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ブログ 2020.03.11
農業ビジネスを始める方へ 事例紹介
農業ビジネスを始める方へ 事例をご紹介いたします
農業を始めたいって方に
まず、何から始めればよいですか?って質問が
とても多いので、農業の始め方につていて解説いたします
結論を言えば
マーケットリサーチです。
目次
1、農業を始めるのと農業ビジネスを始めるのではニュアンスが違う
2、他の起業、やりたいこととも微妙に違う
3、農業ビジネスはどんなものがあるか
ではこの3つについて解説してみたいと思います
1、農業を始めるのと農業ビジネスを始めるのではニュアンスが違う
農業を始めたい方にも4つにパターン分けできると思います
・プレイヤー
種をまいたり耕作したりする人
作ることに専念する農家。主に農協出荷されている方に多いです
・プレイイングマネージャー
耕作をしながら経営をする人
農家さんが自分で販路を確立してしっかりと農業経営をされているところです
最近はこちらの農家さんが多くなってきました
・マネージャー
耕作は従業員に任せて経営だけをする人
企業の農業参入はこのタイプです。
最初から種まく耕作者や管理する経営者を雇ってから始めます
・ビジネスマン
商品、サービスを提供しておカネを稼ぐこと
すでに野菜を作らずとも
仕入れて売るのもありとしています。
2、他の起業、やりたいこととも微妙に違う
このように新しく何かを始めるときにはどこを目指すかが重要です。
例えばミュージシャンになりたいのであれば
楽器の練習や楽曲の制作も大事ですが
どういた曲が売れるのか知ることはもっと大事です
俺の曲は最高―だから必ず売れる!って勘違いして
全く受けない曲を一生懸命に作っている
売れないアーティストがいます。
最初にやるべきことはリサーチ、次にやるべきことは
自分を活かしてくれるプロデューサーの目に留まるように
ストリートライブをやるとか、youtubeで配信するとかしなきゃダメです。
しかし、料理人になろうとかラーメン屋をやろうとか言うのであれば
その業界での修行、研修が必要になります。
このビジネスはお客様に来店してもらう集客ビジネスですから
おいしい料理の作り方はもちろん
お客様集客の仕方、プロモーション、マーケティングの仕方
をしっかりと学ぶのが最初です。
農業の話に戻りましょう。
農業を始めたい人は
まず、先に述べました4つどのパターンを目指すのか
決めなければなりません。
1~2であれば、そのタイプの農家さんのところに
学びに行くのが1番です。
しかし、3、4のマネージャーになるとか
ビジネスをやりたいのであれば
やりたい農業ビジネスを探してリサーチから始めなければなりません。
3、農業ビジネスはどんなものがあるか
◆野菜を売るビジネス
これはわかりやすいですよね。
野菜を買ってくれそうな青果業の人もしくは
レストランの店主などに必要な野菜を教えてもらって
後は農家さんから仕入れるマッチングビジネスです。
これは何のライセンスもいりません。
このビジネスをやっている人は各地にかなりたくさんいらっしゃいます。
求められている野菜を調べる。これが最初にやることです
◆中古の農機具を販売する
これは農家の納屋に眠っている農具、農機具を仲介するビジネスです。
販路は主に海外。日本の農機具は古くても性能が良いので海外ではウケています
これを始めるにはまず販路をリサーチするのが先決です
◆人材派遣を行う
農家さんは人で不足です。そこに人材を派遣するとかなり喜ばれます
そのためには農家さんがいつどのくらいの労力をどういった仕事で
人でを欲しがっているのかを知る必要があります。これが始める前のリサーチです
◆農家さんをターゲットにするビジネス
例えばトラクターのカスタマイズ。トラクターはなぜか赤と青色しかありません。
黄色にペインティングしたり、花柄にしてあげたり、ペイズリー柄なんてのも
ウケると思います。
また、商品パッケージデザインも斬新なものは
全く市場にありません。
パッケージにこだわる農家はかなりいます。
しかし、デザインを頼むところを知らないのが現実です
合わせてコピーライティングや、POPを引き受けるサービスも
ビジネスとして成り立ちます。
農家さんは作るのは得意でもプロモーションは苦手って方が
多いのです
このように農業ビジネスを始めるのであれば
売り先、つまりお客様になるところが何を欲しているのか
マーケットリサーチが重要なんのです。
農業を始めるのと
農業ビジネスを始めることがちがうってことが
お分かりいただけたと思います。
この内容を動画でも解説しています。
農テラスチャンネル