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ブログ 2026.05.18

担い手不足、その解決策のひとつは “農業者が積極的に旅へ出ること”

農業コンサルなら農テラス|代表 山下弘幸

「農業は稼げるビジネスに」

全国で多数の成功事例を輩出する農業コンサルタント山下弘幸が、

経営・ビジネスの本質を伝授。

複雑な農業の課題をシンプルに紐解く講演やセミナー、

実践的な研修・講座を通じて、次世代を担う農家の成長を強力にバックアップします。

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今週のテーマは

「旅に出かける農家を目指す」について

先日、沖永良部島へ行ってきました。

 

奄美大島からさらに南の島。

 

農ビジ会の最南端のメンバーに逢いに。

 

 

大山社長。

 

私より年上の60代。

 

 

もともとは花農家。

 

現在はジャガイモやサツマイモを作っている、島でもトップクラスの農業法人です。

 

 

なんと今年1月には、鈴木農水大臣も訪問されたそうです。

 

なぜ、この農業法人に注目が集まるのか。

 

 

私は、その理由は「視野の広さ」だと思いました。そして、視野が広い人には共通点があります。

 

 

それは、

 

 

“行動半径が広い”

 

 

ということです。

 

 

大山社長がまだ花を作っていた頃。

 

花のシーズンが終わると、奥さんと中古のワゴン車に乗り込み、本州へ渡る。

 

しかも、ただの旅行じゃない。

 

 

車中泊をしながら、3ヶ月、4ヶ月かけて全国を回る。

 

花市場を見て、生産者を訪ね、勉強する。

 

そうやって、自分の目で見て、自分の感覚で情報を集めてきたそうです。

 

 

人は、自分が見た範囲の中でしか判断できません。だから、行動半径が広い人ほど情報量が増える。結果として、視野が広くなる。

 

 

大山社長は、その典型でした。

 

結果として、現在は花からサツマイモ・ジャガイモへ転換。

 

 

これも、ただ流れに乗ったのではなく、

 

自分で見て、感じて、考えた結果だったんでしょう。

 

 

ただ、地域の主力産業だった花をやめるなんて、かなり勇気のいる決断だったと思います。

 

 

しかし結果的に、その後「花」は輸入品に押され単価が下がり苦戦。

 

 

一方、大山社長は、サツマイモブームとジャガイモ高騰の波に、いち早く乗ることができています。

 

 

今では、地域のリーディングカンパニーとして島全体から期待される存在です。

 

 

もし、この方が島だけで生き、島の外を見ることがなかったらどうだったでしょうか。

 

 

視野が広がることなく、新たな挑戦をしないままだったかもしれない。

 

 

そう考えると、昔の日本も同じですよね。

 

 

江戸時代、日本は鎖国していました。

 

海外へ渡ることもできなかった。

 

その結果、文明という意味では世界から

 

大きく遅れていたとも言われています。

 

 

やっぱり、人も国も、“外を見る”ことで進化するんだと思います。

 

 

わが家も農家です。祖父母も両親も農家。

 

でも、不思議とみんな旅行好きでした。

 

 

当時はスイカ農業の景気も良く、利益も出ていたので、農閑期になると1週間ほど、毎年どこかへ出かけていました。

 

 

子供の頃の私は、

 

「なんでそんなに旅行に行くんだろう?」

 

正直、よく分かりませんでした。

 

 

自分はどこにも行ったことがない。

 

旅行の魅力も分からない。

 

 

でも今思えば、祖父母も両親も、

 

「自分の知らない世界を見てみたい」

 

そんな欲望が強かったんでしょうね。

 

 

私自身も、とにかく視野が狭まらないよう、

 

極力外へ出ることを意識してきました。

 

 

20代の頃は、海外農業研修の募集があれば真っ先に手を挙げ、4Hクラブや農協青年部の視察にも積極的に参加していました。

 

 

30代では、現場から離れられない時期もありましたが、後半にはベンチャー企業へ入り、農業界以外の世界を見ることができました。

 

 

ただ、そこにいたのは企業経営者や投資家ばかり。まるで別世界でした。

 

 

40代では会社を立ち上げ、

 

業界を問わず様々な方と仕事をさせていただけるようになりました。

 

 

50代になると、全国各地で講演依頼をいただくようになり、自治体関係者や首長の方々とお会いする機会も増えました。

 

