営者は、

理想論だけではやっていけません。

 

ただ一方で、

今までの“当たり前”を考え直す局面に来ているのも事実です。

 

だからこそ、知識を持つこと。

原理原則を理解すること。

 

その上で、自分の農業、自分の経営、

自分の道を確立していくこと。

 

これが、これからの時代に必要な姿勢なのではないでしょうか。

 

だからこそ、

情報を正しく伝える

幅広く伝える、

偏らないように伝えることが大事です。

 

これらを学ぶコミニュティとして

農ビジ会という勉強会は重要だなーと改めて感じています。

 

さあ、あなたも

一緒に脳を耕しませんか。

 

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【お知らせ】

第46回農ビジCafé

ちょっと一服しませんか?

 

ホルムズ海峡封鎖による石油製品の高騰など

農業者にとっても資材費の高騰が懸念されていますよね。

さあ、全国の仲間とこのピンチをどう乗り越えるべきか?

 

たくさんのヒント、ひらめきが生まれる時間になると思います。

たくさんのご参加お待ちしております。

 

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