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ブログ 2025.08.14
お盆が消える日? 山下家が続ける理由
こんにちは。全国で講演、セミナー研修など行っている
農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
農業歴35年。親元就農後、個人、法人の農業経営を経て
農業コンサルタントに転身し、
現在、新規農業者、若手農業者、企業農業参入支援などをしています。
具体的には、稼げる農業を実現する
”1歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ
「農業ビジネススクール(農ビジ会)」を主催し
全国200名の農業者と毎月勉強会や情報交流を行っています。
また、定期的に更新しているyoutube(農テラスチャンネル)では
全国の農業者へ「農業経営・農業ビジネス」の最新情報をお届けしています。
さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは
「お盆が消える日? 山下家が続ける理由」
おかげ様でyoutubeコンテンツ1500本配信を達成しました!
なんでも続けるには“理由”があります。YouTube1500本配信もそうですが、お盆の風習も同じ。今日はその話です。
今年のお盆も、全国ニュースでは「帰省ラッシュ」の映像が流れていました。
高速道路は大渋滞、新幹線は指定席が満席。
ああ、子どものころは、この混雑がみんな帰省って大変だな~って思っていました。
なぜなら、我が家は帰ってくる側の「田舎のじいちゃんち」だから。
地方を離れて都会で働く人にとっては実家への帰省はつかの間のひと時なのかもしれません。
スイカ農家だった我が家はお盆の時期は農閑期。熊本のスイカの農繁期は春なので
夏はoffシーズンです。
だから親戚が集まる時期は集まる親戚のための「おもてなし」に力が入ります。
このおもてなしは親戚が多い我が家では「農作業」より大変です(笑)
以前は両親が家長。だから父と母が親戚をもてなします。
ただ、今では私たち夫妻がホスト役。
姉たち家族が集まります。
姉たち夫妻は実家で骨休め。だけど私の妻はもてなす側なので大変です。
私たちが若かったころは
妻と私の母(姑)と姉たち(小姑)とのいざこざが絶えず大変でした
すべての愚痴やしわ寄せは全部私に・・・
とはいえ、昔の話、今では妻がわが家を仕切っています(笑)
実家に帰る。
これって基本的に夫の実家に行ったり、妻の実家に行ったりするのですが、
最近、セパレート帰省と言って
夫の実家には夫と子供が帰省して、妻は自分の実家に帰省して自分の時間を満喫するというスタイルが流行っているのだとか。
そもそも、同居という概念が崩れ、核家族化が進み、それぞれがスマホを持つ時代。
一緒に家族で食事をしていてもみんなで同じTV番組を見る機会も減りました。
お盆に家族親戚が集まる風習も地方ならでは。
わが家では大事にしていますが、その習わしも今では希少になっているのだとか・・・
わが家では先日お盆の集まりがありました。子供や甥、姪らが子供を産んで平均年齢を下げてくれました。80過ぎた両親を囲みみんなで食事して記念撮影。
今では私の妻が山下家の家長みたいになってくれたおかげで我が家は平和です。
妻には心より感謝です。
世代交代を感じつつ、それぞれの世代の価値観の違いを確認できる、とてもいい時間になりました。
お盆に親戚が集まる──そんな風習が珍しくなっていく時代だからこそ、私は続けたいと思います。
さて、あなたのお盆には、どんな風景がありますか?
どんなお盆を過ごされますか?
ちなみに私の娘のご主人は生粋のクリスチャン。だから
お盆って何?お正月の初もうで?行ったことないんだって・・・
多様化が進む社会で私たちの生活様式もどんどん変わります。
お盆に親戚身内が集まる本家に生まれ、続けてきたこの風習って
珍しいスタイルになるのかもしれません
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都会に住む実家のない人って
実は「実家」がある人、ふるさとがある人って「いいなー」って思っている。
そこで、あなたの実家になりますよ!っていう、
都会に暮らしで実家のない方と田舎で農業をやっている方で
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