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ブログ 2026.07.12
うまくいく農家といかない農家の決定的に違う「閃き」とは?
今日のテーマは「将来のビジョンをどう描くか」です。
新規で就農する方も、すでに農業をやっている方も、ベテランの農家さんも、必ずぶつかる課題があります。それが「これから将来どうしたい?どうなっていけばいい?」という問いです。
■ ビジョンが明確な人は、実は少ない
「将来のビジョン、描けていますか?」
こう聞かれて、はっきり答えられる人は、実はあまり多くありません。これは農業者に限った話ではなく、日常生活を送る多くの人にも当てはまります。
「考えたところで、思い通りにいかないでしょう」 「ビジョンを描いたって、どうせ挫折するでしょう」
そう感じる気持ちもよく分かります。ビジョンを描くというのは、実はとても難しいことだからです。
それでも、描いた方がいい。いや、描かなければいけません。
特に、私たち農業者のように自分で事業をやっている人間は、ビジョンがないと「ただの作業をやる作業員」になってしまうからです。

■ 目の前のタスクに、1日中振り回されていないか
今日も一日、お疲れ様でした。作業、やりましたよね。
でも、それは一歩でも自分の将来に近づいた作業だったでしょうか。
「今日は雨が降るから大変だった」 「病害虫が出て大変だった」 「従業員がトラブって、辞めちゃって大変だった」 「トラクターのオイルが漏れて、もう大変」
目の前の緊急なことに、毎日翻弄されていく。これが現実です。
つまり、緊急なことが多すぎて、本当に重要なことに時間を使えていない。これが多くの農業者に共通する悩みです。
■ 本当に重要なことは「妄想」の中にある
では、本当に重要なことは何でしょうか。
それは、実は「妄想」なんです。
ぼーっと、「俺は実際どうなりたいんだろう」と考えてみる。手は止めなくていいので、作業をしながらでも構いません。
自分の妄想をしっかり考えて、「あ、そっか。俺、本当はああなりたいんだ」「絶対こうなるべきなんだ」と、強烈に未来を想像してみる。
そうなったら、ワクワクするはずです。「絶対あっちに行きたい」と思えるはずです。
このワクワクが、実はとても大事なのです。
■ 人はなぜ、悪い未来ばかり想像してしまうのか
人間は本来、ポジティブなことよりも「こうなったら最悪だ」「とんでもない人生になるかもしれない」といったネガティブなことを考えるようにできています。
これは動物としての危機管理能力です。いつ攻撃されるか分からない、食料がなくなったらどうしよう。そうした危機に備えるための本能として、悪い未来を想像するようになっているのです。想像しておかないと、いざというときの痛みが倍増してしまうからです。
だからこそ、そこを一生懸命、意識して切り替える必要があります。
「本当に自分がやりたいのは、そんな不幸な未来じゃない。きっと楽しい未来なんだ。めちゃめちゃ面白い未来なんだ」
そう強烈に想像してみてください。「絶対そっちの方がおもろい」「そうなったら未来が楽しみだ」と思えたら、「そっちに行くためには、今これをやらなきゃ」と、ひらめきが生まれます。

■ うまくいっている農業者は「ひらめき」が違う
これまで、農業でうまくいっている先輩たちをたくさん見てきましたが、彼らと何が違うのか。それは「ひらめき」が違うのです。
そのひらめきは、日々の「妄想」と「ワクワク」の積み重ねから生まれてきます。
ちょっと不思議な話に聞こえたかもしれませんが、今日はこのテーマを短い時間でお届けしました。
ぜひ、ほんの少しの時間でいいので、「自分は本当はどうなりたいのか」、未来のビジョンを描いてみてください。そしてワクワクしてください。必ず、ひらめきが生まれます。
農家のお悩み、いつでも受け付けています。皆さんからのご質問には、極力しっかり向き合ってお答えしていきます。