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コラム 2021.03.07
2030年。農業が大きく変わる
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスコラムのテーマは
「農業界も持続可能な社会へ動き出した」です。
最近の新聞を見ると大きな時代の変化を読み取ることができます。
そこで、今回は大きく農業が変わるというお話です。
持続可能なというこれまでの大量生産大量消費時代に合わせ大量のCO₂を出し続けてきた社会から
温室効果ガス/二酸化炭素をできる限り減らしていかないと、異常気象の更なる悪化等が懸念されています。
温暖化の原因となっている二酸化炭素(CO2)濃度上昇を抑制していく「カーボンニュートラル」
という概念があります。
これは今後の地球環境を維持していくために必要な概念で
今、世界中が脱炭素社会へ向かっています。
同じように
持続可能な開発目標。SDGsという言葉も聞かれたことがあると思います。
これは国連が定める国際目標です。
継続できる社会を維持できる社会を築くことができるかという
これから主流となる価値観です。
この時代の流れを受けてEUの農業政策では
EU「持続可能」へ指標案 30年までに化学肥料、化学農薬半減 するとの記事が日本農業新聞に出ていました。
これも時代の流れに農業を合わせる動きです。
では日本はどうでしょうか。
2021年3月7日の記事によると
日本政府が掲げる2050年には温室効果ガス排出量を実質ゼロにするとの目標に準じ
農水省も50年までに有機農業を現在の2万3500haから100haに広げるとの中間案を提示しました。
というコトは、2050年。今から40年先は
化学農薬の毒性は低いモノになったり使用量が半減している。
化学肥料も使用量が3割程度減っている。
園芸施設の加温装置では化石燃料を使わない装置に変わっている。
農業機械も電動化されている。
そういう未来がやってくるというコトになります。
もうすでに、経済社会、産業界では大量生産、大量消費型の企業は
株価を含む社会的評価が下がっているように
持続継続社会にどれだけ貢献できているか。という価値基準で企業の価値、
商品の価値が問われはじめています。
産地間競争で市場のパイを奪い合うために大量な化学肥料と農薬を駆使してきた日本農業。
反収を上げるため、秀品率を上げるための技術に一生懸命だった日本農業は
これから大きな転換期を迎えることになります。
社会も環境も価値観も変わり続けている中で、農業も大きく変わる時が来たと思っています。
そしてその時代の流れにいち早く対応した農業者だけが
次のリーダーになれるのです。
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/14fXAndWHIsvojJLG_lhzU9ET_l8jAibR/view?usp=sharing
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