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脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第44号

2020.07.15 ブログ

シン・リーダー論

 

脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
いつもご覧いただきありがとうございます。

農業界を明るく照らす
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

2020.6.11

さて、今回は 「シン・リーダー論」についてお話したいと思います。

【目次】
・はじめに
・リーダー像
・総会地獄
・リーダーの役割
・リーダーの時にやっていた3つこと
・若手農業者へメッセージ
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【はじめに】
「シン・リーダー論」とは?

私のリーダーシップ論についてです。

これまで多くの組織で常にリーダーという役割を果たしてきました。
これらの経験をもとに今回はお話させていただきます。

先に内容をお知らせすると、
どうやら、地域、農村における「リーダー論」が今確実に変わってきてるということです。

今回の話は若手農業者に是非読んでいただきたい内容です。
そして今リーダーシップを発揮している方にも是非知ってほしい内容となっています。

先に結論を申し上げると、
「シン・リーダー論」とは新しいリーダー像の事です。

新しリーダーとは
リーダーシップを発揮する場所が全く違います。

これまでのリーダーは自分が住む地域でリーダーシップを発揮していました。
しかし、これからは自分が作る組織でリーダーシップを発揮することが
重要となってきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【リーダー像】
私が考えるリーダー論とは人を動かすことができる人です。
これまで私も多くの人を動かしてきました。

そして地域農村で人を動かすことができる人は
地域では重宝され、もてはやされます。やがて、その町の大きな役職をうけたり、中には議員になったりします。これが「これまでのリーダー像」です。

「山下さん、今度○○の会合があるから来てね」「ええ、行けたら行きます」
軽く返事で返した。

しかし、その日は仕事が忙しく、その会合には参加できなかった。
「山下さんなんでこの前の会合来なかったの?来ていなかったのはあんただけだよ」
「こういう付き合い事に参加しないとあんたが上に立った時に誰も協力してくれないよ」

地域は人と人のつながりで出来ています。
その重要なコミュニケーションは村の会合で決まるのです。
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【総会地獄】
しかし、その会合というのが厄介です。
特に年度終わりと年度始めは地獄です。
○○協議会の総会、その総会のための準備、そして総会への参加者の動員促進、そして総会の運営、その後の懇親会。人前であいさつするのが苦手な人には地獄でしかありません。

この一連の流れが行政主導(農政課主導)、商工会主導、中小企業家同友会、法人協会など
の会合でも行われます。さらには
農協関連(青年部)が地区農協単位、部会の総会、青年農業者クラブ、
地元地域では、青年団、消防団、体育協会、安全協会などなど
主催者ごとに会合が開かれるから参加する方はたまったもんじゃない。

ほとんど作業が終わった後の夜の時間はつぶれてしまいます。
これに子供関連。保育園、幼稚園の理事会、小学校PTA、中学校のPTA。
そして土日の子供の学校の行事、部活遠征試合、部活の保護者会・・・
地域のソフトボールチーム、サッカーチーム・・・・

とにかく、コミニュティに属していればそこに参加しなければ情報が入ってこないし、下手すると勝手にいろんなルールが決まっていたり、最悪の場合知らない間に役職名簿に名を連ねていたりします。俗にいう欠席裁判です。
そうなりたくないので、どうにか都合をつけて会合には出席しようと妻と親と自分と役割を分けてあらゆるシーンに顔を出します。

皆さんも、このような経験をたくさんされているのではないでしょうか。
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【リーダーの役割】
さて、冒頭でお話したとおり、私はこれまであらゆるところで
リーダーシップを発揮してきたわけですが、
何をしてきたかといえば大半は人集め。つまり動員活動です。

例えば若手農業者で組織される熊本県青年農業者連絡協議会(4hクラブと呼ばれる)
では県の役員(事務局長)として常時会合やイベントで会員を招集していました。
とにかく人を集めるのが役割だったのです。
毎年夏に開催される県の技術交換会。県内11地方の4hクラブの会長に電話とかけてクラブ員の動員を促します。

