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脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第27号

2020.07.14 ブログ

農家が買収される時代到来!?

 

脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
いつもご覧いただきありがとうございます。

農業界を明るく照らす
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

2020.2.13

いよいよすごい時代になってきましたね。

だって、農家が買収されたり、統廃合されたりする時代になったんですよ!

ということで
今回のテーマは「農家のM&A」について

1月30日の日経新聞で次のようなニュースが飛び込んできました。

業務用総合食品卸の西原商会(鹿児島市)は30日、グループの農地所有適格法人、
ニシハラグリーンファーム(熊本県あさぎり町)を通じて、松本農園(同益城町)
の全株式を取得したと発表した。松本農園は野菜、コメの生産・販売を手掛ける
農地所有適格法人。作付面積は32ヘクタールで、2019年8月期の売上高は7600万円。

西原商会では今回の株式取得を通じて事業を承継。グループ内の連携を通じてシナジー
効果を確保し、農業事業の拡大につなげる考えだ。

松本農園って私はがよく知る地元では有名な農業の会社。
社長さんも、専務もよく知っている方です。この会社は昔から先を行く企業で
まだ我が家が家族経営で農協出荷オンリーだったころすでに従業員を雇い、取引先を抱え
売り上げも一般農家の何倍も上げていたまさに先駆的農業を実践してきた農家?農業者、
農業会社です。

私が以前勤務していた農業ベンチャー企業と同じく野菜を生産販売する農業企業として
常に注目を浴びていた企業です。

常に話題生もあり商品についているコードを読み取ると瞬時にスマホでその商品ができた
農場がgooglマップで観ることができるっていうシステムを発表したときには
(今ではフツーですが当時は画期的でした)
yahooニュースでトップニュースになったり、日経新聞で取り上げられたりしてたほどなん
です。

その松本農園が西原商会に統合された?買収された?
松本農園が身売りした?
松本農園が行き詰まった?などなど憶測はいろいろといわれていますが、

私が思うに、これからはこのようなパターンがジャンジャン出てくると思っています。

理由は簡単で、

企業が農業法人を買いたがっているからです。

なぜ?企業が農業法人を買いたがっているか?っていうと、

農業に参入した企業のほとんどがうまくいっていないからなんです。

私は全国発の企業農業参入コンサルタントとしてこれまで100社以上の企業の農業事業を
サポートしてきました。

おかげ様で農テラスを持続的継続的に活用していただいている企業様はすべて
うまくいっていますし、結果を出させていただいております。

しかし、なぜ?その他の企業の農業参入はうまくいかないのでしょうか?

企業農業参入は2012年の農地法の改正を皮切りに現在4000社近い企業が農業を始めています。

最初は、まだ不景気のあおりを受けていた建設業が
仕事がない従業員を何とかしたいという思いで農業を始めるパターンが多く、これらは
ほとんどが失敗しています。

理由はいろいろありますが、一番大きな理由は農業を安易に考えすぎていたのかもしれません。

次に多かったのが、先行きを心配する斜陽するといわれている業種の企業が今のうちに
事業展開する一つとして農業を始めるパターンです。
この場合、いくつかの事業に分散してチャレンジしている企業や、リサーチを慎重に重ねる
企業などはうまくいったのですが、

1代で会社を大きくされたカリスマ社長やカリスマ会長などがいらっしゃるトップが
「これからは農業だ!」って鶴の一声で始めたような会社はうまくいっていません。

そりゃそうですよね。トップだけやる気でも従業員が全く農業なんて興味ないんですから。

上ばかりが一生懸命旗を振っても現場がちゃんと動かなければ農業はできませんよね。
私もこの手の企業はたくさん見てきました。

あ、それから事業分散してチャレンジしている企業や、リサーチを慎重に重ねる企業が
うまくいった理由なんですが、

いろいろと調べているうちに農業はまともなやり方では儲からないことに気が付いて
始める前に手を引いたってことです(笑)(もしくは今も慎重にやっている)

そして最近多いが企業のCSRとして。

CSRとは企業が自主的に社会に貢献する事業を通じて社会的責任を果たしてますよ的な
意味合いなんですが、わかりやすく言うと余裕のあるところが農業を始めることで
社会貢献につながるのでは?って理由で農業を始めていることです。

