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ブログ 2026.04.09
おかげ様でメールマガジン350号達成しました!
農業コンサルティングなら農テラス|代表 山下弘幸
「農業を稼げるビジネスへ」
全国で多数の成功事例を輩出する農業コンサルタント山下弘幸が、
経営・ビジネスの本質を伝授。 複雑な農業の課題をシンプルに紐解く講演やセミナー、
実践的な研修・講座を通じて、次世代を担う農家の成長を強力にバックアップします。
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今回のテーマは
【350回記念】「農」を耕すだけでなく、「脳」を耕せ。

本日、このメルマガは大きな節目である「第350回」を迎えることができました。
これまでご愛読いただいた方にこころより感謝申し上げます。
2018年に1号を配信してから約7年。
ここまで続けてこられたのは、他でもない、今ご覧いただいているたくさんの
読者の皆様がいてくださったからです。本当にありがとうございます。
今日は記念号として、少し長くなりますが、私がなぜこの発信を始めたのか、そして今、農業界に最も伝えたいことは何なのか、その全てをここに凝縮してお届けします。
- 始まりは「恐怖」と「使命感」だった
私がメルマガを始めたきっかけは、2018年9月に出版した拙著『稼げる新農業ビジネスの始め方』(すばる舎)でした。出版を機に農業ビジネススクールを開講したものの、当時の私は「マーケティング」というものを全く分かっていませんでした。
つまり、集客の仕方を知らなかったのです。
「どうすれば、志ある農家に情報を届けられるのか?」
悩んだ末に門を叩いたマーケティングの師匠から言われたのが、「メルマガを配信しなさい」という一言でした。
正直に告白します。当時の私には、大きな葛藤がありました。
「本を出した人の割には、文章が下手だよね」
「大したこと書いてないな」
そう思われるのが怖くて、配信ボタンを押す手が震えるほどのプレッシャーを感じていたのです。私は決して文才があるタイプではありません。著者という肩書きが、自分自身を縛り付けていたのかもしれません。
しかし、その恐怖を打ち消したのは、**「伝えなければならない」**という強い使命感でした。
一度きりの人生、自分の経験や思想を形に残さずして何がプロか。
「下手でもいい、自分の言葉で背中を押そう」
そう自分に言い聞かせ、最初の一歩を踏み出したのです。
- これからの時代を生き抜く「4つの生存戦略」
この7年間、告知媒体として始まったメルマガは、次第に私の思想を伝える場へと変わっていきました。これまで発信してきた約70万の文字の中から、今こそ農業者に伝えたいエッセンスを整理します。
①「営農」から「経営」へシフトせよ
これまで多くの農家は、良いものをたくさん作る「営農」に一生懸命でした。しかし、これからの時代、作るだけでは生き残れません。
必要なのは、ヒト・モノ・カネ・情報を管理し、利益を追求する「経営」です。
特に重要なのは「カネ」と「ヒト」の使い方。
どんぶり勘定を脱し、原価計算を徹底して「経費をコントロール」すること。そして、自分が現場を離れるために人を雇う「ハンバーガー理論」を実践してください。社長の仕事は、現場作業ではなくマネジメントなのです。
②「農産物」を売るな、「価値」を伝えよ
「いいものを作れば売れる」という幻想は捨ててください。
これからは、お客様の課題を解決する「マーケットイン」の思考が不可欠です。
取引相手のニーズ、ウォンツに気づいてください。取引相手(お客様)から「推される農家」を目指してください、これが最強の販売戦略です。
③古い常識から「脱藩」し、自分のゴールを決めろ
農村社会の同調圧力や、親世代の古い成功体験という「鎖」を断ち切ってください。
インフレや気候変動が加速する今、過去の地図は役に立ちません。勇気を持って「脱藩」し、自分はどんな農業をやりたいのか、自分軸の「完成予想図」を描いてください。
そしてそのゴールから逆算して今何をやるべきかを判断軸にしてください。
④「農」を耕すだけじゃ足りない、「脳」を耕せ!
