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ブログ 2026.09.17

消費者と農家が「つながっている」未来を妄想してみた

さて、本日のテーマは

消費者と農家が「つながっている」未来を妄想してみた

 

今日は、ちょっと大きな話をします。

というか……

まだ答えが出ていません(笑)。

 

ただ、最近どうも気になって仕方がない。

それが、

「消費者と生産者の距離」

という問題です。

 

消費者と生産者って、本当に別々の存在なんだろうか?

 

私たちは当たり前のように、

 

「消費者」と「生産者」

という言葉を使います。

 

農家は作る人。

消費者は買って食べる人。

その間に、

JA、卸売市場、仲卸、スーパー、飲食店……

いろんな流通が入っている。

 

もちろん、これは日本の食を支える大切な仕組みです。

僕も農家時代には、その仕組みの中で農産物を販売していました。

だから、流通そのものを否定したいわけではありません。

 

でも、ふと思うんです。

「この“生産者と消費者”という線引きって、

本当に必要なんだろうか?」と。

 

もしかすると、社会全体が「分ける」ことで

成り立ってきたのではないか

 

考えてみれば、社会にはいろんな線引きがあります。

 

資本家と労働者。

売る人と買う人。

先生と生徒。

芸能人とファン。

男性と女性。

 

そして、

生産者と消費者。

 

もちろん、それぞれ役割は違います。

 

でも、インターネットが登場してから、

この境界線は少しずつ壊れてきました。

 

昔はテレビを見る側と、

テレビに出る側が明確に分かれていました。

 

ところが今は、YouTubeやSNSで、

「見る人」と「発信する人」の境界がなくなった。

 

アイドルだって、昔は「遠い存在」でした。

それが「会いに行けるアイドル」になり、

さらにSNSで直接つながるようになった。

 

つまり、

「提供する側」と「受け取る側」の距離が縮まってきた。

 

僕はここに、農業の未来を考える

ヒントがあるような気がしています。

 

じゃあ、農業はどうなんだろう?

 

今でも多くの農業者は、

「どうやって売ろう?」と考えます。

 

直売所に出す。

スーパーに卸す。

JAに出荷する。

ECで売る。

飲食店に売る。

いろんな販売方法があります。

 

でも、その根底には、

「農家が作って、消費者が買う」

という構造があります。

 

僕は最近、

ここに少しモヤモヤしているんです。

もちろん、この構造が悪いわけではありません。

むしろ、今の社会では必要です。

ただ、

「農家」と「消費者」が、

お互いにもっと近い存在になれる余地があるんじゃないか。

 

そんなことを考え始めました。

「売る・買う」だけの関係から、

「一緒につくる」関係へ

 

例えば、

「この農家から野菜を買っています」

という関係だけではなく、

「私はこの農家の農業を応援しています」

という関係。

 

さらに、

「この地域の農業を一緒につくっています」

という関係。もっと言えば、

 

「自分たちの食の未来を、一緒につくっている」

という関係です。

 

これって、ちょっと面白くないですか?

これを「日本総農家論」と位置付けています。

国民全員が何かしらのカタチで食と農に関わっているイメージです。

 

ただし、全員を一斉に巻き込むつもりはありません

ここが僕の性格なんでしょうね(笑)。

 

よく、

「一人で行けば速く行ける。みんなで行けば遠くへ行ける」

というアフリカのことわざがあります。

 

確かにその通りだと思います。

でも僕は、どうしても、

「だったら、まず少人数で先に行こうよ」

と思ってしまう。

 

せっかちなんでしょうね(笑)。

全員が同じペースになるまで待っていたら、

なかなか前に進まない。

 

だから、

イノベーターやアーリーアダプターと呼ばれるような、

「面白そう!」

 

「やってみよう!」

「未来を見てみたい!」

という人たちと、まず先に動いてみる。

そういうメンバーと行動を起こそうと思っています。

 

失敗するかもしれない。

途中で崖があるかもしれない。

転ぶかもしれない。

それでもいい。

 

大事なのは

同じ頂上を見ることはできる

ということです。

たとえば

農家側のスタンスとしては

JAを通じて販売する農家がいてもいい。

市場を使う農家がいてもいい。

スーパーと直接取引する農家がいてもいい。

ECで消費者と直接つながる農家がいてもいい。

地域の住民と一緒に農業をする人がいてもいい。

 

それぞれ登り口は違っていい。

 

山には、いろんな登り口がある

これが、今の僕のイメージです。

 

一つの大きな山がある。

その山の頂上が、

「日本総農家論」です。

 

国民全員が農家になる。

もちろん、皆農家になるのは物理的に無理ですが

農家以外の人でも農家の知り合いがいる、

農家は食べる人を何人も知っている。

 

僕は、そんな未来をつくれないかなと思っています。

 

でもこれって30年前はフツーでした。

たとえば、

私農家なんです。って言うと

実は私の実家のおじいちゃんも農家でした。とか

私の妻の実家が農家でお米作っていましたとか、

何かしら農家と縁がつながっていたのです。

 

ところが、この縁が切れてしまっている。

 

では、2036年にどんな社会になっていてほしいのか?

まだ完成した答えではありません。

でも、今の僕が妄想しているのは、

「消費者」と「生産者」という言葉そのものが、

今ほど強い意味を持たなくなっている社会

です。

 

農家は単に農産物を「売る人」ではない。

消費者も単に農産物を「買う人」ではない。

 

「食べる」行為を通じて農家を感じる、

「生産」行動を通じて食べる人を感じる

 

そういう社会です。

 

具体的には、

食べる人が「この農家を応援しよう」という

「推し農家」を作る。

 

そんな意思を持った人たちが、

農家とつながっている状態です。

 

 

海外には、消費者が農家を支える仕組みとして、

CSA(Community Supported Agriculture)

という考え方があります。

 

でも僕は、単なる販売方法として捉えたくない。

もっと大きな思想として、

 

「農業をする人」と「農業を応援する人」が、ともに農業の未来をつくる。

そんなコミュニティが全国にたくさん生まれていく。

そして、それが一つのトレンドになっていく。

そんな未来を妄想しています。

 

 

僕がこれから挑戦したいこと

 

僕は農家に、

「もっと消費者に直接売りましょう」

と言いたいわけではありません。

それだけなら、今までも言ってきました。

 

僕が掲げてる理想は、

「農業者と消費者のほどよい距離」

です。

 

売る・買う。

作る・食べる。

という関係を超えて、

「つながっている距離感」

 

という関係をどうやったら作れるのか。

そのモデルを実験しようと思っています

 

 

# 農家の皆さんに伝えたいこと

 

だから農家の皆さんにも、一つ考えてほしい。

「どうやったらもっと売れるだろう?」

だけではなく、

「10年後、20年後、誰に応援されている、誰に知られているだろう」と。

 

2036年。今から10年後です。

僕は、そんな農業界を見てみたい。

農家と消費者が対峙しているのではなく、

Giver Takerではなく、Winwin。

 

「生産者」とか「消費者」とか線引きのない社会

 

これが、今の僕が妄想している2036年です。

 

まだ妄想です。

 

 

農業の未来は、農家だけでは作れない。

そして、

消費者だけでもつくれない。

 

だからこそ、

 

「一緒に未来をつくる」

パートナー型農業

という関係を、これからの10年でつくってみたい。

 

そんなことを、今日ふと考えました。

 

農業界を明るく照らす農テラス

今日も一緒にこちらの脳を耕しましょう。

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