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ブログ 2023.01.18

中山間地農業モデル地区意見交換会にて講演を行いました

どうやって田舎に人を呼ぶか?

 

中山間で農業に従事されている方々を対象に講演を行いました。

テーマは「雇用と人材育成について」

どうやって中山間地に人を呼びこむか?についての

お話をさせていただきました。

 

えーまず、ホームページを作成して

都会から人を呼び込みましょう!

 

先生、そのホームなんとかってのがよくわからんのですけど・・・

 

ですよね、それでは

 

まず、そのホームページ作成できる人を呼び込みましょう!

 

だから、その「ヒト」を中山間地に呼び込むにはどうすれば

いいんですか?って!って話を聞きたんですよ!

 

 

そうですね、

では、地域にいる若者にその役割をお願いしてみましょう!

 

先生、その若者がいないから困っているんですよ!

 

では、

 

その若者を呼び込むためにSNSで呼びかけてみては・・・

 

 

だから・・・

 

そのSNSとかネットでどうとか、それができないから困ているんですよ!!!

 

皆さんもご存じのように

中山間地域の農業は高齢化が進み担い手不足が待ったなしの状態である。

 

ただ、

情報発信できる若者が地元以外からやってきた地域もある。

また、ちゃんと地元に若手農家が育っている地域もあるんです。

 

この違いは何なんのでしょう?

 

要因はいろいろとあると思うのですが、

私が思うに、この違いを決定づけているのは

 

どうやら、

リーダーの存在ではないかと思っています。

 

私が思う

これから生き残る中山間地のリーダーの条件は次の3つです。

 

1、こうなりたいってビジョンではなく

絶対にこうなりたくないっていう

最悪のシナリオが明確にあり、

それが原動力となって地元をけん引している

 

2、地元を離れた経験があり、世間を見渡せる広い視野を持っている。

 

3、情報を集めることを怠らない

 

逆に本当にこのままじゃヤバイよねっていう地域のリーダーは

1、自分達の困っていることだけを主張する

2、地元から出た経験が乏しく視野が狭い

3、そもそもこういう講演会に来ない

 

先生!

リーダーの存在が大事なのはわかりました。

 

では、中山間地で生き残るリーダーを育てるにはどうすればいいんでしょうか?

 

えーまず、ホームページを作成して

都会から人を呼び込みましょう・・・

 

ではなくて、

 

本当は

成功している地域に学び自分達にできるところから始めると良いのです。

 

そう、地域がうまくいくためには

 

うまくいっている人に「た・よ・る」ってことが最善の方法なんです。

 

でも、

人に頼るとか、教えてもらうとかが「大の苦手」

それどころか、うまくいっている奴が嫌いだったりします。

 

分かる~っ!

私もそうでしたから(笑)

 

 

人に頼る気持ちがないと人は集まりませんよね。

頼りにする気持ちがあれば

おのずと人は集まります。

 

人に「頼る」

 

これが今回の講演の答えなのです。

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