「もしもし、今度○○大会あるからクラブ員集めて。お願い。できるだけ多く!
いやー、仕事?仕事忙しいって思うけど協力してくれない?お願い!」

そしてその地方の4hクラブ会長はまたその単体組織である町、村の4hクラブに動員を促し人を集めることでその大会は成り立ちます。
同じように青年団でもとにかく大会があれば動員されたり、役職を受けてからは動員をうながしていました。

なぜこんなことに一生懸命だったのかといえば、
人を集めることでその組織はまとまり団結し力を発揮するからです。
そしてその組織に属してることで自分の存在感を確認できるからです。

この現象はずーっとついてまわります。
PTA会長をしていた時は学校内のPTAをまとめ、招集する。毎回PTA会議では役員を招集し、町Pが主催する講演会や勉強会、町Pの会議、勉強会にはかならず招集される。
同時に消防団があり、操法協議大会が近づけば毎夜練習に招集される
農協の青年部の会合もしかり、これに、村集落の評議員、体育協会の理事、安全協会の理事と
常に動員されたり、動員を促したり、招集したり。

自分がリーダーになっていない組織にもいずれリーダー職をやるときのためにとにかく顔を出す。

組織や集落に属している以上、これは避けられない慣習なのです。

誰かが、招集をかけるときに参加しないと、自分が役職(リーダー)を引き受け、招集をかけたときに、「あいつは人から頼まれたときは全然協力してくれないくせに、自分が役職引き受けたとたん集まってくれ、って虫のいいこといいやがる」って
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【リーダーの時にやっていた3つこと】
これって、地域あるある、農村あるあるなんです。

だから地域に住む人はある程度割り切りが必要だと思っています。

でも、この線引きがとても難しい。

結果どうなるか・・・・

そうです。そのしがらみが嫌でその地域から脱して
しがらみのない都会へ移住するんです。

私は結果として熊本震災後、地元から出て隣接する市に住んでいますが、
当時はその選択肢は全くなく、ないというか、そんなことはできるわけないと思っていました。そこでやっていたのが次の3つです。

1、 かたくなに役員を受けない(リーダー職を断る)
2、 属している組織ではあえてリーダー職に就き組織を改革をする
3、 割り切って行かない組織、属しない組織を決める

1、 かたくなに役員を受けない(リーダー職を断る)

このかたくなにリーダーを受けないというのはかなり勇気がいりました。具体的には青年団です。年齢順にその地域の団長とうリーダー職が回ってきます。
そして私の順番が来た時に私はかたくなに拒みました。
先輩からは「お前が引き受けなければこの団は終わってしまう」と詰め寄られました。
しかし、結果として私が引き受けなかったことでその下の後輩も拒み、ついにその青年団は私の前の代で終わりました。
これにより私の地元の青年団は山下の代で終わった。山下が青年団をつぶした。とういうことで長い歴史に幕を下ろしました。

2、属している組織ではあえてリーダー職に就き組織を改革をする

避けられない会合ではどんどん意見を言ってその組織を変えていきました。
どうせやるなら楽しくやった方がいいからです。

しかし、これらの組織のほとんどは毎年同じ行事を消化するだけのルーティン行事ばかり
何の変化もなければ10年以上も前から引き継いでいる意味のない行事だったりします。

町PTA役員だった頃毎年恒例の子供たちに壁画大会という河川敷の道路壁に絵を描かせる行事があったのですが、もうどこにも絵を描くところがない。どうする?って

会議が煮詰まったときに

私がこう言ったんです。

「もう10年も続いた行事だから充分でしょうやめましょう!」って

もちろん、これまでやってきた伝統を私たちの代で辞めるわけにはいかないって
猛反発がありました。

しかし、その方々も代替え案はないんです。つまり、役職受けて今まで通りのことを消化する。そして、自分の役割が終われば後は責任から逃れるからそれでよい。

おそらくそういう心理の人たちが大半だったのです。
本音を言えば「なんでこんなことやっているんだろう」って内心思っていたはずです
そして、追い打ちをかけるように私が切り出します。
「断固としてやめるべきです。なぜならば、皆さんがやりたくてやってる行事ではないからです」

