新着情報
What’s new
ブログ 2021.05.17
④ヒトモノカネを活かした経営戦略の仕方について
こんにちは脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは④ヒトモノカネを活かした経営戦略の仕方について
私が受け持つ大学での特別集中講義の内容の一部を連載でお届けしています
講義の主なテーマは次の5つです
・経営戦略
・経営者としての心構え
・マーケティングの基本
・販売戦略
・事業戦略
これらの内容は自社で開催する農業ビジネススクールでも受講できます。
詳しくはコチラまでhttps://notera.co.jp/school/
まずは経営戦略について
この講義は日本農業変遷により農業の経営戦略は大きく変わったことを受け、
これからの時代に合わせた経営思考、経営能力を身に着けさせることが目的です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今回は④ヒトモノカネを活かした経営戦略の仕方についてお話します
1,経営戦略「ヒト」教える、育てる
まずはヒトの活用です。
これまで家族経営だった農家が一番苦手なところです。
なぜなら、ヒトを使い慣れていないからです。
ヒトに頼むより自分でやった方が早い。そういう心理が働き、ついついなんでも
自分でやってしまします。
ま、これはこれで立派なことですが、経営という視点で見れば
技術技能がその人だけのモノであればその経営はその人の力量以上には発展しませんよね。
自分ができることを人に教え同じことが複数の人ができるようなれば生産性は上がります。
これがヒトを活かす戦略です。
経営とはヒトにやり方を教えてその仕事、その作業ができる人を増やすことで
生産性を上げることなのです。
2,経営戦略「モノ」手数を減らす
次にモノの活用について。
「モノ」とはおカネに変えることができる商品やサービスが「できる」仕組みを作ることです。
農業って野菜を作ることのように思われていますが、
実は野菜が育つ仕組みを作っているのです。
野菜が育つ仕組みとは?
その野菜が育つ環境を整えてあげたり、その野菜が育つ時期に種をまいたりすることです。
野菜が育ちやすいように土を耕し、タネを播いた後は水をかけ、気温湿度を保ために
ビニールをかけてたりする。
この一連の流れを農作業と呼んでいます。
この農作業が多ければ多いほど労働力も資金も必要になります。
ですから、いかに少ない手数で野菜が育つ環境を整えるか。これが「モノ」の経営戦略なのです。
3,経営戦略「カネ」元手を使ってより多く生産することを計算試算する
最後に「カネ」の活用について
経営資源の中で「カネ」は資本といって経営のベースになります。
このベースとなるおカネを増やすことが経営です。
例えば資本金300万円でラーメン屋さんをはじめた人が
毎月100万円円を売り上げることができたとします。
このとき、元手の300万円を使ってラーメンを作る技術とお店というモノと
自分の労力(ヒト)を使って年間で1,200万円を生み出したことになります。
つまり300万円を使って1年間で900万円も生産したことになります。
この中から家賃や人件費や材料代(原価)を引いた残りが粗利になります。
その粗利から自分の所得その他宣伝費などの(販管費)を引いたの頃が利益として
残るのです。
この利益から税金が引かれ残ったおカネが元手の300万円に足されます。
もし、最終的に残ったおカネが100万円だったなら
元手300万円が400万円に増えたことになります。
そしてまたこの400万円の元手を増やすためにより多く生産することを企てることが
「カネ」の経営戦略です。
まとめ
経営戦略とは
- 「ヒト」に教え、育てながら
- 「モノ」手数を減らし
3,「カネ」元手を増やすためにより多く生産することを企てること
となります。
いかがです?あなたはできていますか?
次回は経営戦略「情報・時間」についてです
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1Oa6FE0L4Ub6VyUMznSUZItocqbXEUtt6/view?usp=sharing
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現在、若手農家や農業関係者に「稼げる農業」をテーマにした講演、
セミナーを全国各地で行っています。
最新の講演、セミナー情報はコチラ
https://notera.co.jp/seminar/
農テラス主催の
農業ビジネススクールではzoomを活用したオンライン形式で
農家もできる
「ネット販売のやり方がわかる講座」や「新しい農業経営のやり方講座」
を実施しています。
詳しい講座の内容や開催日時はコチラ
私のテーマは
農業界を明るく照らす!
実践しているのは
「農を耕す」だけでなく、「脳を耕す」です
具体的には
経営感覚、ビジネス感覚に優れた農業者を全国各地に作ります。
そうすることで全国1718の市町村に
新たな農業者が生まれ、地域、農村は活性化します!
そして日本が活性化します!
ということで、
新しい農業者、新し思考を持った農業先駆者のために
毎週メルマガ(無料)も発行しています。
ご興味ある方はこちらからご登録のほどお願いいたします。
一緒に脳を耕しましょう!
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
メルマガ登録フォーム
https://notera-seminar.com/mz.html
もう、ご購読いただけましたか?
新しい農業をリードする若手農家、新規農業者におススメの1冊です
山下弘幸著
稼げる!新農業ビジネスの始め方(すばる社)
本を読んでのコメントをお聞かせください。
農テラスは行動するあなたを応援します
info@notera.co.jp
お求めはコチラからどうぞ