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農家のためのビジネス講座

2020.05.22 ブログ

農家のためのビジネス講座

こんにちは農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です

今回はテーマは

上昇志向の農家に立ちはだかる5つの呪縛に

ついてお話します

やる気があって農業経営をどうかしよう!って思う若手農家は

かなり多いはずです。

 

しかし、このやる気ある上昇志向農家に限って苦労する

5つの呪縛が農業界には存在するのです

 

その5つの呪縛とは

1、親(上司、姉妹、親戚)

2、地域(JA、仲間)

3、行政(補助金)

4、自然(天候、病害虫、生理障害)

5、ビジネス

 

 

1、親

これは全国農家あるあるですね。

目の上のたんこぶでやることなすこと否定するのが

親の役目と言わんばかりに新しいことをやろうとすれば否定してきます

これは会社に勤めている方も経験があるかもしれません。

厄介な上司がいるパターンですね。

どう考えてもその考え古いですよって上司にいっても

その上司はその古いやり方で出世してきたもんだから

決して新しいことに挑戦しようとしない。

もし部下が失敗でもしようものなら

俺はそのやり方でできたのにできなかったのはお前が無能だからだと言わんばかりに

怒鳴りつけてくる。

さて、農業に話を戻すと

厄介なのは親だけではありません。

それは姉です。

大概、農家は息子が生まれるまで子どもを作ります。

私の勝手な調べでは大概の農家長男には姉がいて

そのあと継息子は待望の男の子として大事に育てられています

そこで出てくる姉は基本的に

親の見方です。

弟である自分が父や母に反抗でもしようものなら

姉が徹底的に攻撃してきます。

他にも親戚が厄介です。

親戚親族もまた親の見方です。

親族は親の兄弟もしくは祖父母の兄弟です

 

となるとその親の幼少の頃の苦労や努力を知っている

自分を育てた苦労を知っているから

その息子が親を否定でもしようものなら

なんて親不孝者だとくってっかかる。

 

どれもこれも

どうしようもないですね。

 

2、地域(JA、なかま)

これも厄介です。

地域は基本的には村社会。皆が同じ価値観で

同じような生活レベルで

同じような会話、同じような世界で生きていることに

安心を覚えます。

秩序を乱すようなことは決してあってはなりません。

何か新しいことをするときは長老とい言われる

その村のキーマンに根回しをして盤上一致しなければ

その村のしきたりはけてはいけません。

その力を持つ組織としてJAがあります。

JAは農家の出荷を取りまとめ、補助金交付金の窓口となり

情報を与え、ガス水道電気の公共料金をそこで支払い

共済保険もガソリンもすべて農協で賄っています。

だから農協から離脱したり、農協が進めていないようなことをしようものなら

いきなりすべてのインフラが途絶え

村八分となっていきます。

 

更に厄介なのは

地域にしっかりと根を張る仲間たちです。

生まれた頃からその地にでしか生活したことがないその仲間は

新しい文化は新しい人を恐れます。

常に同じ人とつるみ、同じ人同じ温度で生きていることを自覚しながら

安心を手に入れています。

 

3、行政

行政もまた厄介です。

役所に勤務されている方はそれなりに学のある方で視野も広いはず

でも保守的にならざる得ない

理由はカンタンで

その地区の役所にはその地区の人が勤めています。

そうなると

その役所の人間の素性はすべてバレています。

その人が子供のころどうだったか、誰んちの息子か

これまでどういう人だったのか・・・

そうなると役所の人は地域の中で権力のある人に

忖度します。

頭が上がらい人がその地域にいるので

その人顔色をうかがうしかないのです。

更に、補助金などの窓口となるため

村人は何となくそれにひれ伏せてしまう。

微妙な位置関係で成り立っているんですね

 

さて、これまで

親、地域、行政と人とのつながりがすべて

新しいことを抑制する呪縛となって

 