会合に参加されていたPTA役員、学校の先生、教育委員も絶句でした。
実は、どうしても「壁画大会」をやりたいって人は一人もいなかったのです。

「○○学校の山下という役員がどうしても反対したから壁画大会は終わった。」ほかの方は各学校のPTA会合の時にそう言って他の会員の方に説明ができるのでほっとされていたようです。

3、割り切っていかない組織、属しない組織を決める

30歳の時に農協を辞めることで農協関連の会合に出なくてよくなりました。
しかし、農協組織でリーダーを務めている人はほかの会合にも必ず参加されています。
他の会合でその方と合うと、「なぜ農協を辞めたんだ、戻ってこい」とのお誘いを受けます。

自分が属する組織は居心地が良いものです。
ホームグランドで試合をするようなものです。
その組織を持続させようと新規会員を一所懸命に募ります。
そして会員を抜けさせまいと必死になります。

会合に人を集めることができる

これこそがリーダーだといわれるゆえんです。
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【若手農業者へメッセージ】

今回はシン・リーダーを説明するためにこれまでの地域のリーダー像について
お話しました。

そして最後に「シン・リーダー」についてですが
シン・リーダーはリーダーシップを発揮する場所が根本的に違います。

その場所とは「自分の組織」です。
自分の組織とは自分の家族、そして自分が雇う従業員、そしてその家族、
取引しているお客様のことです。

これらを動かして経済を回す。自分の経営を成り立たせる。

農村地域以外の社会ではこのような人をリーダーと呼んでいます。

会社組織に属している人はそのリーダーに従います。
そのリーダーは社員を動かしビジネスをやっています。

社員を動かす統率力、お客さんに自分の商品サービスを買ってもらう、使ってもらうための
販売力これらが一般社会で求められるリーダー像です。

農業界には農村地域独特のリーダー像があります。

これからの日本の農業を担う若手農業者はこのことを充分に理解し
自分の目指すリーダー像を再確認していただきたいと思っています
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【後述】
最後まで読んでいただきありがとうございました。

かなり主観的な意見ですのでいろいろとご意見あると思います。
是非、皆さまのご意見ご感想などお聞かせください。

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【お知らせ】
これからは自分で自分の野菜を売る時代!

Webを使った販売を始めたい、とにかくビジネスで成功したいって方には是非ご参加ください。オンライン講座ですので全国どこからでもご参加いただけます。
特に農業者の方で自分の野菜を自分で直接売る時代がもうそこまで来ています。
これからは野菜の売り方をしっかりと身に着けて経営を安定させましょう!

【農業ビジネススクール】

農業マーケティングコース
◆狙い:自分で販路を開拓したい、自社商品をwebサイトで販売したい方にお勧めの
講座です。これからは自分で売れる販売農家になりましょう!

◆期日:6月20日、27日、7月4日、7月11日 計4回、8講座
◆場所:会場で受講される方は 農テラスセミナールーム
住所:熊本県合志市御代志高良木499-3
◆オンラインで受講される方はzoomで配信いたします。

◆主催:株式会社農テラス
◆講師:農業参入コンサルタント 山下弘幸(やましたひろゆき)

【講義内容】
第1日 13:30~農業販売の基本
15:00~自分で売る仕組み
第2日 13:30~販売先と売る商品
15:00~値段のつけ方
第3日 13:30~売るための準備
15:00~販売農家のSNS活用法
第4日 13:30~売れる人になる方法
15:00~売上計画策定

※受講できなかった講座は後日動画で観ることが可能です。

【受講料】 98,000円(税別)

※メルマガをご覧いただいている方は特別価格49,000円(税別)

【お申込み・お問合せは】
info@notera.co.jp  または、「農テラス」で検索してください(^^♪

【締め切り】  6月18日(木)

詳しくはコチラ

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