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今年得た農業所得は3年先の生活費に充てる

2021.01.19 コラム

今年得た農業所得は3年先の生活費に充てる

こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

今回の、農テラスコラムのテーマは 農業所得についてです

 

この時期自営業、農家さんたちは確定申告の書類づくりに追われる

私も27歳から確定申告を親から教えてもらいながら見様見真似で始めた

今年の売り上げはいくらっだのだろうか?

今年の経費はいくらだったのだろうか?

今年の利益はいくらだったのだろうか?

 

農家の利益は農業所得と混同される

売上から、必要経費を引いた残りが農業所得といって

事業主の所得となる。

しかし、これがすべて事業主が使って良いわけではない。

まず、

その農業所得から

健康保険、国民年金、個人の生命保険などを支払う。

他にも扶養家族などの控除される額を引いた残りに

課税される所得税を支払う

その残りが農家(事業主)の所得となる

 

当然、この農家の所得はその年で異なる

売上が多い年もあれば少ない年もある

経費が多い年もあれば、少ない年もある

 

いずれにしろ残りの額が農家の暮らしを支える所得なのだ

農林水産省が発表している

主業1経営体当たり総所得(個別経営)うち農業所得は

662万円

この数字をみてあなたはどう思ういますか?

すごーい。農家って所得多いじゃない!って思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし実情はこれらの所得よりはるかに多い所得を得ている農家もあれば

全く低い所得の方もいらっしゃいます。

数値はどこからどこまでのデータを取るかで違います。

いずれにしろ、農家はこの所得をすべて使い切ることはしません。

なぜなら次年度災害などで所得が大幅に減るリスクを知っていているからです

 

農家は蓄えと共に生きています

江戸時代、農家から集めた租税(年貢)は大名が管理していました。

大名とは大名主のことでその地域の年貢を管理するのが役割です

農家から集めた年貢は大名や役人が贅沢するために使ったのではなく、

万一のために備蓄していました。(備蓄米)

2年間災害がなかったらやっと武士たちにそのお米を配ります。

これを俸禄米と呼びます。

つまり、備蓄された新米には手を付けずにいつも2年後のお米を食べていたのです

万一飢饉などが起きたとき飢えないように。

 

農家も今年の所得は3年先の備蓄とするのが賢明です

気象変動の激しい昨今、今年と同じ天候が来年もある保証はありません

つまり今年と同じ所得があるとは限らない。

だから今年の所得は3年先の生活に回す。

 

この思考を今の農家は忘れてしまっています。

なぜなら、

災害が起きたら補てん金をもらうのに慣れてしまっているからです。

 

確かに国や行政が守ってくれますが、

それでは自立した農家とはいいがたい・・・

 

一般企業では内部留保で会社の体質を強化するか、

会社の信用を上げる努力をして金融機関から融資してもらえるような

体質強化を怠りません。

 

この表に私たちも

今年の所得は3年先の未来に使う。そういう農業を目指したいものです。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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