 

現在は、オンラインでやり取りしている農ビジ会メンバーと直接会い、各地で情報交換をしています。

 

 

さらには、プライベートでも妻と旅行へ出かけるようになりました。

 

 

ただ、農業をやっていた頃は、現場を離れることができませんでした。

 

 

多くの農業者は、当時の私と同じように、現場を任せて自分だけどこかへ行くことが難しい。

 

 

これが現実だと思います。

 

でも私は最近、あることを思うんです。

 

 

実は農業ほど、“旅”と相性のいい仕事はないんじゃないか。

 

 

旅行には3つの条件が必要です。

 

 

まず、お金。経済的余裕がないと旅行には行けません

 

 

問題は2つ目。

 

時間。長期に現場を空けられるか。

 

長く家を空けられるか。

 

 

これが難しい。特に会社員の方は長期休暇は取り辛い

 

 

そして3つ目。

 

それは健康です。

 

 

 

「定年したら旅行しよう」そう言う人は多い。でも、定年後も元気とは限りません。

 

 

だから私は思うんです。

 

 

農業は、頑張ればお金も時間も作れるんです。

 

そして何より、

 

健康でなければできない仕事。

 

 

つまり、旅行に必要な3条件を満たしやすい仕事なんです。

 

 

私は、両親や祖父母が当たり前のように旅行に行っているの見ていました。

 

 

だから農業をやるっていつでも旅行に行けるって思ってた。

 

でも、実際にはいけなかった。

 

なぜなら、その程度の農業しかやっていなかったから。

 

 

もし、「好きな時に旅へ出られる仕事は何でしょうか?」というクイズがあったとして、

 

 

ピンポン!

 

 

「農業」!

 

 

“正解”!

 

 

なんてことになれば、若い世代は、相当と食いつくんじゃないだろうか。

 

 

担い手不足、後継者不足

 

 

その解決策のひとつは、

 

 

“農業者が積極的に旅へ出ること”

 

 

なのかもしれません。

 

 

「いいなぁ、農家はいつも旅行に行けて」

 

 

そんな風に思われるくらいにならないと、

 

農業やろうなんて人は現れない。

 

 

 

それどころか、農業始めたら、どこへも行けなくなった・・・

 

なんて、本末転倒だと思っています。

 

 

私は今、全国を旅しています。

 

 

4月後半は中部、中国、四国。

 

先週は鹿児島・沖永良部島。

 

そして今週は埼玉、群馬、茨城。

 

このメルマガは東京で書いています。

 

来月は北海道の予定です。

 

 

旅をすると、自分の常識が壊れます。

 

視野が広がります。

 

 

そして、自分の地域を客観的に見れるようになります。

 

だから、もっと地元が好きになるはずです。

 

 

農業も他の産業を見れば「魅力」を再発見できるのです。

 

 

旅に出ればいいことだらけ。

 

 

 

さあ、あなたも旅に行ける農家を目指しましょう?

 

 

そこで、脳を耕しましょう(笑)

 

 

 

 

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【お知らせ】

第46回農ビジCafé

5月22日(金)19:00~

 

ホルムズ海峡封鎖による石油製品の高騰など

農業者にとっても資材費の高騰が懸念されていますよね。

さあ、全国の仲間とこのピンチをどう乗り越えるべきか?

 

たくさんのヒント、ひらめきが生まれる時間になると思います。

たくさんのご参加お待ちしております。

 

農ビジVIP会員の方はいつものIDで

ご参加いただけます。

無料会員の方はメールフォームからの

お申込みが必要となります。

お申込みはこちらまで

https://nouterasu.myshopify.com/

 

 

【お知らせ②】

最強農家になるための農業AI教室第7弾!

 

2026年6月20日(土)13:00~

 

農ビジ会会員の皆様には

AIを使いこなせる農家になってもらいたい。

そういう思いで

私が毎週学んでいるAIの先生に

ご協力いただき、

月1回、AI勉強会を開催しています。

参加費は無料です。

 

農ビジVIP会員の方はいつものIDで

ご参加いただけます。

無料会員の方はメールフォームからの

お申込みが必要となります。

 

農ビジオンラインより

「AI教室参加希望」と明記して下さい

参加IDをお送りさせていただきます。

 

たくさんのご参加お待ちしております。

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