八代市地域農業者協議会総会にて基調講演をさせていただきました

八代市地域農業者で構成されている協議会の総会にて

基調講演をさせていただきました。

 

テーマは

次世代農業者の育成について

 

参加者は事業継承をするほうの方から

事業を継承する若手農家まで約40名。

 

この地域は熊本でも一番大きな産地で

年商億を超える生産者が多数いらっしゃる

 

まさしく稼ぐ農業を実践している地域です。

 

その地域の農業者の悩みは「後継者への事業継承」

いつどのタイミングで渡せばよいのか？と悩んでいらっしゃる

ご様子でしたので、

 

「明日にでも経営移譲してください！」ってご提案させていただきました。

 

 

なぜならば経営はいくら勉強しても実際にやってみなければ身につかないから。

それともう一つの理由は・・・

 

 

これからの農業経営は更に多様化していくために

これまで親がやってきた経営ノウハウがそのまま活かせるか否か

不確定であるということ。

つまり早く経営を始めて、早くこれからの農業経営のトレンドを

掴まなければ、今は良くともいずれ経営が悪化する可能性がある

ということ。

 

 

実際に、いまこの地域では

 

成功農家とそうでない苦しい農家の格差がかなり激しい地域でもあるのです

 

そして残念ななことに

成功している農家はこの講演会に参加して更に学びを深め

成功を維持されていくでしょう。

 

そして参加されていない農家の方は

更に悪化した経営を改善する策を聞き逃すことになります。

 

農業界の格差は大きな産地であればあるほど差が広がっています。

 

そうならないためにも

 

健全な対処を今から始めてほしいものです