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ブログ 2020.11.24
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第67号
突き抜ける人になろう!
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第67号
いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
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今回は、「突き抜ける人になろう」についてお話します。
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【はじめに】
さて、今回は「突き抜ける人になろう」についてお話します。
今年もくまもと農業経営塾が始まりました。
コロナの影響で開催が危ぶまれていましたが何とか開催されることになりホッとしています。
この経営塾は県内の若手農家の育成を目的に10年前から開催されており
現在までに約200名以上の卒塾生を輩出しています。
卒塾生の中には農業経営者として立派な経営を実施されている方がとても多く
今では「先輩卒塾生から入塾を勧められました」という方が増えています。
今年で11期生になりますが、私は9期生からティーチングアシスタントとして携わらせていただいております。
この農業経営塾の特徴は経営のテクニックを教えるだけでなく「経営理念」をしっかりと考えさえて、決めさせるところにあります。
上辺だけの技術ではなく
自分がなぜ農業をやっているのか?なぜ?その農産物をつくっているのか?誰のために生産しているのか?どの方向を見て農業をやろうとしているか?
自分自身は将来どうなりたいのか?など自分と真剣に向き合い自分の農業人生を考える塾でもあります。
また、同じ世代、同じ価値観の仲間と同じ学び舎で互いに刺激しあい、切磋琢磨できる場所でもあります。
私も30代の頃にこんな塾があったらよかったのにと毎回思っています。
さて、今回はその農業経営塾で最初の講義を担当させていただいたので
その時の内容についてお伝えいたします
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【内容】
テーマは経営者へのマインドシフト
- これまで農業をやってこられた2つの理由
- 活躍している人の共通点
- 突き抜けている人の共通点
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【これまで農業をやってこられた2つの理由】
私が農業を告げることができたのは2つの理由からです
一つは志(目的)があったから
もう一つは出逢いがあったから
農業を続けていくには体力も必要ですが「根気」が必要です
台風で施設が全滅したこともありました
干ばつで水不足になり水をかけるために何度もタンクに水を汲みに行ったこともありました
寒波で農産物が全滅したこともありました
猛暑で気力体力を奪われることもありました
市場価格の暴落で明日の生活をどうしよかと露頭を彷徨ったこともありました
何度も何度もこころが折れそうになりました
それでも農業を続けてこられた理由
それは・・・
なりたい自分なりたい姿を明確にイメージしていたからだと思います。
ある会社の社長室に入ったときに大きく飾られていた絵が目に飛び込んできました
これは何ですかとお尋ねすると
ここにたくさんの人が集まる農業テーマパークを作るんだと教えていただきました
つまり、
その社長さんは自分がやりたいことを言葉だけではなく「絵」にされていたのです。
志、目的、目指すべき方向が決まっている人は強いですね。
一方、いつもふらふらしている人は何をやっても続かない・・・
現に、この社長さんは描いた絵を着々と実現されています。
私に人生設計を絵にすることを教えてくださったのは
コッコファームの創業者であり、元全国農業法人協会会長も務められた松岡義博会長です。
現在は熊本県菊池市で農のオーベルジュ「白金の森」を運営されています。
https://www.shirokane-mori.jp/
志を立てれば、事はもはや半ばは達せられたといってよい。
経営の神様。松下幸之助氏の言葉にある通り、夢をカタチに変えるには
志をしっかり立てる。
このことをしっかりと塾生に教えていきたいと思っています
また、志ある人との出会いも私の人生に大きく影響しました
私の農場(圃場)のとなりの畑にとても志の高い先輩がいらっしゃいました。
その方は私が就農した当時から、ことあるごとに
これから農業について、
経営について、
ビジネスについてなど
他の農家さんが教えてくれないような話をいつもしてくれました。
その方のおかげで若いうちから「新しい農業」に触れることができましたし、
高い志を抱くことができました。
その方は息子さんに経営を任せて
現在はくまもと県の農業法人協会の会長をされている(有)コウヤマの
香山勇一会長です
人生は
人は出逢いによって人生が大きく左右されます。誰と出逢うか?誰と付き合うか?
