日本の農業界に坂本龍馬が必要

こんにちは脳を耕す農業講演家の山下弘幸（やましたひろゆき）です。

今回の、農テラスブログのテーマは「日本の農業界に坂本龍馬が必要」について

 

幕末、薩摩や長州の志士たちは倒幕を目指した。

あの時代に自分がいたらどうしていただろうか。

 

植民地支配を進めていた列強国がこぞって日本に詰めかけ開国を迫る中、

日本は大きな決断を迫られていた。

 

攘夷派は諸外国を拒絶せよと訴えたが、結局は外国と戦うのではなく

先進国に習い自ら国を強くする富国強兵の道を選んだ。

 

国内で争っていても埒が明かない。それより日本という国でまとまろうぜ。

そう言っていたかもしれない。

 

それまでは、「お前はどこの国のモノだ。」って

江戸時代までは隣の藩と常に争っていた時代である。

 

あの頃の日本には藩が１００あってそれを幕府が統治していた。

その藩から許可なく抜け出すと脱藩だといってその浪人は殺される。

 

凄い時代だ。でも、なんだか今の「あれ」に似ている。

 

その後廃藩置県が行われたがなんだか今もその名残はあるように感じる。

 

産地間競争で国内のシェアを取り合っている農業界は知らず知らずのうちに

海外からの農産物に寝食されているのに気づいていない。

 

幕末に国内で藩と幕府が争っているうちによその国が侵略してくるようなもの。

 

あの時、

 

ねえ、ねえ、国内でいがみ合っている場合じゃなくね？

それよりさあ、藩が連携して外国に負けない日本を作ろうよ！

 

これを提案したのが薩長同盟を結ばせた坂本龍馬です。

 

今の日本の農業界に坂本龍馬が必要だって思っています。

わが藩だけが儲かればいい。って感じの「あれ」が全国に５８４もあるんです。

 

合併は統合が進んでいますが、廃藩置県をやって、富国強兵にシフトしないと

日本農業ごと衰退してしまう。

 

幕末はそういった日本の危機を感じていた志士たちが全国にたくさんいた。

 

さて、今、日本農業の危機を感じている若者はどれだけいるだろうか。

行動に移すエネルギーを持つ若手農業者はどれだけいるだろうか。

 

もしそいう言う若者がいたら一報いただきたい。

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山下弘幸（やましたひろゆき）プロフィール
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