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ブログ 2025.06.26

くすぶってる若手農家へ。行動できないのは、あなたのせいではない。

こんにちは。全国で講演、セミナー研修など行っている

農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。

農業歴35年。親元就農後、個人、法人の農業経営を経て

農業コンサルタントに転身し、

現在、新規農業者、若手農業者、企業農業参入支援などをしています。

具体的には、稼げる農業を実現する

”1歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ

「農業ビジネススクール(農ビジ会)」を主催し

全国200名の農業者と毎月勉強会や情報交流を行っています。

また、定期的に更新しているyoutube(農テラスチャンネル)では

全国の農業者へ「農業経営・農業ビジネス」の最新情報をお届けしています。

 

さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは

くすぶってる若手農家へ。行動できないのは、あなたのせいではない。

もしかすると、あなたは今こう思っていませんか?

 

「やりたいことはある。でも動けない」

「失敗したら怖い」

「どうせやっても無理かもしれない」

 

でも、断言します。

その“動けなさ”は、あなたの意志の弱さじゃない。

それは、環境、思考、そして仕組みのせいです。

 

僕もかつて、行動できない農家でした。

でも、ある時から変わることができました──。

 

これまで「成功の法則」や「成功哲学」の本をたくさん読んできました。

実際に成功している人の話も聞いてきました。

 

けれど、どれも突き詰めると、たった一つの共通点にたどり着きます。

 

それは──  **行動すること** です。

 

成功の基本は“行動”

 

これを端的に言い表しているのが、オンデーズ田中修治社長のこの言葉です。

 

「できる」「知っている」「やっている」は、まったく違う次元である。

 

例えば目の前にエスカレータと階段があるとします。

あなたは体が健康なので階段を上ることが「できる」

もちろん、エスカレータより階段を使った方が健康に良いということを「知っている」

だから、かならず「階段をのぼる」を「やっている」

この、最後の「やってる」が行動できているということなのです。

 

実は私も、農業を辞めてベンチャー企業に就職するという決断をした時、周囲から「裏切り者」と罵倒されました。でも、あの一歩がなければ今の自分はありません。

──つまり、“やった人だけが次のステージに行ける”ということを体験しました。

 

他にも成功の法則でよく見かけるのが「ひらめき」です

 

多くの成功者は「ひらめき」と「気づき」が出発点です。

 

「ひらめく人が成功する」ひらめかない人の特徴につて

「ひらめき」とは - 新しいアイデア - 気づき - 閃光のような直感のことです。

 

なぜ人はひらめけないのか?

では、ひらめかない人とは?どういう人でしょうか?

– 欲や願望がない人 - 目標や目的が明確でない人はそもそもGOALが見えていないのでひらめきようがありません。

 

でも、それは「ひらめかない」のではなく「気づいていない」だけ

 

では?なぜ気づけないのか?

– 考えたことがない - 考える暇がない - 考える余裕がない - 考える時間を作らない

結論:ひらめかない人は、そもそも「成功の土俵」に立っていないのかもしれません。

 

ひらめいた人は即行動に移そうとします。

しかしここで厄介なのが「あなたが今いる環境です」

 

 

行動を止める「環境」の正体

行動できない人がいます。その理由について考えてみました。

– 行動できる人 → 「後悔したくない」という感情で動ける

 

一方、

– 行動できない人 → 環境と思考が「抑制モード」になっているようです。

 

行動できない人の共通点は思考の問題です。

– 「そんなの無理だよ」

– 「やっても一緒」

– 「失敗したらどうするの?」

そして、そういう思考を持った人に囲まれていることがとても多いようです。

 

実は行動できない人の多くはこうした行動を止める言葉を発する人達に囲まれていることが多いのです。

 

つまり、問題は「環境」と「つるむ人」です。

例えば

– 思考が似た者同士でつるんでいる

– 新しい挑戦を自然とやめてしまう空気感

 

だからこそ必要なのは:

→ そのコンフォートゾーン(安心安全の思考空間)、今いる環境から抜け出すことなのです。

 

ところが農家はその環境が「親」「家庭」「家族」「地域」だったりします

正直、最悪です。

なぜなら、逃げられないから。

 

私も、そこから抜け出すのにめちゃくちゃ苦労しました。

 

手放せない人に未来はない

でも、今持っている環境を手放さないと、次は手に入れることができないようになっています。

 

なぜなら成功を妨げるボトルネックは?

