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コラム 2020.12.11

アフターコロナにおける今後の農業情勢とビジネスチャンスについて

皆さんこんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸です。

今回の、農テラスコラムのテーマは

アフターコロナにおける

今後の農業情勢とビジネスチャンスについて

アフターコロナのビジネスチャンスは3つある

コロナ禍で伸びている産業は

エンタメ・通販・食品です

先の二つは巣籠需要にけん引されています

我々が注目すべきは通販と食品

そもそも

食品産業は国内80兆円ともいわれています

GDPが550兆円でこれまでけん引してきた製造業が60兆円。

それを上回る食品産業は各国の経済の要となっています

TPP発令による各国の農産物出戦略はこれからも過熱し

本格的なボーダレス社会の到来です

 

これを受けて何が起きているかといえば

その80兆円の産業を支える材料の確保です

食品産業はこぞって材料供給してくれる産地を探しています

つまりこれからは食品産業と材料供給の連携がさらに強固になるのです

 

個人で大規模化した農業法人経営者は

既にイオンと組んだりセブンアイホールディングスと組んだりしています

 

結論を言えばこれからは食品業界とどれだけ組むかが

農業者の分かれ目です

個人で販路を広げている農家、農業法人はどんどん食品産業とつながります

組合に参加している人はその組合だどの商社、どの食品産業と手を組むかで

勝負は決まります

卸売市場と癒着して有利になるような働きかけをしているようなやり方は

古いですね。

 

シェア争いのど真ん中でライバルを蹴落として泥臭く戦っている

商社と組めるところでなければ生き残れません。

 

仮に生き残れたとしても食品業界からの下請けもしくは孫請けでしかありません。

また、これらのビジネスとは全く異なる動きも農業界に誕生しました

 

それがダイレクト販売です

先に話した食品業界のぎすぎすした世界とは全く異なる

ランチェスター戦略です。

 

これはわかりやすいくいうとwebを使ったネット販売です

世の中大手企業ばかりではなく、小さな商店や飲食業をやっている人がたくさんいます

その小さな企業や商店もまた生き残りをかけて

食材の確保を一生懸命にやっています

これらを対象にした業務用ネット販売もかなり流行ります

 

もちろん個人もネットで野菜を買い始めます

ネットで農産物を買うと

間違いなく良いものが届く時代がやってきます

理由は二つ

一つはレビュー。インチキな商品、粗悪な商品を送ればレビューはおろかネット上で炎上します

だから、個人に配送する商品はどんどん良いものになっていくでしょう

 

また、ドローンや自動運転が普及し始めるので

物流ももさらに進化します。

 

コロナの最中にネット販売へシフトした方はかなり多いはずです

自社でサイトを作らなくても

タベチョクやポケマルなどecサイトに登録すれば

今すぐ誰でもネット販売が可能です

 

ただ、お客さんに選ばれるかどうかは別問題です

他にも

 

・飲食業は顧客回転数より客単価を上げるでしょう

・食品ロスが厳しくなりますのでジャストインタイムで納品することを

求められるでしょう

・輸出にて耐える品種が伸びてくるでしょう

・輸入に対抗するには安定供給か、大量に流通に対応すべきです

・外国人労働者へもっと依存します

・労働賃金がたかくなりますのでしっかりと利益を確保できる体制を

整えないとおカネが回らなくなるでしょう

・農協は会社のように農家を統率する時代になります

そうしないと大手と組めないからです

 

大手商社と組んで食品マーケットの供給母体として存在感を増す農協と

農家の意見を尊重して泣かず飛ばすの農協と格差が生まれるでしょう

 

あくまで予測ですが

アフターコロナでは全く新しい価値観で時代が動き始めることは

間違いないようです

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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