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高値で売れる野菜を教えてください

2020.12.15 コラム

皆さんこんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸です。

今回の、農テラスコラムのテーマは契約栽培について

 

何か他の野菜に切り替えた方がいいでしょうか?

 

先日来社いただいた若手農家の方から

このようなご質問をいただいた

 

山下さん、今年は野菜の値段が暴落して大変なんです

今年は天候が良く秋冬の作付けも潤沢で豊作のようだ。

市場価格は例年の7割程度

白菜、キャベツ、大根など冬野菜に至っては半値らしい

 

ご相談に来られた方は露地野菜農家

まさに今年の市場価格が半値になった当事者である

 

山下さん、何か高値で売れる野菜を教えてください!

 

切実な願いである。

しかし、結論を言えばそんなものはありません。

 

私も就農当時家業であるスイカの価格が暴落した

すぐにスイカ栽培に見切りをつけて

ナスの栽培に切り替えた

 

当時、私の地域では1,2を争うスイカ農家だったため、

地元農家や農協には大きな出来事だった

 

私の鞍替えするスピードは速く、ダメだと思った次の年にはスイカをやめてナスに

切り替えた。

 

結果、そのあとスイカの価格がずるずると下がり続けることになり

後から栽培作物を鞍替えする人達も出てきたが

 

経営状況が悪くなってからの鞍替えはエネルギーを要する

一つは気持ちの問題

もう一つはおカネの問題である

 

作物チェンジや新事業をやる時は

まだ体力が残っているときにやらなければいけない

おカネが減っているときは正しい判断ができない

 

結果、後から作物チェンジした人は大胆な鞍替えができず

中途半端なままリタイヤしていった

 

更にその時ですら作物チェンジできなかった人は

ずるずるとじり貧になっていった

 

今このタイミングで栽培作物を変えるべきではない

これが私が出した結論です

 

では、農協出荷や市場出荷ではなく

どこか売り先を見つけて相対取引をやった方が良いのでしょうか?

 

次に出てくる質問は「契約栽培」をやりたい

 

残念ながら、今相場が暴落しているときに

契約栽培の話を持ち掛けても「足元見られるだけです」

やめた方が良い。

 

契約栽培とは

あらかじめ出荷する側(生産者)と仕入れる側(青果業者・加工業者)が

取引条件(価格・数量・納期・受発注の仕方・決済法など)を決めて

取り組みビジネスのことです

 

この契約が成り立つためには

互いにメリットがあると思ったときに商談が成立します

どちらかが不利になる契約はたとえ成立しても継続しません

 

そこで、その契約の意味を知っている人でなければ

商談が成り立たないのです

 

今、農家は野菜が安くて困っています。

しかし、ちょっと関上げてみてください

 

そんな時に野菜を高く買ってくれる業者があるでしょうか?

 

農家は自分の視点だけで物事を見がちです

しかし、世の中の取引はすべて買う側の視点で成り立っています

 

あなたがモノを買う時、買う側の都合で買っているでしょう?

作る側の立場でモノを買っている人なんていませんよね

だから、まずはかかってくださる側の視点で物事をかんげることができなければ

 

相対取引や契約栽培なんてできないのです

 

 

だったら、どうすればいいのですか?

では、今あなたの経営状況はどうなっていますか?

 

市場相場で売り上げは昨年からどれくらい減って

経費はどれくらい増えているか

経営の数値は押さえていますか?

 

・・・いや・・・ちょっとわかりません。

 

市場相場に振り回される農家はかなり多い

しかし、なぜ市場価格に振り回されるのか?

 

それは損益分岐点がわかっていないから

 

損益分岐点とは

売り上げから経費を引いた残りが農業所得だが

その目標とする農業所得を下回る

売り上げ額と経費額のことです

 

農業所得がどれだけ欲しいか農家さんそれぞれですが

与えられた所得で生活するのではなく

 

自らこれだけの所得がいる

 

という計画から

 

逆算して

 

その所得を得るためにはどのくらいの売り上げが欲しいのか

それくらいの経費で抑えなければならないのか

 

 

試算しなければいけないのです

 

これを

 

 

皮算用と言います

 

皮算用?それっていいんですか?

 

いいんです。

 

むしろ皮算用しなければいけません

 

やってはいけないは

 

どんぶり勘定です

 

今、野菜が暴落しています

今、農家がやらなければいけないことは

作物チェンジでも相対取引でもありません

 

今すべきこと

 

それは皮算用なのです

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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