新しいことに挑戦するの上昇志向の農家を苦しめます。

これまでの価値観、慣習、地域の連帯感、地域の在り方など

秩序が乱れては困る人々が多いということです

さて、以上3つの呪縛のほかに

一般的に言われる

農家の苦しみが

 

4、自然(天候、病害虫、生理障害)

です。

 

天気に左右される。

病害虫が発生する

生理障害が起きる

すべて収量減につながります。

収量減は売上や所得減につながります。

その

生活と直結した自然に対しては農家はどうしようもありません

 

そこで1~3の親、地域、行政が連携して

助け合ってきたのです。

つまりこの呪縛からは逃れられないようになっているんです。

 

5、ビジネス

しかし、自由であるはずの農業で全く自由が利かないなんておかしい!

って

 

上昇志向の農家は常に感じています。

 

私もずーっと感じていました。

 

なんだこの見えない鎖でつながれた世界は!?って

 

そこでこの呪縛から逃れるためにもがいているうちに

見つけた突破口が

 

ビジネスです

 

農業はこれまで受け身産業でした

できたものを出荷していくらでしたよって

そのこれまでの努力や経費、原価に対していくらですとか

いうのではなく

 

需要と供給のバランスで

今日は数が多かったから安く払う

今日は数が少なかったから高く払う・・・といった

 

全く別次元で経済が動いています。

調和とか協調とか相互扶助とかぼやーとした

不明確ななんとも言い難い

 

受け身の世界

 

しかし、ビジネスは違います

こちらの努力によって結果が変わる成果主義です

取引売買をすることであらかじめ

価格、数量、時期、規格を決めて

自社で経費コストを決め、利益率を決定できる

能動的なビジネス農業です。

 

この一般社会でフツーに行われている商取引を

農業でやれば

これまでの親、地域、行政による呪縛からは解放されます。

 

しかし、自然からの呪縛は逃れられません。

結果万が一の場合は自分でそのリスクを背負う形になるのです。

 

これまで村社会で一緒だったはずなのに

受動的な世界から能動的な世界へ行くと

すべてを置いていけって言われる

 

なんて恐ろしい環境なんだろう。

農業自然豊かな田舎でのびのびの

自由に仕事ができて

思い通りの人生が描けるって思って始める方々は

 

農業を始めて独特の世界観を味わうことになります。

そして最後のビジネス呪縛は

かなりシビアな世界です。

 

商売の世界は決して甘くはありません。互いが生き残るために

1円2円の交渉が始まります。

 

同じ地域で同じ価値観で互いの傷をなめ合って生きてきた

農家農村の人たちがそこから抜け出し、

 

厳しいビジネスの世界でやっていくにはかなりハードルが高いはずです。

 

そしてこの高いハードルに挑戦しようにも

 

辞めた方がいいぜって

 

また、親、地域、行政からの悪魔のささやきによって

 

その狭い世界から抜け出せないまま時は過ぎていくのです

 

今回は、

上昇志向農家に立ちはだかる

5つの呪縛についてお話しました。

 

おどろおどろしい話でしたが、この負の呪縛はカンタンに

解けることも知っておいてください。

 

どうすれば解けるのか・・・

 

それは気にしなければよいのです。

ちょっと外に出れば農村社会のしきたりなんて本当に狭い世界のことだと

わかります。

 

ちょっと目を外に向ける

 

そのためには

 

付き合う相手を変えなければいけません。

これが効果テキメンです。

 

わかっちゃいるけど

 

付き合う相手を変えること

これが一番難しい。

 

ほらね。

 

結局は自分の問題なんですよ。

 

いきなりではなくちょっとづつ付き合う相手を変える

 

もうすでにこのブログを見ている時点で

視点は変わっていますよね

 

やがて同じ視点の人と出会います。

自分の気持ちに素直になってそういう方との出会いを大事にする

 

そうすると

 

今の世界から解き放たれて

 

この5つの呪縛から解放されることでしょう!

 

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