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ブログ 2026.07.17

農家からお金を奪う3つの罠

なぜ農家はお金がたまらないのか

農業者は「生産者」です。

生み出して、生み出して、生み出している人たちです。

だったら、日本で一番お金を持っていてもおかしくない。

でも現実は逆です。

これだけ生み出しているのに、手元にお金が残らない。

これ、おかしいと思った方がいいです。

今日はその根本原因を、私自身の経験も交えてお話しします。

結論:あなたが悪いんじゃない

先に結論を言います。

お金がたまらないのは、あなたが「悪い人」だからではありません。

むしろ逆です。

お人よしで、責任感が強いから。

それが、お金が漏れていく最大の原因です。

私自身、めちゃくちゃ貧乏な農家でした。

親元就農で、農地もハウスもトラクターもある恵まれた環境。

でも親に反発して、全部自分でやろうとした結果、27歳のときには5000万円近い負債を抱えていました。

生み出しているはずなのに、なぜお金が残らないのか。

そこには3つの「罠」がありました。

罠①資材屋の罠

資材屋さんが来て、こう言います。

「これを使えば収量が2倍になりますよ」

データも見せられ、つい買ってしまう。

後から請求書を見て、「あれ、こんなに高かったっけ」となる。

収量を上げたい、いいものを作りたい。

その気持ちにつけ込まれているわけではなく、自分の「もっと良くしたい」という思いが、財布の紐を緩めてしまうのです。

罠②システム屋の罠

便利なセンサーやシステムを勧められます。

「月3万円です」

安く感じて契約してしまう。

でもこれが積み重なると、稼げば稼ぐほど出ていくお金も増えていきます。

資材屋さんもシステム屋さんも悪くありません。

問題は、費用対効果を1つ1つ検証しないまま契約を重ねてしまう、こちら側の判断にあります。

罠③役職の罠

「君しかいないんだ」

「次はもう君たちの番だから」

そう言われると、断れない。

責任感が強いからこそ、地域の役職や会合の代表を次々と引き受けてしまう。

時間もお金も、こうして少しずつ削られていきます。

罠から抜け出す方法

3つの罠に共通するのは、「自分の判断・決断・実行」だということです。

資材屋さんが悪いわけでも、システム屋さんが悪いわけでも、役職を頼んでくる人が悪いわけでもありません。

大事なのは、提案が来たときに一旦立ち止まること。

「それは本当に必要ですか?」

「そこまでしなくていいです」

そう言える自分になることです。

まとめ

生産者は本来、生み出して生み出して生み出している存在です。

お金がたまって当然なんです。

たまらないのは、あなたが悪いからではなく、1つ1つ検証する習慣がまだないだけ。

今日から、提案が来るたびに一旦立ち止まってみてください。

それだけで、残るお金は変わってきます。


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