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苦悩からの脱出法

2021.01.29 コラム

こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回の、農テラスコラムのテーマは「苦悩からの脱出法」

 

雇われたことがない農家は人を雇えない

雇われた経験のない親世代は忙しい時に人を雇うことを嫌がる

 

就農3年目の若手農家からこのような相談を受けた。

先日、私の父が作業中に大けがをしてしまい

今集中治療室に入っているんです。

 

えーそりゃー大変でしたねー

 

いや、大変のはこれからで

父がやってきた作業をすべて私がやることになるんです。

作業の段取り、機械操作、農協とのやり取り。自分にできるか不安で。

 

農家は家族経営が主でその中の誰かが外れるとそのしわ寄せは家族の誰かに

のしかかる

 

選択肢は二つ

一つは家族でこの難事を切り抜ける

二つ目は外部に委託する

 

彼が選んだのは二つ目だった

人を入れようと思うのですが・・・

 

私もその方がいいと思いますよ

 

でも・・・

 

どうしたんですか?人を雇うのはそんなに不安ですか?

 

いや違うんです、母親が家族以外を雇うのをかたくなに反対しているのです

 

彼はもともと就職していて組織で働く経験がある

一方母親は雇われたこともない、雇ったこともない。

こういう時こそ家族が力を合わせるべきだというのです。

 

私も同じことがありました。父が倒れ、どうする?ってなったときに

両親はまだ乳飲み子を抱えた私の妻をあてにしたのです。

 

妻は生まれたばかりの子供を自分のそばで育てたい。保育園に預けるのは嫌だといった。

私は悩んだ挙句、妻を説得し、ようやく歩き始めたばかりの幼子を保育園に預けて

妻を労力として借り出した。

 

この時から妻が農業不振、夫不振になった

どうして人を入れないのか?

妻から問われる

 

「こういう時は家族で頑張るんだ」親の価値観に洗脳されていた私は

その価値感に合わせるように妻へ言う

 

サラリーマン家庭で育った妻には到底理解できない

 

家庭と仕事の境目がない農業は

 

時には地獄の選択を迫られる

 

妻のいう一般的な価値観を優先すべきか

親のいう農業界の価値観を優先すべきか

 

実は農家が潜在的に抱えている苦悩は

人を雇う技能や給料の支払いの負担が増えることだけではない。

 

外部には見えない

親の価値感と新しく芽生える自分の価値観の

ギャップに悩むのだ。

親を説得するのは至難業。

大概、親の後を継いでいる人は親に対して優しい人が多い。

だから親を否定するようなこと言いたくない

まして、親にたてつくこともやりたくないタイプが多い

 

この話を農業以外の仕事をしている友人に言えば

お前はいいよな、上司が親だろ?俺なんてどうしようもない部長の命令で

働かされているんだぞ!って

 

その点お前は家族だから甘えられていいよな

 

違う。逆なんだ。上司が家族だから苦しいんだ

身内だから言えないことがあるんだ。

 

親戚も農家、近所も農家の場合はなおさらだ。

親の価値観とは会わないんだ。って話をしても親戚も近所も親と同じ価値観。

 

そんな話をしてもむしろお前の方が間違っている。そんな考えではダメだ

お前ももっと大人になれ!

 

こうやって、自分の価値観を押し殺しながら生きている若者が

農村、農業界にたくさんいる。

 

そして、その真面目な人たちは最悪の場合「うつ」になっていく。

もしくは「農家」の価値観から抜け出せない夫に嫌気がさした妻が

家を出ていく・・・

 

 

新しい感覚を持った、これからの未来を担うべき人財が

心を病み、これまでの慣習に合わせることでしか田舎では暮らせない。

妻と親との間で揺れ動くこの誰にも言えない悩み・・・

 

このモヤモヤをどうすればいいか誰も教えてくれない・・・

 

助けてくれー

私もこの苦悩から逃れるのに20年かかりました。

 

では

私はこの苦悩からどうやって抜け出したか?

答えはこれらの環境の分離

 

  • 同居をやめて別居する
  • 違う地域に住む
  • 自宅には仕事を持ち込まず圃場に事務所と作業場を作る
  • 法人化、もしくはおカネを家計費と仕事経費を明確に分ける
  • 最終的には妻、親を労力としてあてにしない農業経営の確立

 

これを実現するには「稼ぐ農業」をやるしかない。

私はこれをやることが最初の目標でした

 

結果、家族的農業から企業的農業にシフトせざる得なかったのです

 

 

山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/14fXAndWHIsvojJLG_lhzU9ET_l8jAibR/view?usp=sharing

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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