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農家できていない「業務の効率化」なぜ?

2020.01.09 コラム

今回のテーマは「業務の効率化」について

 

お世話になっている
社会保険労務士の先生から次のお問い合わせをいただきました。

 

実務的な話として、農業で「無駄(余計な経費)を可能な限り減らす取り組み」されているところってありますか?

社会保険労務士の先生によると
「働き方改革関連法案」は農業も無視できなくなってきており、4月から「時間外労働の上限規制」「派遣法の改正」「賃金債権の時効延長」と矢継ぎ早に法律が施行されるとのこと。

しかし、農業業界はこの点でかなり遅れております。

実務的に、農業で「無駄(余計な経費)を可能な限り減らす取り組み」を実施しているところは細々としてはありますが、まともに取り組んでいるところは
企業で農業参入したところだけじゃないでしょか?

と、お答えしました。

 

 

なぜなら、農業界は経費削減が苦手な業界だからです。

「いいもの作れ、いいモノ作ればなんとかなる」って

 

指導教育されてきた農家農民は

 

これまで

経営よりも栽培(作れ!)

ビジネスよりもクオリティー(いいモノ)

を重視してきました。

 

しかし、昨今、農業のスタイルは変わり
家族型農業から

従業員を雇う「雇用型農業」に移行しています。

 

これまで、
天気に合わせる。土を作りと農産物を管理する。

これしかやってこなかった農業者が

これからは「社員・従業員」を管理する時代になりました。

 

つまり、栽培管理、品質管理、出荷管理だけでなく

「従業員管理、労務管理」をしなければいけなくなったのです。

 

さらには家族だけで生産していた作業を従業員に任せるわけですから

「作業工程」も
管理しなければならなくなったのです。

 

これまで農業をがんばってこられた農家の方に

これらを「今からやりなさい」って言ったところで、

 

「いやーそうはいってもなかなかねー」

 

って、そう簡単には取り組みにくい

というのが現状でしょう。

 

しかし、これらを実践している若手農家も最近では増えてきています。

それがグローバルGAPを取得し実践しているところです。

 

これは製造工程を明確化しすべての工程で起こりえるリスクを事前に気づけるようにしようという取り組みで

グローバルギャップという国際基準の認証制度です。

これらを模範としてできたJ-GAP、A-GAP(アジアンギャップ)などもあります。

 

そして
これらの認証を受けるためには
生産工程を文書化、データ化、視える化しなければ審査に通りません。

ですから、必然的にグローバルGAPを取得するために
生産工程管理が見えてきて

 

結果作業効率のカイゼンにつながるということになるのです。

 

ですが、まだまだ普及するには時間がかかりそうです。

 

先に述べた通り、これまで農業業界になかった概念だからです。

しかし、新規で農業に参入した企業は違います。

 

従業員である「ヒト」を管理することが会社の売り上げ、利益に直結することを
知っているので、生産工程管理を徹底します。

私が以前在籍していた企業では
特に工数管理を徹底していました。

 

参考にしていたのはトヨタのカイゼンです。
例えば工数管理
車1台出来上がるまでの工数すべてにおいてムダ、無理、ムラがないかチェックします。

これを農業に応用すると、こうなります

 

まず、その農産物ができるまでの農作業を圃場準備、土づくりなどの工程から出荷、配送、納品、帳票類記録、請求、入金まで

大きく、「業務」分類し、

次にその業務を細かく「工程」ごとに分類します。

さらにその工程を一つ一つの「作業」分類まで細分化し

 

生産物(商品)が出来上がるまでの工数(手数)数値化します

 

 

そして

その工数をにムダムラムダがないか?

どこまで減らすことができるか?

という取り組み実施します。

 

つまり手数を減らすということです。

 

 

以前、急成長するフランチャイズのファミレスの厨房をTVで見たことがあります。

厨房で作業される方が業務用冷蔵庫を1日何回開閉したかを計測していたのです。

計測結果によると1日120回も開閉しており、そこでその冷蔵庫の開閉回数を
80回(75%)にまで減らしたところ利益が12%も伸びたという内容でした。

 

農家はこれまでの慣習で知らず知らずのうちに現場で

ムダなことをたくさんやっています。ただ、残念なことに

それに気が付きにくいのです。

 

なぜなら、
農家は家族経営が多く、
作業工程が他人の目にさらされることが少ないため

どこに無駄があるのかわからないままで

「慣れとクセ」で作業をしていることでかなり効率の悪いことをやっている場合があるのです。

 

また、その企業ではすべての工程、すべての作業一つひとつを計測し、

基準を作り、その基準を満たすための訓練を実施していました。

「あの人は、作業が遅いからダメだ」ではなく、

従業員が一様に同じパフォーマンスができるように

訓練させるのです。

 

誰しも最初からうまくいくできる人はいません。

ですから
その人ができるようになるまで練習させるのです。

そうしなければその人の能力は向上せず、

結果あなたの会社に功績はもたらさないのです。

 

この作業すべてを誰にでもできるように標準化する。
これが作業員教育であり、人材育成につながります。

 

さらに
その基準はマニュアル化され、

次の人材育成に活用されます。

最初は大変ですが、ここまでできれば次からの人材育成はどんどん楽になっていきます。

ここまでできればあとは
その作業項目ごとに評価査定基準を作成することで

従業員の人事査定、

スキルアップに活用することができます。

 

 

ここまでできている農業企業はまだかなり稀ですが・・・

 

これから雇用型農業をやろうって思われている農家さんや
既に従業員を雇っている農業法人などは

業務効率化=労務費の削減になりますのでしっかりと
実践していきたいものです。

 

あなたの農作業に「ムダ」はありませんか?

 

自分で気づけないのであれば第3者に見つけてもらいましょう。

 

その「ムダ」を一つでもなくすことが

あなたの農業経営を飛躍的に伸ばしますよ(^^♪

 

 

 

 

 

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