→ 今やっていること、今いる環境を「手放せない」ことだからです。

 

成功したいなら、本来は「トレードアップ(次元上昇)」するために、

何かを手放す必要があるのです。

 

例えば(手放せないものの具体例)

– 今の作物(農産物)

– 家族の期待、地域のしがらみ

– 会社のポジション、役職、仲間との関係

– 物:車、家、財産

– 金銭欲、見栄、プライド

– 子供(=小離れができない)など

 

私はこのように成功するためには

いかに目の前にあるモノを手放すかが大事だと考えています。

例えば満杯のコップには、新しい水(ひらめき・チャンス)は入らないという考え方です。(コップの原理)

 

 

私が手放してきたもの

これまで、私もいくつものモノを手放してきました。

例えば、家業農業をいったんやめて、ベンチャー企業へ就職したときは大きな決断でした。周りからはなぜ?辞めるのか?離農してどうするつもりか?

農業を辞めるなんて裏切りものだ、ご先祖様になんてお詫びするつもりだと罵声を浴びせられました。

でも、おかげで新しい農業のカタチを手に入れる事ができたし、人間として成長することができました。

更にそこで農業法人の代表を務めていた時にまた、そのポストを手放しました。

なぜか?それは成長したかったからです。

 

人間は本来、変わりたい、成長したいという本能を持っています。

マズローの五大欲求の一番上、「自己実現欲求」です。

私は人一倍「自己実現欲求」が強いのかもしれません。

 

だから、今あるものや、環境や現実を手放せない人たちは

→ 「変わりたい」「成長したい」という渇望・欲求が足りないのかもしれません。

 

結論: 伸びしろのある人は、“執着”を手放すことでチャンスが入ると思います。

一方、手放せない人は「今がそれなりに快適」なのでそれでいいのかもしれません。

 

私は寝た子を起こすつもりはありません。

ただ、やりたいのに出来ない

くすぶっている農家の背中を押したいだけなのです。

 

そのくすぶっている農家に伝えたいのは

100回に1回でいい。「とにかくやれ」です。

 

「行動できない人」の最大の敵は、「失敗したくない」という恐れが強すぎます。

 

でも本質はこうです。

 

成功とは、失敗の数で決まるのです。

そもそも、すぐに成功できるなんて思うこと自体、虫が良すぎです。

 

エジソンは電球のフィラメントを1000回試して成功しました。

これが「100回に1回」の法則です。

失敗をたくさんすれば成功の確率が高くなる。

だから成功者は失敗を恐れるどころか早く失敗しようと思うのです。

 

なぜなら、成功する体質の人は

チャレンジを続ければ、必ず当たるということを知っているからです。

 

成功とは“プチ成功”である

今回は成功の法則は「行動すること」というベタな話をしましたが、

 

読者の中には“別に俺は成功なんてしなくていい”といった

冷めたことを言う人もいるでしょう。

 

でも本当は、みんな心のどこかで成長したいと思ってるんですよね

 

おそらくその方は成功の定義を誤解していらっしゃるかもしれません。

 

多くの人が描く「成功像」は非現実的です。

例えば - クルーザーで美女と豪遊

– プライベートジェットで世界を飛び回る

– 南の島でトロピカルドリンク片手にリゾート暮らし

 

しかし、真の成功とは「プチ成功」の積み重ねです。

たとえば

– 昨日より少しでも前に進んだ

– 小さなチャレンジをやり切った

 

このように自分が少し大人になった、成長していると感じることを

私は「成功」と呼んでいます。

 

私は、あなたが小さな一歩を踏み出す勇気を応援します。

 

 

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