この場合は割と農業事業で利益をバリバリ上げようって感じではないです。

このように、農業に参入したものの、鳴かず飛ばずの企業が多いのは
農業を始めたきっかけが甘すぎるのです。

ですから、農家さんは、どうせ企業が農業を始めたってうまくいきっこない!って
高をくくっているし、
農協や、農業関係機関、自治体など、あまり企業をあてにしていないのが実情でしょう。

しかし!これからは違います。

農業業界の構図が大きく変わることがジャンジャン起き始めるのです。

それが、農業界、農業界外とのコラボなんです。
確実に農業を事業としてとらえしっかりと戦略をもって農業を始める企業がジャンジャンでて
来ているということです。

これってどういうことかというと
企業が農業に参入できるようになって10年が経過しましたが、

いよいよ企業が気づいたんです。

そうか、農業やるって言っても、自分たちで種子をまく必要がないんだって

自分たちで農地を借りたり、買ったり耕したりしないんでいいんだってことに。
種をまくプレイヤー(サプライヤー)と組めばいいんだってことに。

ある証券会社は私が知っている農業会社に投資をして
農地を確保してもらい、ハウスを建ててもらい、栽培指導者を派遣してもらい、
できた商品を販売してもらう。

このように
すべて委託するというカタチで農業を開始しました。

その企業が実際にやったのは地元雇用と、この農業事業にかかる費用を投資しただけです。

それでも表向きはその証券会社が農業を始めたことには変わりありません。
先日堂々と日経新聞に1面に「農業始めました!」って広告を出していました。TVでも
CMをやっていました。

まさに、全く新しい農業のカタチです。

当然のことながら、すでにうまくいっているところと組んで

そこに栽培から販売まで一緒にやるのですから
うまくいかないはずはありませんよね。

わかりやすく言うとノウハウをすべておカネで買うんです。

このパターンは先行投資ですが、

最初に述べたようにすべての株を全部買い取り、
その農家が持つ農地、施設、栽培技術、販路、をすべて
買収、するのです。

このように
ついにおカネを持っているところが最終的には勝つ!っていう

資本主義の原理が

農業界にも影響し始めたってことなんです。

ご存じの通り、
農業以外の産業はすでに同じような資本原理と競争原理で動いていますが、

農業業界ではこれまで考えられなかったのです。

また、

一方で、ノウハウを売ることができる農業会社が誕生したってことでもあるんです

買いたくなるような農業会社、提携したくなるような農業会社、

おカネを投資したくなるような農業会社がたくさん出てきているってことです。

(最初に出てきた松本農園は資本家が買いたくなる会社だった)

いずれはこれらノウハウをもっている農業の会社に資本が集まり、さらにその農業会社は
大きくなります。

そしてその会社にもっと大きな資本が流れてきて・・・

今経済社会で起きていることがそのまま、農業業界でも始まったということです。

いよいよすごい時代になってきましたね。

このように2020年、農業業界もこれまで経験したことのない時代に突入いたします。

では?
先行投資として農業におカネをつぎ込む大企業が増える中、

これまでの中小零細農家はどう対策を取ればよいのでしょうか?

農業法人で規模拡張している農業会社はどう戦略を打てばよいのでしょうか?

JAは今後どうなるのか?組合員に対してどう対処すべきなのか?

地方自治体は地域の農家に対してどう指導すべきなのか?

農テラスではこれから農業に参入される企業様から
個人の農家、農業法人、地方自治体様までこれからの農業戦略について

これら時代変化に対応できる農業経営をサポートさせていただきたいと思っております。

事業戦略、農業経営、マーケティングなどのご相談お待ちしております
お気軽にどうぞ(無料)

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今回の話をもっと詳しくお聞きになりたい方は
次回第15回農ビジセミナー(未来農業会議)でお話させていただきます。

お楽しみに

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少々お時間いただくかもしれませんが必ずご返答させていただきます(^^♪

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【農ビジセミナーインフォメーション】

■第15回農ビジセミナーは未来農業会議と一緒です!
※前回22日としていましたが変更します

日時:2月23日(日)18:00~ 懇親会 20:00~

会場:未来会議室
住所:熊本市中央区下通1丁目12-27 CORE21下通ビル

定員:20名 先着順

会費:無料

内容

1、あの農業法人がM&Aされた実情
2、あの大手農業企業の社長交代の理由
3、なぜ?BtoC農業を勧めているのか?
4、なぜ?農家はyoutubeやるべきなの?

お申込みはこちらから
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https://toyokeizai.net/articles/-/244790

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