誰に影響を受けるのか?
私は良い出会いに恵まれています。しかし、それもまた私に明確な志、目的、夢があったからかもしれません。
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【活躍している人の共通点】
県内はもちろん、全国に活躍されている農業者の方はたくさんいらっしゃいます
その方がたとお会いするなかで、その他大勢の農家とは決定的に違うことがあります
それは何かというと
活躍している人は「農家」ではなくて「経営者」であるということ
私の周りにいるフツーの農家さんがやっているのは「営農」ですが
活躍している方はしっかりと「経営」をされています。
では?営農と経営の違いは何か?
いくつかありますが、その中でも特に違うのは
営農は「生産活動」に比重があるのに比べて
経営は「利益の追求」に比重を置いている点です
利益の追求をするためには数字に強くならなくてはいけません
つまり経営者であるということは
「数字」に強く、「数値」で会話ができる人だと私は思っています
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【突き抜けている人の共通点】
活躍されている農業経営者さんの中で、さらに突き抜けている人もたくさんいます
では?突き抜けている人の共通点は何でしょうか?
講義では7つポイントお話しましたがここでは3つポイントをお話します
一つは視野が広いこと
突き抜けている人は戦うフィールドが全国区ですね
地元にくすぶっている人で突き抜けることはできません
二つ目はおカネに関するリテラシーが高いこと
分かりやすく言えばおカネのためだけに働いていないってことです
どうしても農村農家はカネ勘定だけで動きます
例えばちょっと市場相場が高い野菜があれば、次の年はこぞってその野菜を作付けしてしまいます。もしくは作付け量を増やしてしまい、結果価格暴落を引き起こします
逆に、相場価格が下がればすぐにその野菜を作るのをやめて違うものを植えようと探し回り悲観的に考え、不平不満をまき散らします。残念な農家の典型です。
三つ目はヒトを動かすのがうまいということ
人を動かすとは
従業員であったり、親であったり、家族であったりと働く人を動かすことも大事ですが
取引先を動かしたり、お客様を上手に誘導したりしています
中には地域の人を動かしたり、自治体を動かしたりと社会ムーブメントを起こしたりもします。
最近ではSNSで多くのフォロワーを得たり、クラウドファンディングで多くの人から支援を受けたりしている人も「人を動かす」のが上手な方です
このように
これからの農業経営者はヒトを動かすスキルを高めることが重要だと考えています
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【まとめ】
最後までご覧いただきありがとうございました
私の知っている農家にも「突き抜けているなー」って思う
若手農業者が全国に何人もいます。
その方を見ていると
志が高く、その高い波長でさらに志の高い方との出会いを引き寄せ、
視野とフィールドを広げ、しっかりとした経済観念を持ち、人を魅了し
いつの間にかその人を中心に人が動き始めているように見えます。
このような方が日本の農業界をけん引し、農業業界全体に良い影響を与え
次世代に夢と希望を与えてくれています。
そのような「突き抜ける農業経営者」がたくさん誕生してくれることを願って
今年もくまもと農業経営塾の運営に当たりたいと思います
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【お知らせ】
突き抜ける人の共通点に「人を動かす」とありましたが
ネット販売したい人こそ人の動かし方を学ばなければなりません。
ネット上で逢ったこともない人に自社商品を自社サイトの中で
買ってもらうにはどうすればよいか?
バーチャルな世界で「人を動かす」には
いくつかポイントがあるのです
その最大のポイントは
「共感」なんです
平成3年1月16日から始まる
農業WEBマーケティング講座では
自社商品をオンライン上で販売するノウハウや必要なスキル、テクニックなどを
4回に分けてお話させていただきます
これまで農業ビジネスを20年間勧めてきましたが、
これからはWeb販売の時代がやってきますよ!
自分の作った農産物を直接お客様にお届けしたい
ダイレクト販売の時代がいよいよやってきました!!
