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ブログ 2020.03.13
農業 ビジネスチャンス 新型コロナウイルスが農業に与える影響
農業業界にとってビジネスチャンスなのか。
今回は新型コロナウイルスが農業に与える影響について
考えてみた。
結論を言えば社会の構図が変わるので新しい農業をやろうと思っている
農業者には追い風だといえる
解説動画はコチラ
ポイントは5つ
1、株価下落
2、飲食業界ショック
3、中国輸入動向
4、どうなる東京2020
5、ダイレクト販売の加速
ひとつづつ解説してみたい
1、株価下落
3月13日現在、東京為替市場では一時18000円まで下落したとのこと。
農業に株価って影響あるの?って思われるかもしれないが、大ありである
農業も経済の一部、景気の波は露骨に影響してくる。
例えが古いが平成3年にバブル景気がはじけたのちに不景気がやってきた。
農業農産物の価格に影響し始めたのは平成7年頃から。
理由は景気が悪くなると消費パターンが変わるから
最初に交際費と減らし、し好品を減らす。次に無駄をへらし
ジョジョに外食を減らす。
このころから野菜の価格に変化が起き始め、
いよいよ家計費の中から食費を抑え始めると
農産物価格は安値になってしまう。
景気が悪くなってすぐに農業景気に反映されないが、時間差で農業に影響することを
知っておこう
2、飲食業界ショック
人が出歩かない、イベントが自粛される、宴会は中止。こうなると
宿泊業界や飲食業界はお手上げだ。
もちろんこれらに食材を収めている農業者はもろに影響を受ける
学校給食を受けている農家はてきめんだ。
一方、冷食加工や総菜、宅配は伸びている。
これらに食材を下ろしている農家は逆に供給が追い付かなくなるかもしれない
3、中国輸入動向
国内農産物流通の1/3は外国に依存している。その中で4割が中国産だ。
その中国産が2月は6割も減った。検疫強化と中国からの輸入規制などが影響したからだ
しかし、3月にはその輸入量は復活した。
暖冬と重なって相変わらず野菜の相場は低迷している。
農業業界にとってコロナより怖いのは暖冬なのかもしれない
4、どうなる東京2020
7月に特需があると期待してた。世界中からお客さんが集まるからだ。
人が増えれば胃袋が増える。
胃袋が増えると食材消費に拍車がかかる。農業業界にとっては
願ってもないチャンスだ。しかし、この東京五輪がどうなる?って
話題になり始めた。
開催の有無に関しては我々ではどうすることもできないが、
我々農家にとって景気よりも先に東京五輪が野菜の値段に影響することを
知っておこう
5、ダイレクト販売の加速
これが農業ビジネスとしてのチャンスととらえている。
在宅ワークや学校休校など人の動きが制限されれば
宅配が増えるのは必然だ。
当然野菜や農産物も宅配で頼む人が増えるはずである。
であれば今のうちからダイレクトに販売できる準備を始めるべきだ
サイトを作ってダイレクトマーケティングを始めよう。
これは先に始めたもん勝ちです。
今のyoutubeと同じく先に始めれば有利です。
さあ、この時代の変わり目に新しいことの挑戦しましょう