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新規農業者が成否を分けた5つのポイント

2019.04.04 コラム

新規農業者が成否を分けた5つのポイント

 

AさんはとBさんは共に3年前に農業を始めた新規農業者です。

しかし就農して3年二人の農業経営に大きな差が付き始めました。

 

Aさんは農業がうまくいかず、なにもかもうまくいきません。

Bさんは農業が軌道に乗ってうまくいき始めたようです。

 

二人の違いはいったい何だったのでしょうか?

 

AさんとBさんの共通点は二人とも元会社員ということ。

それぞれがそれぞれの思いをもって30代半ばで心機一転し、農業をやろうって決めました。

 

二人ともその時は奥さんからかなり反対があったようですが、自分の人生だからということで「必ず成功する」と約束をして

とある地方で農業を始めることにしました。

 

二人とも奥さんと一緒にやる農業ではなく、奥さんは別の仕事をしていて自分だけが農業をやるといった「一人農業」から始めたようです。

 

ここまでは同じなのですがここからが二人は全く違うやり方で農業を始めていきます。

 

まず、最初に違うのが農業を始めた「きっかけ」です

Aさんは実は、農家のせがれで実家には農地やトラクターがありました。

そこで転職する際に職業を選んでいた時に実家の農業をやるという選択をしたのです。

これは当然のことですよね。使える環境があるならばそれを活かす。ベストでスマートな考え方です。

 

一方Bさんは全くの非農家で農地や、トラクターから準備しなければなりません。

ここまで聞けば、Aさんが有利でBさんがかなり不利のような気がします。

 

しかし、ここに最初の落とし穴があるのです。

 

会社員が脱サラしてラーメン屋さんを始めようと思って脱サラした時、実家のラーメン屋を継ごうって考える人とゼロから始めようって考える人とではどちらが真剣に取り組むでしょうか?

 

決して、何かしらの後を継ぐ人は安易な気持ちで、新規参入者の方が真剣であるとは一概に言えませんが、少なからずとも覚悟の違いはかなり大きいはずです。

何もないところからゼロから始める人にとってのリスクは少なからずともこれまでの環境を受け継ぐものより大きいはずです。

ちゃんとしたデーターはありませんが、意外と全くゼロから始めた人の方がうまくいっている新規農業者が多いような気がします。

 

次にAさんとBさんの決定的な違い二つ目は

おカネの使い方です。(このケースの場合は雇用です

Aさんはすぐに一人農業ではではなく、従業員を雇いました。もちろんこれには意図があって事業拡大を目論んでいたからです。

 

一方Bさんは最初から一人農業をするつもりでしたから忙しい時も作業の段取りなどを工夫しながら地道に少ない面積を耕作していました。

 

これもBさんにとってはハンディで元々地域出身の人間でないため簡単に規模を拡大できなかったのも一因です。

 

ですから雇用するまでもなく淡々と売上げを上げていれば万一失敗してもリスクは自分の給与を下げるだけでよかったのです。

 

しかし、Aさんは従業員を1人雇った以上、失敗は許されません。

なぜなら、常に従業員の給料は払わなければいけないからです。

 

そんな中でAさんとBさんに悲劇が訪れます。

 

それは自然災害です。

 

その年はこれまでにない大雨や台風、そして秋からは寒波がやってきて思うように農産物が生産できなかったのです。

 

Bさんは一人農業であったため貯金を切り崩してこの難を乗り切ります。

 

しかし、Aさんは従業員の給料をそれでも出し続けなければならないのです。

 

ここで二人の違い3つ目です

Aさんはそれでも雇用を辞めようとはしませんでした。

なぜなら、規模拡大という大きな事業目標があったからです。

 

Bさんは逆に最初から事業拡張など目論んでいません。

事業を大きくするよりも着実に利益を上げて生活を安定させることにフォーカスしていたのです。

 

つまり二人の違い3つ目は目標の違いです。

Aさんはあまりにも大きな目標の達成を急いでしまいました。そのために規模が拡張する前に雇用を入れたり、設備投資したりと余分なお金をつぎ込んでしまったのです。

 

新たにビジネスを始めるときは何の業種でも投資したおカネ、時間、労力がちゃんとリターンできるかしっかりと考えることが重要であるのですが、このAさんのように取り返しのつかない先行投資をしてしまって夢を持って始めた農業で地獄を味わっている方がとても多いような気がします。結果事業拡大は思うように進まず負債を抱えるようになってしまったのです。

 

しかし、Aさんの不幸は更に続きます。

AさんとBさんの決定的な違いその4は誰と付き合うかです

 

自然災害で弱気になっているAさんを地域の農家の方が励ましてくれたのです。

Aさんに地域の方々こういいます「農業は難しいから仕方がないよ」「君は頑張っている」

「頑張れば必ず報われる。応援しているから」って

 

そう励まされAさんは「よし、頑張ろうって」その気になります。

 

一方Bさんはあまり地域の人とは付き合わず取引先や昔の仲間やビジネス社会にいる人たちと付き合います。

 

会話は常にシビアです。

「農業やっているらしいけど、ちゃんと利益出てるの?」「奥さん子供を路頭に迷わせるようなことするなよ」って。

 

かなり厳しい意見をぶつけれます。

 

しかし、Bさんはこれで奮起します。そうだ!農業もビジネスだ。正当な利益あげる農業ビジネスをしよう!って。

 

二人の決定的な違い四つ目は環境です

これも誤解されないように補足しますが、「地域の方と付き合うのが悪いのではなく、厳しいくも正当な意見を言ってくれるヒトと付き合うことが大事だといことです」

 

Aさんは周りや友人の声を聞き入れて、それから以前の会社でやってきたように製造原価を見直し損益分岐点を分析し、正当な利益を得るために取引先と正当な価格で取引できるように交渉を始めたのです。

 

一方、Aさんは「農業だから仕方がないよな」って周り甘い言葉やぬるい環境に流され始めてしまいました。

 

自分の農産物が一体いくらで売れればいいのか計算もせずに闇雲にお客様から言われるがまに振り回され、市場の相場に翻弄される農業をやる羽目になってしまったのです。

 

一方Bさんは取引先とパートナーとしての関係を築き、互いniwinwinの関係を構築することに成功しました。

 

つまり、二人の決定的な違い5つ目はお客様との関係性です

 

Aさんは今、改めて5つのポイントを見直しています。

・始めたきっかけ

・おカネの使い方

・目標の立て方

・取り巻く環境

・お客様との関係性

 

 

いかがだったでしょうか?

 

同じ農業の素人が同じ時期に農業を始めてもこんなに差が開いてしまいます。

今回お伝えしたかったのは「農業はテクニックだけで成功失敗が決まるわけではない」ということです。

 

全国の若手農業者が夢を持って農業に取り組んでいるにもかかわらず、ちょっとしたことで成否がわかれる事例をこれまでたくさん見てきました。

 

農業で苦しむことはありません。

農業で楽しみ、農業で幸せになってほしい。いつもそう願っています。

 

 

「新規農業者が成否を分けた5つのポイント」についてもっと聞きたいと

思われる方は、次のセミナーで詳しくお話を致します。

お時間ご都合つかれる方は是非お越しください。

 

「新規農業者が成否を分けた5つのポイント」

日時:平成31年4月13日 13:30~

会場:熊本県合志市御代志高良木499-3 2F セミナールーム

会費:無料

お申込みはメールにて info@notera.co.jp

又は、農テラスホームページ、お問い合わせフォームからお申込みください

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