まだピンと来ていない方も多いかもしれませんが
生鮮食品のネット販売はこれから爆発的に伸びていきます
えーっ?野菜もスマホとかで買う時代になるの?って思われているかもしれませんが
間違いなくそういう時代になります。いやもうなっていますよね(^^♪
理由は簡単ですね
卸販売マーケットは飽和している
相対取引も時代の波に翻弄される
しかし、
社会のネット環境が整った
ネットショッピング利用者が爆発的に増えた
生鮮品をネット買う便利さに多くの人が気づいた
大手企業が生鮮野菜ネット販売に乗り出した
ネット通販の信頼が以前よりかなり高くなった
産地からお取り寄せしたい需要がある
直接農家から買いたいニーズがる
などなど
ネットで農産物を販売する必要性、これからの爆当たり予測について語ればきりがないくらい・・・
更に、チャンスなのは
まだ本気で取り組んでいる農家が
極端に少ないってことです
つまりこのビジネスはかなりブルーオーシャン!
もう始めるしかないでしょう!
ただ、残念ながらネット販売はそう簡単にはいきません
成功するためには次の掲げる大きな4つのポイントを抑える必要があるのです
その4つのポイントとは
・商品の魅せ方
・集客の仕方
・購入のさせ方
・リピートのさせ方
これをマスターしないままネット販売まがいをやっている農家は結構多い。
でもこれらを知らずにネット販売を始めてもただのホームページに
農産物の写真を張り付けただけの全く売れないネット販売になっちゃいますよ!
気を付けましょう!
ここで止まっている農家さん、以外と多いですよね
この人たちが口々に言うのが
ネット販売なんて売れないよ!
でも、本当にそうでしょうか?
それって、その人がネット販売のポイントを知らないだけじゃないでしょうか?
なぜなら
私の友人の寺坂農園の寺坂さんはネット販売だけでメロン売上1億円です。
そして
その寺坂さんのやり方を研究して体系的に学ぶことができる講座が
農業WEBマーケティング講座なのです。
この手法は
観光農園や体験農園をやりたい方や
農家レストランをやりたい方、さらには私のように塾、セミナーをやりた方など
幅広いビジネスシーンで応用できる内容になっています
もっと知りたい、もっと学びたいって若手農業者の方向けに
わかりやすいようにアレンジして講義しますので
難しいマーケティング用語を少なくして実践に役立つ内容を厳選してお届けいたします!
農業ビジネススクール
農業webマーケティング講座を開講は
インターネット使ったweb販売の方法についてです。オンラインで実施しますので
全国どちらからでもリアルタイムで参加可能です。
必ず成功できるマーケティングの基本からお客様をリピーターにできる
究極の仕掛けまで事例を交えながら詳しくお教えいたします
・自分で売りたい
・自分の顧客(ファン)を作りたい
・とにかく高く売りたい
・自分こだわりを伝えたい
・農協市場以外の販路を開拓したい
・規模拡大より高単価販売をやりたい
・卸売でバイヤーに振り回されたくない
など、直接お客様にダイレクトに届ける仕組みを作ることができれば農業は最強です。
【期間】
2021年1月16日~2月6日 毎週土曜13:30~16:30
全4回計8講座
ご興味のある方はこの機会にぜひ。
※この講座は夏と冬の年2回しか行っていません
詳しい資料をお申込みはこちらからどうぞ
詳しくは
https://notera.co.jp/course/%e6%96%b0%e8%a6%8f%e8%be%b2%e6%a5%ad%e8%80%85%ef%bc%88%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%ab%e8%be%b2%e6%a5%ad%ef%bc%89%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9/
【スクール修了生の皆様へ】
これまで農業ビジネススクール(オンライン含む)を受講された方は
先着10名様まで無償でご招待いたします。
また、スクール修了生からのご招待で参加される方は特別料金にて受講できます
お知合い、友人、知人の方に
是非お知らせください
受付期間は11月30日までです
ご紹介したい方があればコチラまでお知らせください
ご紹介してくださったあなたはその友人から必ず感謝されるはずです(^^♪