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お知らせ 2020.02.05

熊本とつながる農業外国人育成研修会 講義をさせていただきました。

「キエン!トマトどれくらい採った?」
「シャチョウサン、モウ30kgもトッタヨ」

ベトナムとカンボジアから来ている技能実習生との毎日のやり取りだ。

彼女たちは遠い国からやってきた。
自分の子供や家族を母国に置いて。

それでも彼女の顔は明るい。

「シャチョウ、モットモットハタラクヨ!」

「ツギシゴトナニスレバイイデスカ?」

母国から4,000㎞も離れた
日本で働く彼女らを見るといつも頭が下がる。

私が知る限りでは
彼女らは勤勉でよく働くし、人懐っこくとてもフレンドリーだ。

知らない土地で、知らない人ばかりいるところで

来ている娘たちはみな貧しい農村出身者が多い。
それでも言葉を学び仕事を学び数年間日本で暮らしている。

いまや日本農業に欠かすことができない存在になっている。
今日、こうして安心して安全な農産物が食卓に並んだり、お弁当を食べたり
レストランで食事したりできているのは間違いなく彼女たちの存在ありきだ。

日本になんて行きたくない!
日本行っても楽しくない!
日本で農業なんてやりたくない!
くまもとになんて行きたくない!
くまもとで農業なんてやりたくない!って

言われたら・・・
もしかしたら、農業現場は回らなくなるかもしれません。

外国人労働者の受け入れについては賛否両論あると思います。

以前は安い労賃で働かせるイメージが強かったのですが、今は違います。

逆に
受け入れ業者諸手続き費、生活環境整備費諸々に加えて規定賃金を払うと
日本人を雇用するより支出は高くなります。

それでも農業界では貴重な働き手として注目されています。

そこで熊本県では積極的に「くまもと農業」に来てほしいと

くまもととつながる農業外国人人材育成研修を
をはじめました。

くまもとに来て農業を学び母国に帰ってからも活かせるようにと。

これから私たち受け入れ側も
同じ働く仲間として受け入れていただきたいモノですね。

だから、
頑張ってくれる人はワーカーとしてではなくビジネスパートナー(幹部)として働いてもらうこともありだと思っています。

日本人だからとか、日本人じゃないからだとかじゃなくて。
対等に。

今日は県が主催する

熊本とつながる農業外国人育成研修会で講義をさせていただきました

参加してくれた実習生は

とにかく明るい。

なんかこっちが元気をもらったような気がします。

日本にきて良かった~
くまもとに来てよかった~
くまもとで農業やってよかった~って

少しでも思ってもらえたならいいなー
って思いました(^^♪

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