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ブログ 2021.05.06

脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第89号

脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第89号

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

いつもご覧いただいています皆様に心より感謝申し上げます

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今回は、「人より半歩先を行く方法」についてお話します。

 

【はじめに】

 

常に時代の半歩先を行く。これが私のポリシーです。

常に時代の動きを見極めて方針を決める。

これまでもずっとそうやって生きてきました。

 

ただ、新しいことに挑戦するたびに無謀な奴って思われて、周りから反対されたり

否定されてきました。

 

最近では、そういうことはかなり少なくなりました。

逆に半歩先を行きたいって仲間も増え毎日そのメンバーと

未来予測をして新しいことにじゃんじゃんチャレンジしています。

 

私のところには毎日多くの相談メールが届きます

 

山下先生、これからどっちの方向へ行けばいいですか?

これから時代はどう変化していきますか?って

 

半歩先の未来を見極めるのには大きな壁が2つあると思っています。

それは未来を予測する「想像力」の壁と、

もう一つはその予測を否定してくる「ベテランの壁」です。

 

今の若手農家はこの大きな2つの壁に直面しているように感じます。

ということで、

今回はこの2つの壁を乗り越える方法についてお話したいと思います。

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【半歩先を行きたい人の壁】

 

人より半歩先を行きたい。なぜならそれが成功への近道だからです。

勘のいい人は人よりちょっと先を行けばいい。という成功の法則に基づいて

行動しています。

 

しかし、その成功しようとする人の前に立ちはだかるのが

 

「過去の実績」こだわるベテランの人達です。

 

このベテランと呼ばれる過去の実績にこだわる人たちと

新しい未来を創造するこれからの人の摩擦。

 

これはどの業界でも起きています。

 

例えば、あなたは鹿を狙う「狩人」だったとします。

ベテラン狩人と若手狩人が次にどこで鹿を狙るべきか?を相談しています。

 

過去の実績にこだわるベテラン狩人は「昔はこの場所で鹿を捕えた。

だからまた同じ場所で鹿を狙うべきだ」と主張します。

 

しかし、若者はこう言います。

そこで鹿が獲れたのは昔の話でしょう?

次に来る場所そこじゃないです。って

だから、新たな場所で鹿を待ちたいって主張します。

 

昔の栄光にしがみついていたって未来はないって主張する未来創造派と

新しコトに挑戦して勝ち目があるのか?って主張する慎重派です。

 

さて、あなたはどっち派でしょうか?

 

 

私は間違いなく後者です。

 

しかし、後者の未来創造派の方が気を付けなければいけないは

むやみに新しいことにチャレンジする「無謀な奴」になってないけないってことです。

 

私は、未来を創造するにはその根拠が必要だと思っています。

 

例えばこの場合、私が次に狙う場所をどこに決めるか、

 

そして、

どうやって違う場所で狩りをするようにベテラン狩人を説得するかをお教えします。

 

この時、私は4つのことをやります。

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【無謀な奴と思われない4つのステップ】

 

1,まず、鹿の行動を分析します。

鹿だって馬鹿ではありません。一度仲間が狙われた同じところに行けば狙われるって

思うはずです。だから同じところには出没する確率は少なくなるでしょう。

 

では?鹿は次にどのルートをたどるのか?

そもそも鹿は何をするためにそのルートを通るのか?

おそらく水を飲みに行くためだと予測をたてます。

 

そこで山から下りてきて川のある方向に向かって移動するかがわかります。

次に辺りを散策して獣道がないかを調べます。獣道を見つけたらフンや足あとを

追いかけます。

 

これである程度鹿が通るルートが予測できます。

 

2,次に鹿にばれないように獲物を狙うつための場所を確保します。

その場所を確保したらそこで鹿の行き来を観察します。

そこで、朝日が出る朝方に水を飲みに来るという鹿の行動パターンを見極めます。

 

そしていよいよ計画です。事前に弓と矢を磨き、狙い撃つ場所から鹿まで距離を測り

一発で射止める練習、試験を重ねます。

 

3,そしていよいよ本番です。

狙いを定めて鹿の群れが来るその一瞬をめがけて一斉に矢を放つのです。

 

4,その後何本矢を放ってどれくらい獲たのか

成果を分析します。

 

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【結果を見せる】

経験のある人こそこれまでの実績、経歴にすがりがちです。

成功体験があるからこそ、それを信じて疑わなくなるのです。

これは仕方のないことですが、残念ながら、それこそが「頭が固くなっている」ってことに

気が付かないのです。

私もついつい頭が固くなることもありますが、

質が悪いのは新たなことにチャレンジするものを妨害しようとすること。

経験と実績キャリアという武器を使って新しい行動をしようとするものを抑制しようとすることです。

 

しかし、チャレンジャーはこれに怯んではいけません。

なぜなら、もうそこには鹿は来ないからです。時代は常に動いていることに気が付いています。

 

それがわかっている若者狩人は一生懸命にもがいています。

しかし、それはベテラン狩人からしてみれば無謀な挑戦にしか見えていません。

 

つまり、ベテラン狩人からしたら若者の挑戦は危なっかしくて見ていられないのです。

だから、若者狩人もこのことを理解しなければいけません。

 

ベテラン狩人はむやみに反対しているのではないってことを。

ベテランは良かれと思ってアドバイスをしてくれているんだってことを。

 

あなたがやることに反対しているのも愛情表現の一つなんだということを。

 

 

でも、若者からしてみればベテランのアドバスこそ「ウザい」って感じますよね。

 

だから若者狩人は根拠を示す必要があるんだと思います。

 

なぜ新し場所に鹿がやってくるのかという根拠を。

そして行動してみて、結果を出すのです。

 

あーしたい、こーしたいって思っているだけでは何も変わりません。

だって、どうせ意見を言ったって

 

ベテランに意見をつぶされるから・・・

 

そうやってくすぶっていてはいつまでたっても自分の人生は開きません。

 

さあ、勇気を出して初めの1歩を踏み出しましょう!

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【まとめ】

最後までご覧いただきありがとうございます。

このようにいくら自分が正しと思ったことを主張しても結果が出なければ

それには誰も賛同してくれません。

その結果を出すということにもっと執着してほしいと思っています。

では改めて無謀な奴じゃやないと思ってもらうための4つのステップをおさらいしましょう。

 

1,まず、鹿の行動を分析します。これはマーケットリサーチです。お客様(マーケット)を分析する。これが最初にやることです。

2,次に鹿にばれないように獲物を狙うつための場所を確保します。これが計画・段取りです。

さらに、一発で射止める練習、試験を重ねます。これはテストです。なんでもいきなりできることはありません。

3,そしていよいよ本番です。これは実践・行動です。結局はやってみないとわかりませんからね。

4,そして最後にその後何本矢を放ってどれくらい獲たのか

成果を分析します。これが結果です。費用対効果分析して誰もがわかるように数字で結果を表します。

 

これが無謀な奴じゃやないと思ってもらうための4つのステップです。

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