私が一番伝えたいメッセージです。
農家の仕事は畑で汗をかくことだけではありません。AIを使いこなし、世界情勢や経済の動きにアンテナを張り、次の一手を打つ「脳作業」こそが本質です。
「知っている」だけで終わらず、「やっている」レベルまで脳を使い倒す人だけが、次の景色を見ることができます。
- 次なる挑戦——メルマガが「形」になる日
このメルマガは、農家さんだけでなく、農業普及所、農協、自治体、教育関係者など、本当に幅広い「農業パーソン」に支えられてきました。
ここで一つ、嬉しいご報告があります。
この7年間、皆さんと積み上げてきたこのメルマガの記録が、今年の夏、一冊の本として出版されることが決定しました!
これまで配信してきたメッセージが、また新しい形で、より多くの人の手に渡る。これもひとえに、毎日読んでくださる皆様のおかげです。
出版の詳細は、またこのメルマガでも随時お伝えしていきますね。
私の使命は、農業という手段を使って、あなたに豊かで幸せな人生を送ってもらうこと。
そして、全国1718の市町村に、自立した経営感覚を持つ「次世代農業者」を一人でも多く輩出することです。
350回は、あくまで通過点。
これからも、時には気楽に、時には熱く、1歩先行く農家の背中を押し続けます。
これからも共に、日本の農業の未来を、そして自分自身の人生を切り拓いていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【お知らせ】
第68回農ビジセミナー
令和8年4月9日(木)19:00~
本日9日(木)の農ビジセミナーは
私たちが知らないソーラーシェアリングの世界について
- 日時: 4月9日(木)19:00〜20:30
ゲストスピーカー 株式会社アグリツリー 代表取締役 西 光司
講師プロフィール 山口県下関市で有機の里の執行者とし、農業も営む。
一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟の共同代表理事。
今年もまた、あの記録的な猛暑がやってくると予報されています。
照りつける太陽の下、ぐったりと項垂れる作物。
そして、冷房を回し続けるために跳ね上がる電気代。
日本のエネルギー自給率は約12%。食料自給率は約38%。
私たちは今、自分の「命の手綱」を、他国に、
そして運次第の国際情勢に委ねて生きています。
これが今の日本のリアルです。
太陽熱を「遮る」ことが、「力」に変わる。
太陽光発電には、賛否両論ありますが、
景観の問題、環境への影響。その議論はどれも大切です。
でも、もし「畑の上にパネルを浮かべる」ことで、
これまでの常識が変わるとしたら?
それが「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」の世界です。
- 農作物を守る: 猛暑の日差しを適度に遮り、作物のストレスを減らす。
- エネルギーを作る: 遮った光で、農家自らが電気を生み出す。
「エネルギー」と「食料」。
この二つの自給率を同時に引き上げる、
極めてシンプルでシャープな解決策が、
実は足元に転がっています。
まずは「実態」を知ることから。
私は、闇雲に推進したいわけでも、
感情的に否定したいわけでもありません。
ただ、「知らないことで、選択肢を失うこと」が
一番のリスクだと思うのです。
本日、
この「私たちが知らないソーラーシェアリングの世界」を
深掘りする時間にしたいと思います。
たくさんのご参加お待ちしております。
お申込みはこちらまで
https://nouterasu.myshopify.com/
【お知らせ③】
都会に住んでいて「故郷」のない人が増えています。
そこで「おかえりただいまプロジェクト」を始めました。
過疎化する地方と都市部をつなぎたい。
あなたの町の関係人口を増やしませんか?
都会に暮らしで実家のない方と田舎で農業をやっている方のマッチングサイトを立ち上げました。
このプロジェクトの目的は農村につながりをもつ「関係人口」を増やすこと。
つまり農家と都市部の人たちが友達になるプロジェクトです。
現在このプロジェクトに賛同してくださる自治体、農家、そして消費者の方を募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください
https://preview.studio.site/live/BRO3lYd4qD
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