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ブログ 2021.08.09
スマートな農業を始めよう
こんにちは。脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは農業AIについて。
人口知能は農業にどう入り込んでくるのかについて予想してみます。
みなさんは未来を予測したりするのは好きですか?
私は好きです。
未来を予測して仮説を立てる。そして検証する。そういう習慣がみについているので
ついつい先のことを考えてしまします。
ただ、目の前のコトは苦手です。一般的な常識や今話題のことなどは疎くて
いつも妻に叱られています(笑)
さて、今回は
3年前にオランダへ農業コンサルタントの修行に行った際に現地で聴いた話ですが
数年前にキュウリを誰が一番上手に生産できるかを競う大会が合ったそうなのです。
エントリーしたのはキュウリ農家のプロ、農学博士率いる頭脳チーム、農業コンサルタント集団、そしてAIを駆使したコンピューターです。
結論を先に言えばコンピューターが一番上手にキュウリを作ったそうです。
この時手を入れる摘心や誘引、定植、収穫などの作業は標準化して
栽培管理、つまり環境制御の際に起きる判断・決断・実行を誰がやるかってことです。
栽培管理だけで見れば
その植物が育ちやすい環境をデーター化してその環境を整える「環境制御」が
ポイントになります。であれば、あらゆる環境を数値かしてそれを忠実に実行できた方が
成績は良いに決まっています。
この域になればどれだけ優秀な頭脳があってもAIにはかなわない。ってことが
このテストで改めて実証されました。
つまりモノを生産するだけならすべてAIで代用できるってことなのです。
私たちは栽培管理=摘心や誘引、定植、収穫などの作業のことと思っていますが、
栽培とは環境制御のことなんです。
私もこれまでいくつかの野菜を育ててきましたが、
農家は「お野菜様がお育ちになるための環境を整える執事だ」と思っていました。
人間が野菜を作るなんておこがましい。野菜は作るモノではなく、できるモノ。
そいう視点で農業をやってきました。
しかし、最近では「野菜を作る」って表現される方とても多くなったように思います。
野菜は作るのではなく「できる」そのための環境を整える。これが私たち農家の役目なのです。
そうなると、野菜ができるベストな環境を整えてあげるのが
上手な野菜作りのコツってことになります。
ってことは常に今、お野菜様にベストな環境を作ってあげているか?ってことに
細心の注意を払うことが重要になります。
これを24時間やるのは難しい・・・。
だからセンサーを取り付けたり、そのデーターを自動的に取り入れたり、
それを分析したりする技術が発達してきたのです。
これらを上手に活用すること。これがスマート農業なのです。
農業ビジネススクール農業マーケティング講座の内容の一部は
アグリジャーナル(agrijournal)にも掲載されています
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1Oa6FE0L4Ub6VyUMznSUZItocqbXEUtt6/view?usp=sharing
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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