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ブログ 2026.08.18
社員と社長の差が開くほど、会社は成長する
「うちの社員とは話が合わなくなってきた」
そう感じたことがある経営者は、たぶん私だけじゃないと思います。
こんにちは。脳を耕す農業講演家の山下弘幸です。
1989年に親元就農でこの世界に入ってから、農業法人の社長を経験し、今はフリーランスとして農業コンサルをやっています。その中で何度も向き合ってきたのが、この「社員との温度差」という悩みでした。
差が開くのは、故障じゃない
社長は、毎日いろんな情報や知恵を仕入れながら、経営のことを考え続けています。休みの日も、頭のどこかで会社のことを考えている。
一方で社員は、仕事が終わればゲームをしたり、YouTubeを見たり、土日は好きなことをして過ごす。これは何もおかしなことではなく、雇われて働くということの、ごく自然な形です。
社長だけが、会社を維持し発展させる責任を背負っているから、学ばざるを得ない。だから差が開くのは当たり前で、むしろ「差が開いていない社長」の方が危ういのかもしれません。
差を嘆いた瞬間に、成長は止まる
ここでよくあるのが、「なんでお前たちは学ばないんだ」と社員を責めてしまうパターンです。
私自身、若い頃に会社勤めをしていた経験もあるので分かるのですが、こう言われた社員の側からすると、ただ「機嫌の悪い社長だな」としか映りません。差を嘆いても、何も変わらないんです。
逆に「じゃあ俺も学ぶのをやめよう」と社長が歩みを止めてしまうケースもあります。これも違う。社長と社員の間には、そもそも背負っているものの重さが違うので、差があって当たり前という前提に立たないと、経営そのものが止まってしまいます。
差を埋めていく動きこそが、会社を伸ばす
差が開くこと自体は問題ではなく、その差をどう扱うかで会社の伸び方が変わってくる、というのが今回たどり着いた感覚です。
「最近こんなことを学んだんだけど、一緒にどう?」
そんな一言を、社員に投げかけられるかどうか。上から教え諭すのではなく、自分が学んだことを分け合う感覚に近いです。今の感覚で言うなら、社内勉強会や1on1で「最近気になった話」をシェアするようなイメージでしょうか。
差を嘆くのではなく、差を橋渡しする動きを積み重ねていく。そうやって会社は少しずつ、社長一人の力では届かないところまで伸びていくのだと思います。
農業経営の現場で、こうした「人と組織」の悩みに向き合ってきました。似たようなモヤモヤを抱えている方がいれば、ご相談ください。
